お腹にやさしい『里芋』を使って、特別な日のごはんを作ってみよう!
つるんとして食べやすい、お鍋の中で手軽に作れる和風の里芋まんじゅうです。わんちゃんとの春のちょっとしたお祝いやパーティーにいかがですか?もちろん!人間も一緒に、美味しく食べられます。
消化が良く、お腹にやさしいので、シニアのわんちゃんや硬いものが苦手なわんちゃんにもおすすめです。
やわらかくて口あたりのよい『里芋』を使って、簡単で美味しいお祝いメニューを作ってみましょう!
それでは作ってみましょう!
材料
里芋 | ごく小さいもの4個 |
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人参 | 小さめのもの1本 |
鰤 | 3切れ(約250g) |
卵 | 1個(Мサイズ) |
本葛 | 10g(又は片栗粉でも) |
椎茸パウダー、 又は煮干し粉など | 小匙1(※出汁用です) |
※小さめの里芋まんじゅう約8個分の分量になります。
※体重8.5㎏のわんちゃんで、里芋まんじゅう2個が食べさせる目安です。その日の運動量、食事内容、お腹の調子に合わせて量は加減してください。
作り方
1、人参と里芋は皮をよく洗い、茹でる。柔らかくなれば、そのまま冷ます。
2、鰤は、フライパンで焼き、ほぐしておく。
3、「1」の里芋を半分に切り、皮をつまんでつるりとむく。里芋と人参をフォークで粘りが出るまで潰す。
4、「2」の鰤と「3」の里芋と人参、卵、本葛をフォークなどで粘りが出るまでよく混ぜる。
5、浅めの鍋かフライパンに少量のお湯を沸騰させ、椎茸パウダーを入れる。「4」のタネをスプーンで丸く落とし、弱火で煮る。
6、火が通ればそのまま人肌まで冷ます。スープと共に盛り付けて、出来上がり。
ふっくら柔らかい『里芋ぶりまんじゅう』のできあがり!
気を付けること
- 鰤の骨は取り除いてください。(刺身用のサクでも作れます。)
- 人肌まで冷ましてから盛り付けると、崩れにくくなります。
- アレルギーのある食材は食べさせないように、ご注意ください。
このレシピのポイント
つるんとなめらかで口あたりが良く、とても柔らかいので、わんちゃんのお腹にやさしいごはんです。また鰤と卵で、良質のたんぱく質がしっかり摂れるレシピになっています。
このごはんを食べると、わんこの身体にどんなふうに良いの?
里芋
- 身体を温め、低カロリーな食材
- ぬめり成分が、胃腸の粘膜を保護してくれます。
- 胃腸を潤す働きがある
- 皮膚の乾燥でかゆみが見られる時に効果的
※里芋のぬめり成分を逃がさないために、皮ごと茹でるのがポイントです。
鰤
- EPAとDHAには、血管を若返らせ、血流を良くする作用があります。
- また、DHAは脳の健康にとても良い脂です。
ちょっとアレンジ!
- 鰤の代わりに、鮭や白身魚でもアレンジ可。美味しく作れます。
- 半量のタネを焼いて、お魚と里芋のハンバーグにアレンジ。
- 少量の大根おろしや、カブをすりおろしたものを添えると、さらに消化が良くなります。
- 鍋に残った汁を沸騰させ、細かく切ったキャベツをさっと煮て添えると、彩りが綺麗です。
人間用には、醤油とおろし生姜で軽く煮ると美味しくいただけます♪
まとめ~美味しく食べて、身体の内側から健やかに~
くんくんくん!いいにおい!
今回は、つるんとして柔らかい「里芋ぶりまんじゅう」をご紹介致しました。
お魚がお求めやすいときに多めに焼いてストックしておけば、気軽に作れると思います。
春先は、油断すると体調を崩しやすいもの。こんなお腹ぽかぽかメニューをわんちゃんとご一緒にいかがでしょうか。