科学者達の研究結果を【応用行動分析】誌が発表
犬好きの方は愛犬といると大変幸せを感じます。では、犬も同じ様に主人といると幸せを感じているのでしょうか?
最近、科学者達によって『犬は人といる時のみに幸せを感じる』という、非常に興味深い研究結果が【応用行動分析】誌で発表されました。これら一連の実験によって、更に愛犬を好きになる結果が出ています。
さて、どんな実験なのかを見て行きましょう。
実験内容と結果
この実験は、リビングルームに通じるドアがあり、テーブルと椅子が置いてある部屋を使用しました。ホールには飼い主さんが座っていますが、犬との接触は禁じられていたそうです。犬が飼い主さんの傍に行くには【特別なボタン】を押してドアを開けなければなりません。
しかし犬は、飼い主さんの傍に行きたくて、直ぐにドアを開けることを学ぶことができました。恐るべし犬の学習能力、と言いたいですね。
そこで研究者らは、好きな玩具を部屋に置いて妨害を試みました。しかし、それでも犬は玩具をチラ見はしたものの、飼い主さんに会いたい一心で一目散に飼い主さんの傍に行ったそうです。
犬はなぜ人間といる時のみ幸せを感じるのか?
こんな言葉があるそうです。
最近の研究で言われているのが、「犬と人間は10万年前から一緒に暮らしていた」ということです。つまり、犬と人間は一緒に進化してきたのです。
よって、人間が犬を利用しながら犬を愛した事、それが人間そのものを形成する一要素となりました。
それにより犬が古くから人間に仕えた事で、人間を愛する事が犬そのものを形成する一要素となって行った、とされています。
まとめ
私がこの研究結果を知って更に強く感じた事ですが、人間、特に飼い主さんは愛犬に癒してもらい、犬は人間から美味しいご飯を食べさてもらう。そして犬は飼い主さんから様々な愛情を注いでもらいます。
そんな飼い主さんと一緒に暮らす事が犬にとって最高の幸せとなり、その幸せを犬は日々感じているのではないでしょうか。
この世の中で、もしも運命と言うものがあるのならば、人間と犬は最初からその様な定めにあったと信じています。
『犬って最高!・・・大好きです』
私は心からそう思います。