ワンコに洋服を着させるということは、ただ『かわいい』というだけではなく、使い方次第で体温調整や抜け毛予防など、健康維持やマナーを守るためにも活用できるものです。
洋服を着せるメリット
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外出時の抜け毛を予防する
飲食店など、他人と共有する場所で、抜け毛を落とすことを最小限にできます。お友だちのおうちにお邪魔するときもいいですね。 -
外出時の防寒対策になる
寒さが苦手な犬や子犬、高齢犬など、寒い時期に洋服を着せてあげると体温調整のサポートになります。 -
外出時の汚れ、濡れ、アレルギーを予防する
泥はねなどの汚れから守ることができる上に、草木に触れたり、虫に刺される部分が減りアレルギー予防に役立ちます。 -
災害時や緊急時の対策になる
靴が履ければ、瓦礫などが落ちた道を歩かなければならないときに、足を怪我から守れます。 - 看護や介護対策になる。
術後にエリザベスカーラーをつける際や、将来介護でオムツが必要になった場合にスムーズです。
愛犬に合った洋服を選ぼう
間違ったサイズの洋服を着せていると、肩部分がずるずると落ちてしまったり、後ろ足が裾の中に入ってしまったり、洋服が足に引っ掛かってしまう原因になるので、愛犬に合った洋服を選ぶことが大切です。
選ぶポイントは、首回り・胴回り・着丈の三ヶ所が愛犬に合っているかです。
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首回りは首輪の下の位置を測る。
お座りをさせ、犬の体を安定させます。首で一番太い首輪のすぐ下をゆるませないように毛にメジャーを沿わせながら計測します。 -
胴回りは前足のすぐ後ろを測る
胴体で一番太い、前足のすぐ後ろにメジャーを回して測ります。正しいサイズを測るために、犬を立たせた状態で計測します。 -
着丈は首輪からしっぽの手前まで測る
犬は洋服がしっぽにかかると嫌がります。着丈は小型犬なら、首の付け根からしっぽの1~2cm手前、中型大型犬は、3~4cm手前までを目安に計測します。
タグを見るときは、計測したサイズが、表示のサイズに当てはまるものを選びます。三ヶ所すべてのサイズが当てはまらない場合は、首回りのサイズが合う洋服を選ぶようにしましょう。
我が家の愛犬も、外出時には洋服を着せています。お勧めは背中ジッパータイプです。我が家の愛犬は被るタイプの洋服を着させる際に、嫌がってしまうので背中ジッパータイプにしています。
足を通したあとは、背中のジッパーをあげるだけでせので、着させるのがとても楽ですよ。