犬も大丈夫!2月が旬の野菜とは?
1年を通して様々な野菜に旬な季節がやって来ますが、もちろん寒い2月にも旬となる野菜は多く存在します。そんな2月が旬の野菜ですが、犬が食べても大丈夫な野菜はあるのでしょうか。「あるならば一緒に旬な味を楽しみたい」と思う飼い主さんは多いでしょう。今回は2月が旬と言われている野菜の中から、犬が食べても大丈夫な野菜を5つご紹介します。
1.キャベツ
まずはキャベツです。普段からキャベツは食べさせているというご家庭も多いように、キャベツは犬が食べても大丈夫なだけでなく、ビタミンや酵素、食物繊維が豊富に含まれているため、健康にも非常に良い野菜です。
特にビタミンは様々な種類のビタミンが含まれているため、バランス良く摂取することできます。ドッグフードとは別に、おやつ感覚で与えるとバランス良くビタミンが取れるため、おすすめです。
しかし、食物繊維が多いため、あまり与えすぎてしまうと下痢になってしまう可能性もあるため、少し千切ったものを湯煎し与えるようにしましょう。甲状腺にトラブルがあるわんちゃんは避けたほうがよいでしょう。
2.小松菜
実は小松菜は、犬にとっても非常に体に良い野菜と言われており、キャベツと同様に与えすぎには注意が必要ですが、適量、メインではなくおやつ感覚で与えるのであれば、健康に良いとされています。
小松菜はミネラルが豊富な野菜ですので、カルシウムや鉄分もたっぷり摂取することが可能です。特に骨や歯を丈夫にしたり、ホルモン分泌を活発にさせるカルシウムは、野菜の中でも特に豊富に含まれていると言われています。
またシュウ酸と呼ばれる犬が結石になりやすくなってしまう物質も含まれている量が非常に少ないため、安心して与えることができる食材です。
3.大根
大根も犬が食べても大丈夫な野菜の1つです。こちらも犬が生活を送る上で大切な成分を多く含んでおり、マグネシウムやカルシウム、そしてビタミンが特に豊富に含まれています。
ビタミンが豊富に含まれているという話がありましたが、このビタミンを摂取することによって、老化防止や余分なタンパク質を消化する働きもあるため、体内の栄養バランスを保ってくれる働きもあります。
しかし、大根の場合は、含まれているカリウムが腎臓の弱い犬に良くないため、腎臓が弱い、あるいは病気を患っている場合には与えないように注意しましょう。
4.ブロッコリー
ブロッコリーもビタミンが多く含まれているため、普段からビタミンを上手に摂取できていないという子にはもってこいの野菜と言えるでしょう。病気への抵抗力を高めてくれる効果もあるため、寒い2月は特におすすめです。
しかし、ブロッコリーの茎は固いため、生で食べさせてしまうと体内で消化しきれない恐れもあります。そのため、与える際は茎以外のところを与えたり、あるいはしっかり茹でて柔らかくしてから与えるようにしてください。
5.ふきのとう
実は2月に旬を迎えるふきのとうも犬が食べても大丈夫な野菜の1つです。少々苦みがあるため、「犬は食べちゃ駄目なはず」と思い込んでいた人も多いでしょうが、与える量を加減することで薬と同じような効果を発揮してくれる食材なのです。
しかし、食べることはできてもその苦みと匂いからあまり好む犬はいないようです。そのため、無理してあげる事もありません。ここまで4つの野菜を紹介してきましたので、野菜を与える際はそちらを優先的に与えてあげると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このように2月に旬を迎え、犬が食べられる野菜は存在します。しかし、何度も出てきたように、与えすぎると下痢を起こしてしまったり、消化不良を起こしてしまう可能性があるため、1欠片あげるという程度に止めましょう。