1.イチゴ
今が旬の果物と聞いて、一番に頭に浮かぶのはイチゴではないでしょうか?甘酸っぱいイメージのイチゴは、実は果物の中ではビタミンCの含有量がトップクラスといわれています。
わんこもOK!冬のおやつにどうぞ
イチゴはわんこも食べることのできる食材です。体重10kgのわんこであれば、1日に2粒(40g)程度が適量です。与える場合にはヘタをとって、小さいわんこであれば食べやすい大きさに切ってあげましょう。細かい種子は気にする必要はありません。
抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれているので、ストレス解消効果や、免疫力向上効果も期待できる一方で、カロリーも10gあたり約3.4kcalと低いので、冬を元気に乗り切るためのおやつに最適です。
ただし、いちごにはキシリトールが含まれているので、キシリトールはわんちゃんに中毒を引き起こす恐れがあります。あげる際は適量を守りあげすぎには十分気を付けましょう。
2.キウイ
キウイは外国産の輸入品が多いため、季節感がわかりにくい果物かもしれません。実は、国産キウイの旬は冬なんです。
わんこもOK!お肉との食べ合わせに効果あり
キウイもわんこが食べることのできる食材です。体重10kgのわんこであれば、1日に20g程度が適量です。与える場合には皮を剥いて、また、中心の種子の部分は消化できない場合があるので、できれば取り除いてあげるようにしてください。
キウイにはタンパク質分解酵素が含まれているため、わんこが大好きな肉類の消化を助けてくれる効果があります。ただし、与えすぎると食物繊維も含まれているため下痢をしてしまう場合があるので、量には注意してあげましょう。 また、糖分も高いのであげすぎには十分注意してください。
3.リンゴ
リンゴの旬は秋から冬で、品種にもよりますが、2月は旬の終わりかけの時期にあたります。保存が利くので、長く楽しめる果物の1つです。
わんこもOK!ダイエット中のおやつにもおすすめ
リンゴもわんこが食べることのできる食材です。体重10kgのわんこであれば、1日に40g程度が適量です。皮の部分にポリフェノールが多く含まれているので、芯と種子は取り除いたうえで皮ごと与えるのがベストです。
ただし、中には皮に対して消化不良を起こす子もいますので、注意しましょう。また、りんごは固いため、まれに喉に詰まらせてしまうわんちゃんがいます。なのでその子の飲み込みやすい大きさにカット、もしくはすりおろしてあげるようにしてください。
果物の中でも栄養価が非常に高く、コレステロールの排出効果が期待できる他、ペクチンが腸内環境を整えて便通をサポートしてくれます。栄養価が高いにもかかわらず、10gあたり約5.4kcalと比較的低カロリーでもあるので、ダイエット中のわんこのおやつとしてもおすすめです。
4.柑橘類
柑橘類とひと口に言っても、みかんやオレンジ、デコポン、伊予柑等、種類はさまざまで旬の時期もさまざまです。ですが、柑橘類の代表格であるみかんをはじめ、寒い時期を旬にするものが目立ちます。
わんこに与える際には少し注意が必要!皮むき必須
柑橘類もわんこが食べることはできますが、少し注意が必要な食材です。外皮部分に中毒性物質であるソラレン等を含む場合があるからです。どうしても与えたい場合には、外皮と薄皮・種子を丁寧に取り除いてから与えてください。体重10kgのわんこであれば、1日30g程度までは与えることができます。
果物はおいしいけど食べ過ぎ注意!
果物は甘みが強いので、好んで食べるわんこも多いのではないでしょうか?わたしたちも素材のままで食べることが多いので、わんこにもおすそ分けしやすい食材といえます。
果物の甘みのもととなっているのが果糖ですが、この果糖は腸での吸収が遅く、ゆるやかに消化されるため、血糖値の上昇もゆるやかです。ただし、果糖を摂取しすぎると中性脂肪が蓄積しますので、食べ過ぎには要注意です。目安として、1日の摂取カロリーの1割程度に留めておくようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?2月が旬の果物には、わんこといっしょに楽しめるものが多くあることがおわかりいただけたかと思います。与えすぎには注意ですが、適量を守っておすそ分けしながら、寒い冬を元気に乗り切りたいですね。