愛犬にトイレのしつけをする時の注意事項
愛犬のトイレのしつけに入る前に、まずは絶対にやってはいけないことを頭に入れていくことが大切です。
トイレを失敗しても叱ってはダメ
ついやりがちですが、絶対にやってはいけない事は粗相をしてしまったワンちゃんを叱ってしまうことです。
おしっこをしてはいけない場所にしていると反射的に「ダメッ!」と言ってしまいそうになりますが、もしそこで叱ってしまうとワンちゃんはその場所にしたことに対して怒られたのではなくおしっこをした行為に対して怒られたと思い「おしっこをすると叱られる」と勘違いしてしまいます。そしてその結果、隠れた場所でおしっこやうんちをするようになり、最悪の場合うんちを食べてしまう食糞症と言う症状に陥ってしまいます。
このような事にならないためにもトイレに失敗してしまった愛犬を叱る事は絶対に避けましょう。
過剰に反応しない!
次にやってはいけない事は、トイレを失敗したワンちゃんに向かって大きな声で反応してしまうことです。
トイレに失敗するとついつい「あー!」などと大声を出してワンちゃんに駆け寄ってしまいそうになりますが、こうしてしまうとワンちゃんは「トイレもすると構ってもらえる。」と勘違いしてしまい、寂しい時やかまってほしい時に、私たちパパママの気を引くためだけにトイレとは違う場所で排泄してしまう結果になってしまう可能性があります。
つまり、もしトイレを失敗してしまったら大声を出さず、駆け寄りもせず、平常心を保ちながら早急に片付けるのが理想です。
トイレできない原因
次になぜトイレできないのか、その原因を見つけてあげましょう。
いちど失敗しまた同じ場所にするような場合は、もし可能であればその場所をトイレにしてしまうのもひとつの方法です。
もしその場所がトイレにできないような場所であれば、消臭剤とお使いきちんと匂いを消排泄の痕跡をなくすようにしましょう。
このように原因はただ単にしつけ不足だけではありません。
1、恐怖心やストレス
他にも、病気怪我または強い恐怖心ストレスなどその原因は様々です。
おしっこの回数や量などが以上に増える病気もあるためよく観察することも大切です。
2、怪我でトイレに行けない
また、骨折や関節等を痛めた際にも痛みでトイレの場所までいけない場合もありますので、それも考慮して考えてあげなければなりません。
3、トイレが気に入らない
そして、意外に多いのがトイレが気に入らないとの理由での失敗です。
実際我が家でも、シーツを変えたところトイレの失敗が一切無くなりました。
しかしなにもトイレが気に入らないのシーツだけではありません。
トイレの近くにワンちゃんにとって嫌なもの・怖いものはありませんか?
人間からすれば大したことがないものでも、ワンちゃんにとっては脅威になるものやことがたくさんあります。
ワンちゃんの立場になってよく考えてあげることが大切です。
4、トイレが汚い
あと、ワンちゃんはきれい好きなためトイレが汚いことが原因の場合もあります。
人間だって汚いトイレには入りたくないですよね?
こまめに掃除をして常に清潔にしてあげるのは当たり前のことです。
5、気を引くため
先ほど少しお話にもありましたが、私たちパパママの気を引くためにわざと粗相する場合もあります。
ワンちゃんにちゃんと構ってあげられていますか?
テレビやスマホ、パソコンばかり見ていませんか?
ワンちゃんの欲求にきちんと答えられていないのにもかかわらず粗相を全てワンちゃんのせいにするのは間違っています。
ワンちゃんが粗相をしてしまうのは、あなた自身にも原因がないかきちんと考えなければなりません。