我が家に愛犬がやっきた頃、とある躾けの方針について私と両親が揉めた事がありました。
それがトイレトレーニングでした。
もちろん両親は愛犬を可愛がってはいましたが、トイレを失敗する事が許せないようで、その都度とても厳しく叱ってゲージに入れていました。
それに反して私は「そんなに怒ったら可愛そう。いつかキチンとできるようになるんだから」とゲージには入れず、粗相をしても叱らないで黙々と掃除していました。
これ、もうお分かりかと思いますが、どちらの躾けも間違っていました。
そしてその結果、生後半年を過ぎてもトイレでオシッコができないままだったので、改めて家族会議をした後に躾のやり直しをする事になりました。
という事で今回はワンコのトイレトレーニングの正しいやり方や、その際に役に立つグッズを我が家の体験談を交えながら紹介させていただきます。
まずトレーニングを開始する前にワンコがどのタイミングで排泄をするのかを知っておきましょう。
- 食後
- 散歩や沢山身体を動かした後
- 起床時
この3点が主に排泄をしやすいと言われています。
更にワンコは排泄前に色々なサインを見せてきます。
- やたらと地面の匂いを嗅ぐ
- その場で何度もグルグル回る
等が代表的です。
トイレトレーニングのやり方
以上の習性を学んだら早速トレーニングを開始します。番号順に挙げていきますね。
①トイレの場所を覚える為にも、ワンコを迎えてきてから約一週間はゲージから出さない
基本的にトイレの設置は広めのゲージの中に設置してあげて下さい。
そして上記のサインをしてきたら、すぐにトイレの上へ移動させて排出させます。
どんなにワンコが「出して~」と鳴いても決してゲージから出さないようにして下さいね。
私はここで甘えが出てしまった為に失敗していたんですね…
ここで1つおススメしたいゲージを紹介します。
ペティオから出ている「ドッグルームサークル」です。
この商品はゲージ内が2つ分かれている仕組みになっているのでトイレの部分と寝床の部分が別になっている分、掃除もしやすく、トイレの場所も認識しやすいので一石二鳥ですね♪
②サインを見せたら即誘導
1週間が過ぎ、ある程度トイレに慣れてきたら、ワンコをゲージから出します。
※ただしゲージのある部屋だけにしましょう。
そこでワンコが催した時にゲージまで行ってくれれば良いですが、もしこの時点で失敗しても決して叱ったりしないで下さい。
排出=怒られると認識してしまい、隠れてオシッコをするようになってしまいます。
家の両親はコレをやっていたんですね。
③ゲージ意外にもシートを敷く
もし②で失敗したら、ゲージだけでなく部屋の広い範囲にもシートを敷いてあげ、「とにかくこのシートにオシッコをする」と覚えてもらいましょう。
そして慣れたら徐々にシートの数を減らしていきましょう。
またこの時に使える便利なシートがあります。
ジョイペットから出ている「ザ・しつけ トイレの学習シート」は、「誘引・認識香料」を配合しているので、通常のシートよりもトイレの認識がしやすい構造になっているんですよ!
私個人の意見になってしまいますが、「家の子のトレーニング中に出会いたかった!」と思わずにはいられません(笑)
番外編
ワンコは習慣性の強い生き物なので、その性質を利用してあげるのも良い方法です。
例えばワンコが催してソワソワしてきたらトイレへ連れて行き排出をさせる際、「シーシー」等と掛け声出し、それをトイレの度に何度も繰り返します「シーシー」=トイレと認識するので躾がしやすくなりますね。
最後になりますが、ワンコの躾の中でもトイレトレーニングは一番大変ですが、私達飼い主は甘やかし過ぎず厳し過ぎず根気強くワンコに付き合って一緒に乗り切っていきましょう!