犬の爪の伸び具合は、体質や生活環境によって異なりますが、爪が伸びすぎると、体を掻いたときに自分の皮膚を傷つけてしまったり、歩いているときに何かに引っかかって折れてしまうことも考えられます。
ですから、飼い主がきちんと爪のケアをして、常に短く切りそろえてあげましょう。
爪を自分でかじる子もいますが、飼い主がケアをしてあげなくてはいけません。
爪のお手入れポイント
犬の爪は人間と同様に、根元の部分には神経と血管が通っていて、傷つけると痛がります。
爪が白い犬の場合は血管がピンク色に透けて見えるので白い部分を犬専用の爪切りでケアして血管を切らないように注意します。
爪の黒い犬種の場合は、血管が見えないので少しずつ切り進めて爪の切断面がじわっと湿ってきたところを目安にストップしましょう。
爪切りの後はやすりで切断面を丸くしておく必要があります。これは自分の体を掻いたときに皮膚を傷つけないようにするためです。
他にも、犬の足は細くて、衝撃に弱いので、犬の足を押さえるときは、力を入れすぎないようにすることも大切です。
我が家で愛用している、お勧め爪切り
プレシャンテ犬用ネイルカッターギロチン式
です。
対象は全犬種(短毛犬、長毛犬)で、大きさはW16×H140×D5mm、重量が16gと女性にも扱いやすいです。
爪切りは、深爪しにくいギロチン式で、少しずつ角をとれるようになっています。
引っ掛かりのない、なめらかな爪に仕上がりを綺麗にしてくれるヤスリ付きということもお勧めです。
足先は犬にとっても繊細な場所です。飼い主が恐る恐る爪を切ろうとすると犬にも不安が伝わるので、はじめは慣れた人に手伝ってもらうとよいです。
また、どうしても自分で切るのが難しい場合はプロに任せるのも愛犬のためですよ。