多頭飼いをしてみようと思ったときの注意点、メリットデメリット、お金や手間がどのくらいかかるのか、実際のところをご紹介します。
多頭飼いには、メリットもデメリットもたくさんあります。
いっぱいわんちゃんがいた方が寂しくなくて良いんじゃないかしら、とか、犬に囲まれた生活がしてみたいな、なんて考えている人は、ちょっと待ってください。
一緒に住める性格?
わんちゃんにだって個性があります。
人間だって、苦手な相手と一緒に住むのは苦痛ですよね。それと同じことが、わんちゃんにも起こりうるんですよ。
多頭飼いをするときに一番気を付けなくてはいけないのは、その子たち同士が仲良くできるかどうかということです。
ペットショップでも、お試し外泊をさせてくれるところもありますよね。
もともと1頭飼っていて、新しい子をお迎えしたい、という人は、ぜひこの制度を利用してみてください。
実際に、嫉妬深くて飼い主さんがもう一方の子を構っていると怒ってしまうというケースや、新しい子が怯えてしまって一緒にいられないというケースも見られます。
もといた子も、新しい子も、ストレスなく一緒に暮らせるようでなければ、楽しい多頭飼いはできないのです。
お金・世話は2倍!
次に、手間やお金の問題もあります。
当然、狂犬病やフィラリア、ペットシーツ、ドッグフードなどは2倍必要になりますね。
お散歩だって、例えば、10kgの子2頭を連れて歩くのは結構大変です。
もし将来介護が必要になった場合も、2頭分の面倒をみなくてはいけません。
お金や労力、時間に余裕が全くないけど、2頭で遊ばせておけばいいからラクチンよね、なんていう考えでは、うまくいかないのです。
このように、多頭飼いには注意しなくてはいけないことがたくさんあります。
2頭が楽しそうだと幸せ!
でも、2頭が寄り添って仲良く眠っていたり、帰宅したときに両側からぴょんぴょん大喜びで歓迎してくれたりする姿を見ると、そんな苦労は吹っ飛んでしまいます。
一緒にごろごろとじゃれ合いながら遊んでいる姿や、追いかけっこをして部屋中を走り回る姿を見られるのは、多頭飼いならではの魅力なんです。
家の中の毛や洗濯物が2倍になっても、お金がたくさんかかっても、ちょっぴり膝の上が重くっても、そんなことはどうでもいい! と思えてしまうほど可愛くて、幸せなものですよ!