シェルターに連れて来られたピット・ブルのパティ
皆さんは生活難で苦しんでいた場合、愛犬を手放す事を考えますか?多くの飼い主さんは、愛犬を手放す事が出来ないと思いますが、どうしても生活が苦しくなってしまった場合、生活費を切り詰める為に愛犬のケア用品等の消費を削減しなくてはいけません。
飼い主さんにとっては、愛犬に十分なケアがしてあげられなくなった現実を考えると、とても辛い事だと思います。愛犬の事を考えると「愛犬にとってもっと幸せな環境があるのではないか?」と考えてしまうかもしれません。
今回紹介する飼い主さんとピット・ブルの"パティ"も生活難に苦しみ、シェルターに引き取られる事になりましたが、パティは引き取られたシェルターで悲惨な運命を迎えてしまったのです。
アメリカ・バージニア州在住のヴァネッサ・トーマスさんは、愛犬のピット・ブルのパティと一緒に生活をしていました。しかし、トーマスさんの生活は財政困難に陥り、トーマスさん家族が暮らしていくのにも困窮した状態です。生活費を切り詰めて生活をしていたトーマスさんは、愛犬のケアを十分にしてあげられていない事に悩んでいました。
このまま愛犬と一緒に生活をしていきたいが、愛犬の事を考えると、愛犬にとってもっと幸せな環境があるのではないのか、愛犬を可愛がってくれる人がいるのではないか、と思い苦しむ日々を送っていました。
そして、愛犬の事で悩む日々を送っていたトーマスさんは、愛犬を手放すという苦しい決断をしてしまったのです。パティをシェルターに連れて行けば、きっと幸せな家族の元で生活ができると考えた結果でした。
愛犬を手放し、愛犬のいない苦しみに後悔
トーマスさんはパティをシェルターに預け、悲しみに暮れながら自宅に戻りました。愛犬のいない家は寂しいもので、玄関を開けたもそこにはいつもなら尻尾を振ってお出迎えしてくれるパティの姿はありません。パティをシェルターに預けてから、時が経つにつれてトーマスさんの心は後悔の念で埋め尽くされていきます。
そして、パティのいない生活が耐えられなくなってきたトーマスさんは、パティの事を思い直し、連れ戻す事を決断したのです。
トーマスさんはシェルターの開館時間の12時にパティを引き取りにシェルターにやってきました。トーマスさんは、愛犬に会える事を楽しみにしていました。しかし、そこで信じられない事実を告げられてしまったのです。
なんと、パティはトーマスさんがシェルターに連れて来た1時間後に安楽死をさせられてしまっていたのです。愛犬が安楽死させられていた事実を知らされたトーマスさんは、混乱しました。
トーマスさんは、愛犬が安楽死をさせられた理由を聞きました。すると、「シェルターの長官のデボラ・ブロートンさんに噛みついたから」というのが、シェルター側の説明でした。
長官のブロートンさんはのちにメディアに
と話しています。
トーマスさんはシェルター側の下した判断に疑問を持ち、
と語っています。
たった1時間で犬の性格が分かるものなのでしょうか?長官を噛んだ犬種がもし小型犬だった場合でも、同じように安楽死をするのでしょうか?このお話を読んでいて、ピット・ブルに対しての偏見が及ぼした悲惨な出来事でしかないと思ってしまいます。
今は、愛犬を失った事で後悔と悲しみで心がいっぱいだと思いますが、パティの為にも早く元気になって貰いたいと思います。
まとめ
今回の出来事だけではありません。ピット・ブルに対する偏見が生んだ悲惨な事件は、世界中に沢山あります。確かにパティは長官の手を噛んでしまった事は悪い事だと思います。しかし、シェルターに連れて来られ、どこにいるかも分からない状態で興奮していただけかもしれません。たった1時間で犬の性格が全て分かるわけではありません。シェルター側はもう少し、時間を持って犬の性格を判断するべきだったと思います。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 Mimi
30代 女性 匿名
20代 女性 らん
わんちゃんは、怖いから噛むんですよ。
現に、安楽死させられたわけですから。
このピットブルは、この人間が安楽死をさせるような男であることを感じとっていたのではと思います。
わんちゃんは敏感ですからね。
また、その恐怖を感じ取っていたのかもしれません。
安楽死させるような男ですから、ピットブルを殴る、叩く、ぞんざいに扱う、無理やり引っ張る、怒鳴る、など、わんちゃんを興奮させるようなことをしたのではないかと思います。
コメント欄の、アメリカかぶれの方のように、アメリカの人は、冷たい、いやそれ以上に、人間らしさ、命を感じる心というものが失われつつあるのかなと思いました。
ピットブルの攻撃性は分かりましたが、なぜ、そのようにしたか、必ず理由があるはずですよね。
その仲良くしていた旦那さんも、もしかしたら、ピットブルには、誰かを襲うように見えて、それで噛んだのかもしれませんよね?
人間は人間至上主義な生き物ですが、そんな人間を愛してくれるわんちゃんを大切にしたい、命なんだ、と思える人が増えるように、このピットブルのわんちゃんのお話を見て思いました。
また、このシェルターの男が白人で、飼い主だった方は黒人ですよね。
そういう位置関係もアメリカならではだなと感じました。
ピットブルは、死ななくてもよかったはずなのに、殺された。
ピットブルが攻撃的?
ピットブルを殺す人間の恐ろしさもそこにはありますよね。
かわいそうなわんちゃん。
わんちゃんが安らかに眠れるようにお祈りします。
女性 匿名
30代 女性 匿名
当事者もこの記事も責めどころが違う。
遅かれ早かれ、その可能性があるのを知っていてのシェルターだっただろうに。
シェルターに置き去りにされたわんわんの心細さ、最期の時を想うと。。。
言葉がない。
こんな人間、二度と犬と一緒に暮らそうなんて思わないでほしい。
ステキなヘアスタイルにする余裕はあったんだよね。
20代 女性 匿名
ピットブルは確かに危険な犬種ともききますが、少なくともこの飼い主さんは可愛くないから、言う事を聞かないからいらないポイっと言ういい加減な理由でもないし、生活に困窮した自分たちの所にいるよりもこの子には幸せに暮らせる新しい里親をと願い預けたんだと思います。預けた後に向かえに行くと言う事はやはり大事な子だったんだと思うます。
50代以上 男性 匿名
まず1番に非難されるべきは、ピットブルの元の飼い主。
ペットシェルターにピットブルを捨てに行かなければ良かっただけ。
この話の本当の被害者は、ピットブルに噛まれたシェルター関係者だと思います。
50代以上 女性 匿名
40代 女性 みみんこ
30代 女性 アクア
捨てられた犬が可哀想。知り合いに預けたり(一時的に)里親にきちんとしたやり方で出したりすれば、死ななくてすんだかも。
私は猫を、3回看取りました。
まだまだ、犬も猫も沢山います。
そして、一つ言えることは、犬も猫も、絶対に人を噛むときがあります!
女性 匿名
手放すのも飼い主の身勝手理由だし、結果愛犬を死に追いやってしまった原因も、やはり飼い主のエゴだと思います。この痛ましいワンコには、心から同情しますが、飼い主には全く共感、同情する気にはなれません。ただの無責任な飼い主に、泣いて抗議する資格は無いと思います。
30代 女性 匿名
自分勝手な理由で捨てた飼い主さんは
もう二度とわんちゃんを飼って欲しくない。そして噛まれたなんて理由で簡単に殺処分を決めた方も私としては信じられません。
せっかく産まれてきたのに
人間の身勝手で殺されてしまった
ピットブルちゃん…ご冥福を
お祈り致します。
男性 匿名
私は基本的に犬が好きで、だからこの記事を読んだ訳ですが、日本の偏狭な犬好きの人たちは異常ですね。
この記事の内容が全て事実なら、一番の被害者はピットブルに噛まれた長官とやらですよ。
即殺処分が当然でしょう? 攻撃的な犬を(仮に犬がパニックをおこしていたとしてもです。理由には意味がない)捨てたんですから。
何が、犬にも噛む理由がある、ですか。頭おかしいですよ。
ヒステリックな犬至上主義者の人は、自分たちが社会における常識的な犬の飼い主の存在をおかしくしてることに気づくべきですね。
私は自分の愛犬が怪我をするほど他人を噛んだら迷わず処分します。
ただし、100%そうならないよう最大限の努力をしています。
それが人間社会における人間の責任ですよ。
30代 女性 匿名
殺処分ですよね?
里親が見つかる子はラッキーなだけ。
この飼い主、わかってて手放してますよね。
一週間で殺処分は早すぎるって…
おかしいですよね?
遅かれ早かれ殺処分される施設に入れたのに。
生活苦を理由に犬を捨てて
寂しいからやっぱやめた。
言っている事が自己中心的で
おかしい。
だから社会に適応できなくて
生活苦から抜け出せない。
そもそもこの飼い主に犬を飼う甲斐性が無かっただけの話。
行政もいい迷惑。
20代 女性 ぬぬぬ
40代 女性 ちあき
シェルター、保健所に連れて行った時点で
いつ殺処分されるか分からないんだし、
自分が育てた犬をどんな理由であれ、
連れて行ってるんだから、そこの職員を責める資格はない。
飼い主は被害者ではない。
振り回されたワンチャンが本当に可哀想です。
40代 女性 まりあ
女性 匿名
わんこは本当に不幸だし、噛まれた職員さんも同じくらい不幸。
私はわんこが大好きで、噛むのには理由があるなどの知識があるが、犬に興味がない知らない人からすれば、噛んでくる犬など恐ろしいモンスターでしかない。わんこに罪はない。シェルターも相応の措置を取っただけ。元飼い主が捨てたせいで起こった事。2度と生き物を飼うなと言いたい。
50代以上 女性 猫のママ
女性 匿名
50代以上 男性 匿名
あるのは当たり前のことです。因みに今回の加害者はピットブルを捨てた飼い主であり、被害者は咬まれてしまったシェルターの方、そして捨てられたピットブルですね。
どんなペットであれ、ただ可愛いだけて飼うのではなく、飼うことに対する責任を背負っていることを忘れずにいてほしいと思います。
40代 女性 totoro
よほどの困窮ぶりかと思ったら、
髪の毛をピンクに染めるゆとりはあったんだね。
何?騒ぎを起こして、賠償金でも求めようとしてるんじゃないの?