引っ越しは犬に負担がかかる
犬には引っ越しをすることによって、
- 環境の変化による不安感
- 長距離移動による疲れ
- 飼い主さんが忙しくて構ってもらえない寂しさ
などの、様々な原因が重なり合って大きなストレスを感じます。人間にとっても引っ越しは大変な作業で大変疲れますが、愛犬のケアもしっかりとやっていきたいですね。
この記事では、引っ越しのストレスが引き起こす症状や、そのストレスを軽減させる方法を順にご紹介していきたいと思います。
では、さっそく見ていきましょう!
引っ越しのストレスによる症状
ストレスその1:下痢や嘔吐をする
いつものエサやオヤツをあげているのに、下痢をするようになったり、吐くようになった場合はストレスによるのもかもしれません。これらの症状が出ている場合は早く治さないといけないので、動物病院に連れて行ってあげましょう。
ストレスその2:夜寝れなくなる
前の家では安心してぐっすり夜に眠れていたのに、新しい家では寝付けずにソワソワしたり夜鳴きをしたりする場合があります。飼い主さんがそばにいて一緒に眠るなど、安心させてあげましょう。
ストレスその3:トイレを失敗する
今まできちんとトイレでオシッコやウンチが出来ていたのに、家が変わると出来なくなることがあります。場所が変わって緊張していたり混乱しているので、イチからトイレトレーニングをするつもりで根気よく教えてあげましょう。
ストレスその4:よく吠える
家が変わって外がよく見えるようになったり、外の物音がよく聞こえる環境であるならば「警戒吠え」が出てしまうことがあるでしょう。この場合は、外が見えないようにしたり音が聞こえない静かな部屋に居させてあげるなどの工夫をしてみましょう。
引っ越しのストレス軽減法
ストレス軽減法その1
→「なるべく前と同じ部屋を再現する」
新居に引っ越しをすると、新しい家具を買ったりカーペットやインテリアを変えたりする人も多いと思います。ですが、犬になるべくストレスを与えたくない場合は前の家の時に使っていた家具やインテリアを使い、匂いや感触を慣れているものにしてあげましょう。特に愛犬のクレートやおもちゃなどのグッズは、多少汚れていてもそのまま持って行って使わせてあげると安心できると思います。
ストレス軽減法その2
→「静かで落ち着ける環境をつくる」
引っ越し先では、荷物の搬入や荷解きなど何かとバタバタしがちですよね。長距離移動や環境の変化などで疲れている犬にとっては、静かに休む時間が必要です。忙しいとは思いますが、まずは家族みんなでゆったりと休憩をして、愛犬にも「ここは安心できる場所なんだよ」ということを雰囲気で伝えてあげましょう。静かにできる部屋があれば、愛犬はそこに居させてあげるなどの配慮もしてみてください。
ストレス軽減法その3
→「お留守番を少なくする」
引っ越しして少したてば、日常生活が始まり、愛犬のお留守番も増えるでしょう。新しい環境で長時間のお留守番は犬にとってはとてもストレスになります。可能であれば、愛犬が新しい家に慣れるまで一緒にいてあげることが望ましいでしょう。引っ越しの時期を自由に選べるのならば、まとまった休みが取れる時期にすると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
引越しによる愛犬のストレスについて「原因」「症状」「対処法」を見てきました。これから引っ越しを予定している人は是非参考にしてみて下さい。新しい場所でも飼い主さんと愛犬が幸せに暮らせますように願っています!
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女性 ゴン吉