Last Lesson〜僕のハピドグライフ法其の参〜
皆様!こんにちは!ども!わんぱぱです!
毎日、茹だるような暑い日が続いていますが、愛犬たちは大丈夫ですか?僕の地元、京都市内も盆地特有の蒸し暑さです。ほんと今年の天気は変ですよね。全国各地ゲリラ豪雨、集中豪雨で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。復興というより元の生活に戻すこと自体が大変です。早くそうなります様に。
さて、前回よりの続きです。
②犬に任せる。そして導く。
僕は家にいる時、食事と散歩以外はうちの子達とは別行動です(笑)犬って季節によって自分の居場所が決まりますよね。構い過ぎないということは日常、自分は自分、犬は犬の時間を過ごす訳ですね。言い換えれば群れの観察をする時間と考える時間を与えているんですね。物思いに耽ったり犬も色々考えているんですね〜。飼主さんなら感じておられるでしょう。
「暑いなぁ」「眠いなぁ」「お腹空いた〜」「退屈〜」「なんかイライラする!」「ん?パパは何をするんだ?ママは?」なんて感じでいるんですね。で、そういう時って行動や仕草、時にアピールしてきますよね。そういう場面でリアクションしてあげると犬はあなたと疏通ができていると安心し、信頼するんです。例えばあなたが「あーお腹空いた〜」と何気に思っている時に家族に「何でそんなに機嫌悪いの?嫌なことあった?」って言われたら「はぁ?ちげーよ」ってイラっとするでしょう。犬も自分が思っていることを理解してもらえず勝手にトンチンカンな対応をされるとそうなるんですよ。
そしてどんどん信頼を失っていくんです。だから干渉はせず、その場その時の愛犬の気持ちを汲んで接することが重要です。「そんなの解れば苦労しませんよ!」と仰る方も多いでしょう。でも愛犬の心配ばかりして愛犬に気を使い過ぎ、構い過ぎるよりは良い結果を得られますよ。
一つ注意点として、何でも要求に答えようとするのは執事の仕事です。何でも要求を飲むのではなく、「よし。じゃあそうしてあげるよ」と承認する姿勢、愛犬の意向を聞いてあげるというこのニュアンスの違いが難しいんですけどね。導いてあげましょう♪
③寝る前の「探せタイム♪」
これは毎日、寝る前に欠かさずうちの子達とやっているコミニケーション術です。元はセントトレーニング(嗅覚トレ)なんですが、そんな大袈裟なものではなく遊びの一種です(笑)
簡単に言えば「オヤツの乱れ投げ」なんですね。犬の本質として鼻(嗅覚)を使う事は当然のことなんですが、脳の不活性症状が進むとあまり鼻を使わない様になる子が多いんですよ。嗅覚が衰えるという意味ではなく、クンクン鼻を使う行動をしなくなるんです。これはよくありません!これを継続させるのに有効なのがセントトレーニングなんです。
実際に現場で拾い食いの改善にもやる時があります。言わば拾い食いも犬の本質なんですが、落ちている物と美味しいオヤツを区別させるのに有効な場合が多いんですよ。
でね。寝る前に、うちの子達を前に座らせ、マテをさせ、小さい声で「ワン」とコマンドを入れると「ファン」と控えめに吠えます(笑)これはボリュームコントロールなんですね。吠え声を調節させるんです。そして合格したら「探せ!」とコマンドを入れ、オヤツを部屋のあちらこちらに乱れ投げます♪
一斉にオヤツ目掛けてクンクン♪床をトレースしてオヤツの在り処を見つけ出します。もちろん視覚も使いますが基本は鼻です!そしてもう一つの理由が犬の「探索本能」を刺激してあげること。「嗅覚を使って捕食する」という満足感を与えられます。そしてこの儀式が終われば「みんな寝るんだ」と認識しています。
毎日ある程度の時間になると、うちの子達は僕の横で待機しています。犬の体内時計の正確さがよくわかります(笑)大まかにいうとこんな感じで1日1日過ごしています。
あなたにも愛犬との日常のルーティーンがあるはずです。しつけも同じで毎日毎日繰り返し取組み、『習慣化』させることが目標です。そのためには妥協せず面倒臭さがらず、一貫性のある接し方をして下さい。ルールはあなた方ご家族が決めれば良いんです!愛犬との楽しくて幸せな時間、ハピドグライフの極意なんですね♪
わんぱぱに質問です!
匿名希望
わんぱぱアドバイス!
なるほど!匿名希望さん、ありがとうございます。
仰る通り拾い食いは、心配ですよね。お気持ちお察し致します。でも悩み過ぎはよくありません。負のエネルギーを発しながらのコミニケーションは愛犬にも悪影響ですね。
先ず、ご理解頂きたいのは拾い食いは犬の本質です。捕食者として当たり前の行動なんですね。但し、いくつかの条件があります。一番の原因は「空腹感」です。散歩は狩猟の意味があるので外に出るとスイッチが入る子も多いですね。
対処法として、ダメと言っても効かない場合はダメだと愛犬に伝わってないからです。リードをグイグイ引き上げても「邪魔されてる」ぐらいにしか捉えてないとなかなかやめることはしないでしょう。数多のしつけ本やネットで方法論は出ていますので当てはまるものはあるかもしれませんが僕は敢えてこう言わせて頂きます。
「冷静に堂々とした振舞いで、柔和にダメなものはダメと伝えて下さい!」
頑張っておられるのは解るんです。でも伝えないといけないんです。感情的になると愛犬も受け容れようとしません。
後は食べて良い悪いを教えることです。床に転がったオヤツでも全然構いません。食べて良いものは食べさせてあげて下さい。先ずは飼主さんの意思を理解させてあげることですね♪根気です!負けないで!
では、今日はこの辺で♪皆様のお悩みのヒントになれば幸いです。ありがとうございました!本当に沢山のご質問を頂き、感謝致します!1日も早く愛犬の改善をしたいと願う方ばかりなのに、まだお答えすることができていない皆様には、大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんが、順次回答させて頂きますのでご理解の程、お願い致します!
今週のチョコっとアドバイス♪
社会化後編です
それもまた危険か危険でないかを察知きる本能の成長ですが。社会化(この場合は音慣れ)が不十分だから吠えが出る、とは言えないと思います。 もともと備わった防衛心が強い犬、警戒心が強い犬は外の物音に対してワフッワフッ!と警戒吠えを始めるのが社会化期が終わった頃。個体差はあると思いますが。
その時、最も大切なことは?
吠えを出させないようにする、ということではなく、飼い主が声をかければ(吠えなくていいからと言えば)吠えをストップできると言うことだと考えています。
なので、吠えている時も飼い主に集中できる余裕が欲しいのですが吠えて慌てた飼い主さんは、色々な方法で吠えに対処しますね?
その方法自体が犬にとって危険で警戒に値するものだったら・・・?
大きな声、音など社会化でいくら慣らしても、慣れた刺激では止められないからもっと大きな刺激を犬に与えて吠えを止めなくてはいけない。という矛盾した行動へと突き進みます。
だから、飼い主さんの声が届かないんですね。飼い主はもっと違う対症療法を求め、その多くはもっと刺激が強いもの。犬にとっては外も家の中も、両方警戒に値する状態。と言わざるを得ません。
こういう社会化とは真逆のしつけが、その発想が人の中にある限り、元々唸りやすい犬は四六時中ピリピリとしているのは想像に難くない、そう思いますね。
ここまで考えて、トレーニング方法を選択すべきなのですがあまりにも安易な方法が目に届くところにあるのが現状ではないでしょうか。
エピローグ
今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。今回をもちましてわんぱぱのドッグレッスンを終了させて頂きます。今まで僕の拙い文章にお付き合い頂きました読者の皆様には心より感謝致します!ありがとうございましたm(_ _)m
と言ってもわんちゃんホンポ&ネコちゃんホンポさんからいなくなりませんから(笑)また装いを新たに、新しいコラム連載させて頂き、お目に掛かりたいです!
読者の皆様にはたくさんのご質問をお寄せ頂き本当に感謝致しております。しかし僕の都合でレスポンスが悪く、掲載するのに時間が経ってしまって本当に申し訳ございません。次回連載からは読者様のご質問メインの内容で構成する予定です!お寄せ頂いているご質問に関しましては、新たな連載コラムで必ず返答させて頂きます!まだタイトルも決めていませんけど(笑)
なので引き続きよろしくお願い致します。ではまた近い内にお会いしましょう♪
皆様!ハピドグライフを楽しみましょうね♪
(今回の掲載写真もハッピードッグライフクラブのメンバー様のご提供により、愛犬お写真を掲載させて頂きました♪皆様本当にありがとうございました♪)
ユーザーのコメント
30代 女性 ひまわり