Lesson29〜僕のハピドグライフ法其の二〜
皆様!こんにちは!ども!わんぱぱです。
九州北部豪雨にて被災された皆様、犬達には心よりお見舞い申し上げます。まだ予断を許さない状態ですが、1日でも早く復興出来ますようお祈り申し上げます。
京都は本格的に祇園祭に入りました♪来週には山鉾巡行ですね!いよいよ夏到来です!ってまだ梅雨明け宣言無いですけどね。でもこの暑さは尋常じゃあありませんね。東京も猛暑日続きで大変ですね。くれぐれも熱中症にはお気をつけ下さい。
さて、前回の続きです♪僕は愛犬達と過ごす上で3つの約束事があります。
- ①構い過ぎない
- ②犬に任せる。そして導く。
- ③寝る前の「探せタイム♪」
皆様の愛犬とうちの子達の違いはというと、ほとんどお留守番がないことでしょうか。お留守番することはもちろんありますが殆どが「車中」ということですかね。仕事柄、常に僕と共に近場だろうが遠方だろうが車で移動しているので24時間、四六時中殆ど一緒にいるわけです。ここは大きな違いでしょう。だから尚更一貫性のある接し方が必要になるのです。
①構い過ぎない
今までたくさんの犬と暮らして来ましたが必ず実践している、いやしなければならないと思っています。新しい仲間を迎え入れた時は特に大切で、家に招き入れたら犬の反応、先住犬達の反応を確認し問題無いと判断すれば後は構いません。犬に考えさせる時間を与えてあげるとでも言いましょうか。
よく犬を迎え入れたら「大丈夫かな?」「寂しくないかな?」「先住犬と上手くいくかな?」と心配し、頻繁に見に行ったり声を掛けたり構いに行かれますよね。これは犬の本質として「不安を煽る」以外のなにものでもないんですね。最悪は愛犬の顔を心配気に凝視することです。これは初めての群れに来た犬にとって苦行なんです。
僕は犬からアクションを起こすまで何もしません。これは時間が経過して何年経っても変えません。もちろん世話はしますよ♪でも必要以上は構いません。但し!犬が間違った行動をとったときは一切承認しません。感情で怒るのではなく堂々と柔和に却下します。日々、それを繰り返し繰り返し習慣化させているんですね。だから咬まない、吠えない、興奮しないが「当たり前」になるんですね。
問題行動のトリガーは飼主さん自ら引いているんです。そりゃ僕も可愛いですからたまには「お利口さんだね〜♪よちよち〜♡」ってやりますよ。可愛いですから(笑)
でも過干渉、構い過ぎはダメです。可愛くて愛しくてたまらないのは分かるんです。相手が人間ならね。でも種の違いであり『人間的愛情表現』と『犬的愛情表現』は全く別物だと覚えておいて下さい。犬達の時間を邪魔しましちゃいけません。散歩と食事と束の間の遊び!それ以外はね。車で移動中の時でも「あっ!君達居たのね。忘れてた」みたいな感じです(笑)て、ひどくねーかと思われるかもしれませんけど…。
これは僕が犬の群れ、集団生活をずっと観て学んだ極意です。どの群れを見ていてもリーダーはそんな感じですから。
では、この続きは次回ということで。ありがとうございました♪
わんぱぱに質問です!
匿名希望
わんぱぱアドバイス!
なるほど。匿名希望さん、ありがとうございます。
シニアのダックス君ですか♪良いですね。ダックスという犬種は「吠える」事に特化して産まれた猟犬ですよね。人間でいうと大声でおしゃべりな人なんです。そして猟犬気質が如実に現れるんです。でも飼主さんのエネルギー次第で仲良くさせることは可能です!
社会化不足とは逆に言うと「犬の本質」に忠実に生きているということです。他の犬や人と交流できないのが不幸なのではなく、本犬は至って幸せに過ごしていると思います。それよりそれを気にする飼主さんの心配エネルギーが吠えを助長してしまいます。
ダックス君は特に吠え始めが肝心です。始まってしまうとなかなか止めるのにパワーが必要です。吠え始めに合図を出す練習をして下さい。声を出さず無言で仁王立ち、睨みつけるのです。自信が漲りパワーで圧倒するイメージを持って下さい。キーワードは「静かで柔和に」です。まだまだ間に合いますよ〜♪負けずに頑張って、トイプーちゃんとも交流させてあげて下さい!
では、今日はこの辺で♪皆様のお悩みのヒントになれば幸いです。ありがとうございました!本当に沢山のご質問を頂き、感謝致します!1日も早く愛犬の改善をしたいと願う方ばかりなのに、まだお答えすることができていない皆様には、大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんが、順次回答させて頂きますのでご理解の程、お願い致します!
今週のチョコっとアドバイス♪
犬の社会化
犬の社会化という言葉を皆様はご存知だと思います。しかし、意味をしっかりりかいされていますか?
社会化とは人社会のありとあらゆるモノに犬を慣らすことです。パピーの社会化期は恐れよりも好奇心の方が強いのでそれを利用してどんどん新しいものにチャレンジさせていかなければなりません。まわりの環境のひとつひとつの要素を子犬に受け入れさせます。それがなけば、突然外に行って新しいものに出会ったとき恐怖心を抱くのは当然だと思います。
有名な学者先生曰く「子犬の脳には小さな電気のソケットがあり、そこらじゅうにプラグが散らばった状態だと考えてください。これらを正しくつなぐのが経験なのです。」 と。
犬は危険を回避することでこれまでの永い年月を生延びてきました。危険を回避する元になるのは恐怖心です。ですので恐怖心があることは悪いことではありまん。が、この犬が危険だと思うものが実は然危険ではないのに極端に怖がるのが恐怖症で、これから犬が人間社会で生きていくために避けては通れないものなのです。
社会化期において、音に慣らす、人に慣らすということは「これは危険ではないよ」とひとつひとつ体験させてあげることです。
社会化期を過ぎたあたりから外の音なに警戒して吠えが出始める犬は多いものです。
後編に続く・・・
エピローグ
今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。猛暑は犬にとって大敵ですよね。
最近はめっきり野外トレーニングも減っていますが、後進の指導が増えています。ペット業界に入りたいと大志を抱いて来られる方が増えるのは喜ばしいことですね。指導するということは僕も日々勉強せねばということだと、気を引き締めると共に、このコラムをご覧頂いている皆様に感謝しながら頑張ります(笑)
あ、そうそう!次回はドッグレッスン最終回です!詳細は…。
では今日はこの辺で失礼致します♪ ありがとうございました!引き続き皆様のご支援、ご指導よろしくお願い致します!皆様!ハピドグライフを楽しみましょうね♪
(今回の掲載写真もハッピードッグライフクラブのメンバー様のご提供により、愛犬お写真を掲載させて頂きました♪皆様本当にありがとうございました♪)
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女性 こむぎ