捨て犬を保護して一緒に暮らす男性
”ウィリー”と後に命名された犬は、シェーン・ゴッドフリーさんの家の前に子犬の時に捨てられていました。
その子犬をシェーンさんが保護して以来、1人と1匹はいつも一緒に仲良く幸せに暮らしていました。
突然の長期入院
しかし、今年、その平和な暮らしが突然壊れてしまいました。
2月下旬、シェーンさんはインフルエンザが悪化し、両側性肺炎を引き起こし入院をしました。その後、腎不全を引き起こし、敗血症及び脳炎にまで発展してしまいました。
シェーンさんの状態は非常に深刻で、医師は最悪の状況を恐れていました。
「私が持ちこたえることができるかどうかは、あの時、医師にも判らなかったのです。」とシェーンさん。
シェーンさんは5週間の入院生活を強いられましたが、ありがたいことになんとか回復することができました。でも、今回の入院生活で、彼は酷く痩せてしまったそうです。
▼下記写真は入院前のシェーンさんです。
離れ離れの5週間
突然、愛する飼い主のシェーンさんがいなくなってしまい、何故、彼が戻って来ないのか訳が判らなかったウィリーは、とても不安な日々を送っていたと思います。
シェーンさんが入院している間、ウィリーの面倒は彼の妹さんがみていました。
しかし、妹さんには、何故シェーンさんがいつまで待っても戻って来ないのかを、ウィリーに説明して理解させることは不可能でした。
ウィリーにとっては、きっと何がなんだか判らなかった長い長い5週間だったと思います。
もしかしたら、もう永遠にシェーンさんは戻って来ないのだと思っていたかもしれませんし、シェーンさんに自分は捨てられてしまったのだと思っていたかもしれません。
再会
シェーンさんが退院して5週間ぶりにウィリーの元へやってきたのですが、最初、ウィリーは何が起きているのか全く判っていませんでした。
あんなになついていたシェーンさんに対して、ウィリーはあろうことか激しく吠え始めたのです。
「私は長い入院生活で約23kgも痩せてしまいました。ウィリーにとってはまるで別人のように見えたのだと思います。」とシェーンさん。
▼退院直前のシェーンさん
「ウィリーは最初は私が誰か判らなかったので、激しく吠え続けました。」とシェーンさん。
シェーンさんが「こっちにおいで!」とウィリーに声をかけても、誰だか全くわかっていないウィリーはシェーンさんに対して距離をとり吠え続けました。
なかなか近寄ろうとしないウィリーを妹さんがシェーンさんの所に誘導します。
すると、ウィリーはシェーンさんのにおいを嗅ぎ始めます。
シェーンさんのにおいを嗅いだウィリーは、突然豹変します。
その時の様子をおさめた動画があります。
それがこちら▼
Shane Godfreyさんの投稿 2017年4月2日
動画の著作権:https://www.jukinmedia.com/licensing/view/956148
この動画は、「なんて感動的な再会シーンなの!」と現在、SNSで大変話題となっています。
「その後、ウィリーは私の側から絶対に離れませんでした。」とシェーンさん。
最後に
シェーンさんの側で眠るウィリーの安心しきった寝顔、本当に愛らしいですね!
再会してこんな風に体全体で溢れんばかりの喜びを表現してくれる相棒って、なかなかいませんよね。
犬はそれだけ飼い主のことを愛しているということが良く判ります。
残念ながら、そんな犬たちを平気で途中で捨てたりする人たちが、この世の中にはたくさんいます。
犬の飼い主に対する無償の愛をこの動画は教えてくれていると思います。
どうか、あなたの大切な相棒犬を最後まで愛してあげてください。
シェーン・ゴッドフリーさんのフェイスブック▼
https://www.facebook.com/shane.godfrey.1023?lst=100003923641150%3A100014110149342%3A1493091994
参考資料▼
https://www.thedodo.com/dog-reunites-can-not-believe-2370783570.html
※尚、この記事、写真の使用はシェーンさんに承諾していただいております。
また、動画に関しましては、著作権所有のJukin Media inc.に許可をいただいております。