Lesson21〜犬に申し訳なくて?の巻〜
皆様!こんにちは!ども!わんぱぱです!皆様も愛犬もお変わりございませんか?いつもカウンセリングや電話相談などでよく飼い主さんからお聞きする内容の1つに「この子にしつけをしていいものなのか躊躇してしまうんです。なんか申し訳なくて…」というのがあります。
皆様もお心当たりはありませんか?「一緒に暮らすからにはこの子を幸せにしてあげたい‼︎」という気持ちが強すぎる方に多いですね。「しつけ」という言葉に悪いイメージを持ってしまい抵抗を感じてしまう。抑圧するイメージ?自由を奪うイメージ?うーん、僕もお気持ちはお察ししますけどね。
A氏「もしもし!わんぱぱさんですか?」
わんぱぱ「はい♪お電話ありがとうございます!わんぱぱです♪」
A「仔犬と暮らし始めてもうすぐ4ヶ月になるんですが、やっぱりしつけってしないとダメなんでしょうか?」
わ「え?今までしつけとかトレーニングとかはされていないんですか?」
A「えぇ。そんなに気にならないんですけど、周りの人に聞くとやっぱりしつけはした方が良いって言われましてね」
わ「なるほど…」
A「で、一度わんぱぱさんにお聞きしたいなと思いまして♪」
わ「…。あ、ありがとうございます…。今、愛犬と過ごしていてご満足なんですね?」
A「はい♪めっちゃ可愛くて可愛くて♡なんかしつけするのが可哀想なんです。無理に強要するのが嫌でしてね。嫌われるのも嫌なんで♪」
わ「それならそれで良いと思いますよ♪吠えたり噛み付いたり、飛び掛ったりしないのであれば」
A「そ、そこなんですよ!人が好きで飛び掛ったりしますね。散歩中に犬と出会うと吠えて引っ張ります。公共の場に連れていくのはちょっと躊躇うんですよ…」
わ「そのマナーを教えてあげるのがしつけです。人社会のルールは教えてあげないと♪」
A「…。そうなんですよねぇ…。でもなんか自由にさせてあげたいと言うかなんと言うか…」
わ「しつけは虐待でも調教でもありませんよ(笑)あなたと暮らしていく上でより快適に、楽しく、周りのみんなから愛されながら過ごさせてあげるための教育なんですよ。それに野放しと自由とは全く意味が違いますから」
A「…。」
わ「しつけに対して何か悪いイメージをお持ちのようですが、子供も犬も社会のルールは学ぶでしょ。それと同じことです。調教する訳では無いですよ。そこは飼う側の責任であり、義務です♪」
A「…。」
わ「人に飛びつくのは良くない!犬に向かって行ったり吠えるのは良くない!人を噛んではいけない!などを教えてあげましょうね」
A「うーん…。それはそうですよねぇ…」
わ「叱り飛ばしたり、叩いたりと言うような強要する様な印象をお持ちですか?それは全く違いますよ(笑)今は叱る、叱らないトレーニングとかいう風潮もありますが、僕は『犬に伝えるトレーニング』を奨励しています。犬への伝え方を飼主さんに僕が伝えるんです♪犬は頭が良いのでちゃんと理解してくれますからね♪嫌われることなんかありませんよ(笑)」
A「ヘェ〜」
わ「モノの良し悪しはちゃんと教えてあげるべきでしょ♪」
A「ですよね!今度この子を連れてそちらに伺っても良いですか?」
わ「はい♪喜んで!いつでもどうぞ〜♪」
こんなやり取りを日常している僕です。
あなたは愛犬に気を遣いすぎて、大事なことを忘れていませんか?
わんぱぱに質問です!
匿名さん
わんぱぱアドバイス!
なるほど!匿名さん、ありがとうございます。リーダーウォークとハンドリングが苦手ということですか?
犬の本質として、まず散歩中は「移動モード」と「探索モード」の状態だとご理解下さい。そのバランスを見極めるのがコツですね。僕は移動8の探索2の割合でウォーキングする様に指導します。匿名さんはプラス公園などで遊びを取り入れていらっしゃいますね。とても良い事だと思います♪伸縮リードもその場は良いでしょう。しかし飼主さんが行動にメリハリをつけてあげる方が愛犬にはもっと伝わりやすいと思います。遊ぶ時はとことん遊ばせる。移動中は冷静にウォーキングに集中させてあげる。たまに探索モードに切り替えてあげる。
飼主さんはこのエネルギーの切り替えが大切です。引きずると愛犬が興奮したままになったりしますからね。移動中、飼主さんは柔和にしかし堂々と前を見て、背筋を伸ばして歩いて下さい!そしてリードは短めに持ち、肩の力は抜いて下さいね♪
これからも大いに愛犬と楽しんで下さい!
では、今日はこの辺で♪皆様のお悩み改善のヒントになれば幸いです。ありがとうございました!
本当に沢山のご質問を頂き、感謝致します!1日も早く愛犬の改善をしたいと願う方ばかりなのに、まだお答えすることができていない皆様には、大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんが、順次回答させて頂きますのでご理解の程、お願い致します!
今週のチョコっとアドバイス♪
犬は時間が掛かるもの
愛犬にこうなって欲しいと理想を想い描く事は大切です。むしろ目標は持つべきです。しかしすぐに結果を求め、焦る事は禁物です。犬は少しずつ、必ず理解していきます。人間のスピードとは違います。段階を経る事を重要視しましょう。少しずつ根気よく伝えていけば、前進すれば辿り着けますから。諦めずに自信を持って!
「飼い主さんには知識を!」
これが僕のポリシーです。粛々と幸せな飼主さんが一人でも、幸せな犬が一匹でも増える様に犬の本質を訴え続けます。犬に何の責任も問題もありません。飼い主さんを選べません。犬は飼い主次第なんです。
犬は飼い主を映す鏡!
犬のフリ見て我がフリ直せ!犬も1歳半を過ぎれば人間で言う20歳の大人です。子供ではなく「パートナー」として尊重してあげて下さいね!
エピローグ
今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!GWも終わり、まだ早いかもしれませんが今年ももう折り返したような気分の僕です(笑)最近特に時間が過ぎるのが早く感じてしまいます。歳のせいかな…。大体の犬種が20℃を超えるとパンティング(舌をハァハァすること)を始めます。肉球しか汗のかけない体質なので体温調節をするんですね。犬の本質として「寒い大陸」出身なので、暑さに敏感です。これからどんどん暑さが増しますので注意してあげてくださいね~♪
では今日はこの辺で失礼致します♪ ありがとうございました!
引き続き皆様のご支援、ご指導よろしくお願い致します!皆様!ハピドグライフを楽しみましょうね♪
(今回の掲載写真もハッピードッグライフクラブのメンバー様のご提供により、愛犬お写真を掲載させて頂きました♪皆様本当にありがとうございました♪)