プロローグ
皆様!こんにちは!ども、わんぱぱです!
春めいて来ましたね〜♪日中はポカポカ陽気な日が多くなりました。早朝深夜帯はまだまだ冷えますけどね。皆様気を抜かず、風邪など召されません様にくれぐれもお気を付け下さい!
わんちゃんホンポさんも本格的に、新たに「ねこちゃんホンポ」も加わり、優秀なライターさんも揃い一層パワーアップですねぇ♪嬉しい限りです。
ところでですが、今回は猫ちゃんについて少しお話を。以前は保護猫ちゃん数匹とも一緒に暮らしてましたからね僕も(笑)こう見えて(どう見える?)大の猫好きでもあるんですよ♪犬のおっちゃんが急に猫の話をするとおかしいかもしれませんが結構大事なことなんですよ。「え?何が?」って聞こえて来そうですけどまぁ聞いて下さい。「ペット大好き〜♪」と仰る方はたくさんおられます。見ていると猫ちゃんには文字通り『猫撫で声』で「あーちょーなの〜♡」とデレデレ〜♡になられます。
でもですね!犬にそういう接し方はあまりよろしくないのです。これは猫には通用するから「猫撫で声」と言うんです。犬には通用しないので「犬撫で声」とは言わないんですよね。だから犬に向かって甲高い声や甘えた声は下位者行動と認識されてしまう恐れが!「そんなの可愛いから仕方ないじゃない!」って言う方おられますけど、ここはしっかり使い分けるのも犬と暮らす上で大事なポイントです!
ちなみにうちにいた猫ちゃんたちはドッグトレーニングのおかげで「オイデ」や「マテ」や「オテ」もやりましたよ(笑)まぁ数万年遡れば同じ種だったわけですしね〜(笑)
さてLesson15と参りましょう!
Lesson15〜犬と子供っての巻き〜
犬と子供
家庭では、愛犬に子どもと仲良く付き合うためのルールを教える必要があります。 そして、子どもにも愛犬をどのように扱ったらいいのかちゃんと教えてあげましょう!
愛犬が新しい家族になる前に
理想としては、愛犬が家に来る前にあらかじめ犬のトレーニングの方法を子どもに教えておきましょう。力を使わず、簡単で楽しい、ごほうびを使ったトレーニング方法を学ぶことで、幼い子どもでもしっかりとイ犬をコントロールできるようになります。 パピーのしつけ教室への見学は、子どもがトレーニングの方法を学ぶための良い機会と言えます。パピーのしつけ教室の大きな目的のひとつは、参加しているパピーが少しでも多くの子どもとふれあうことですね。そのため、子どもを連れてのクラス見学は大歓迎されるでしょう。できれば、成犬クラスも見学し、子どもには様々な犬と十分に接触させましょう。 パピーを決定するときは、家族全員(特に子ども)が気に入った犬を選び、さらに実際に扱ってみて子どもでも簡単にコントロールできる犬かどうかを確認してから家に連れて帰ってくださいよ〜。
愛犬に家庭のマナーを教える
子どもの経験、成長に犬はとても大きな影響を及ぼします。愛犬を正しく理解し、尊重し、ドッグトレーニングによってきちんとコントロールできるようになることで、子どもは命の尊さの理解や自信と自尊心を身につけることができるんですね。そのためには、まず大人が愛犬に行儀良く振る舞う方法を教えなければなりません。次に、大人が子どもにマナーが良くなった愛犬にどのように対応するかを教えましょう。 まずは、大人がフードを使ってパピーにオイデ・オスワリ・フセなど、愛犬をコントロールするための基本的なコマンドを教えましょう。 また、タテやロールオーバー(ごろんと寝ること)を教えておくと、獣医さんで身体を検査されるときなどにとても便利です。さらに、パピーを抱っこして口・耳・足・お尻などを撫でながら手からフードをあたえ、身体を触られることを好きにさせておくこともお忘れなく。
愛犬への振る舞い方を子どもに教える
家にパピーが来てしばらくは、パピーの食事は子どもの手からあたえましょう。そして、時々子どもからおいしいおやつをあげるようにします。こうすることでパピーは、子どもはフードをくれるうえに、時々おいしいおやつまでくれる存在であると学習し、子どもが近づくと喜ぶようになります。
また、大人が十分にトレーニングし、パピーがコマンドを覚え、身体を触られることが好きになったら、次は、子どもがトレーニングの方法を学びます。 子どもも大人と同じように自分の愛犬をコントロールできなければなりません。まずは、子どもにオイデの方法を教えましょう。愛犬を呼ぶときはじっと立って楽しそうに穏やかに話しかけること、また、愛犬が寄ってきたらごほうびをあげて、たくさん褒めることなど、大人が見本を見せながら教えましょう。そのとき、子どもからはドライフードだけでなく、おいしいおやつをあたえるようにしてください。そうすることで、パピーにとって子どもとのトレーニングは特別楽しい時間になるでしょうね。
愛犬が子どもの指示に喜んで従い、オスワリやフセをするということは、子どもが要求したことに対して愛犬が同意したということです。そして、このように愛犬が自分から喜んで子どもの指示に従うようにさせることこそが、家庭犬のトレーニングを上手くいかせる最大のコツなのです。 子どもがパピーと遊ぶ前は必ず短いトレーニングをしてから遊ばせるようにするとなお良いでしょう。
また、リードを付けずにパピーと子どもが交わることのできる家族参加型のパピーのしつけ教室は、これらのことを学べる絶好の機会です。 なお、子どもが愛犬にオイデ・オスワリ・フセをさせられるようになり、愛犬を完全にコントロールできるようになるまでは、子どもと愛犬だけにさせないほうが良いでしょう。 子どもがいない家庭であっても、パピーが大きくなってから見知らぬ子どもと出会ったときなどに、子どもを怖がらずに落ちついて対応できるようにしておく必要があります。パピーが家に来て初めての3ヶ月間は、親戚や近所の子どもを家に招いたり、興味を示し触らせて欲しいと来る子供などから手でフードをあたえトレーニングをしてもらうのがとても良い結果に繋がりますよ。
赤ちゃんが生まれたら
愛犬にとって人間の赤ちゃんの存在、また赤ちゃんの行動は全て大好きな刺激になるようにしつけなければなりません。そのためには、初めから愛犬と赤ちゃんをいっしょに過ごさせるようにしてください。ご両親は怖がらなくても大丈夫です!
赤ちゃんに食事をさせるときやオムツを替えるときは、同時に愛犬にも手でフードをあたえてください。また、赤ちゃんが泣いたら抱き上げ、愛犬を呼び、赤ちゃんをあやしながら愛犬におやつをあげます。(いつでも愛犬にごほうびをあげられるように、部屋のいたる所にフードを入れたビンを置いておきましょう♪) このようにすることで、愛犬はすぐに、赤ちゃんが食事するときや泣き始めたときは、自分にとって楽しいことが起きると予測するようになります。中には赤ちゃんが泣くと、ごほうびをもらうためにすぐに知らせに来てくれるようになる愛犬もいますよね。 (そうなれば、“汚れたおしめ探知犬”の誕生です!) 子供に対し、愛犬が悪い印象を絶対持つようなことの無いよう心がけましょう。
では今日はこの辺で。お付き合い頂きありがとうございました。ハウトゥー編もいよいよ大詰めで後数回となりました。次回は「吠えの問題 基本編」についてたっぷりお話しさせて頂きます♪
わんぱぱに質問です!
匿名さん
わんぱぱアドバイス!
なるほど!匿名さんありがとうございます!
ご相談内容がタイムリーに今回Lesson15と合致するところがありますのでご覧頂き、補足だけで失礼致します。
恐怖心や緊張感はよくわかりますよ。
しかしそのエネルギーが愛犬に伝染し、負のスパイラル状態ですね。
パピーの頃に何かあったのか、子供に対し「悪い印象」がかなり強いですね。
しかし回避ばかりではなんの解決にもなりません。ここは飼い主さんとして腹を括り覚悟を決め、どんどんアタックしてもらうほか方策は無いです。先ず愛犬より飼い主さんの方が落ち着ける様にメンタルトレーニングをしましょう!そして社会化の一部として愛犬の経験値を上げ、「良い印象」と認識させてあげるようにご近所さんやお友達にご協力を仰ぎ「子供と触れ合う」様に頑張りましょう!
y.sさん
わんぱぱアドバイス!
なるほど。y.sさんありがとうございます。
残念ながら仰る通り完全に「社会化不足」ですね。社会化期の臨界期を超えると犬の本質として、好奇心が消え「警戒心」が強くなります。確かに「ワクチン問題」は僕も胸を痛めている部分なのです。母犬の初乳を飲んでいるパピーはある程度の免疫力が付いているのでそれほど気を使う必要は無いと考えるのですが…。まぁこの話は置いておいて。
警戒心が強くなり始めると、犬の本質として何を教えるにしても「拒絶」から入ることになるので難易度が高くなります。タイミング良くトレーニングを入れていかないと逆効果になることが多くなりますよね。しかし将来を考えると社会化教育をしてあげないと、愛犬と飼い主さんがストレス飽和になりかねません!飼い主さんが率先してどんどん取り組みましょう。良いエネルギーを出す訓練です!
どんな場面でも「大丈夫。なんてことないよ♪」と飼い主さんが自信に溢れ堂々とした振る舞いで冷静に柔和に導いてあげる。愛犬が『警戒』する兆しを見せ始めるタイミングを見極めて下さい。とにかく飼い主さんがドンと構えて落ち着いて、焦らず、たじろぐことのない様にしましょうね。先ず愛犬のためにあなたが変わってあげて下さい。
では今日はこの辺で♪
皆様のお悩み改善のヒントになれば幸いです。ありがとうございました!
本当に沢山のご質問を頂き、感謝致します!まだお答えすることができていない皆様には、大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんが、順次回答させて頂きますのでご理解の程、お願い致します!
今週のチョコっとアドバイス♪
犬の年齢計算方法
皆さん、ご自分の愛犬の人間年齢知っていますか?
ご存知の方も多数おられますが、知らない方のために書かせて頂きます。
犬は人間より遥かに早いサイクルで細胞が生まれ変わります。だから早く老化して行くんですね。
特に生まれてからの2年は成長と共に超特急です。
小型犬、中型犬、大型犬で差もあります。それを踏まえてご覧下さい!
小型犬、中型犬、大型犬共通で
- 1年⇒16歳
- 1.5年⇒20歳
- 2年⇒24歳
ここまでは同じですが、ここからが違います。
3年目からは
- 小型犬⇒5歳/年
- 中型犬⇒6歳/年
- 大型犬⇒7歳/年
となります!
例
※チワワ3歳
24歳+5歳=29歳
※トイプードル5歳は
24歳+15歳=39歳
※ラブラドール7歳
24歳+35歳=59歳
となるわけです♪
お解りですか?
愛犬(小型犬)が13歳ならば79歳!
大先輩ですやん!
健康管理のバロメーターです。
覚えておいて下さい♪
(算出法には諸説ございますが、僕はこの方法を信頼し使っております。)
エピローグ
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございます♪
いつも空いた時間にふと「犬族のために何かできないかなぁ〜…」と物思いにふけるのですが、数ヶ月前から『犬の健康』についてあることに取り掛かりました。獣医さんになるほどの頭脳もない僕なので、他方向からのアプローチになりますが、目下研究開発中ですのでまた形になれば皆様にもご報告させて頂きたいと思っております。犬って思いの外頑丈な生き物でありますが、ちょっとしたことで体調を崩したりしますからね。やはり愛犬には生涯健康でいて欲しいと思うのは僕も同じ飼い主の1人として同じですからね〜。「健全な精神は健全な肉体に宿る!」これは犬も一緒ですから♪
では今日はこの辺で失礼致します♪ありがとうございました!引き続き皆様のご支援、ご指導よろしくお願い致します!皆様!ハピドグライフを楽しみましょうね♪
今回の掲載写真もハッピードッグライフクラブのメンバー様のご提供により、掲載させて頂きました♪皆様本当にありがとうございました♪
ユーザーのコメント
女性 ゴン吉
見た目があまり老いてこないので数字にすると衝撃です。健康には気を付けなくちゃだめですね。