子犬を迎えたら1週間サークルから出したらだめって本当?飼い主が取るべき適切な対応とは

子犬を迎えたら1週間サークルから出したらだめって本当?飼い主が取るべき適切な対応とは

子犬を迎えたばかりの飼い主さんにとって、最初の1週間はドキドキの連続ですよね。「子犬は1週間サークルから出してはいけない」というアドバイスを耳にしたことがあるかもしれません。この記事では、そのアドバイスの本当の意味と、子犬に「ここは安全な場所」と伝えるための適切な接し方を紹介します。

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「子犬を迎えたら1週間はサークルで過ごさせて」のアドバイスの背景

子犬がサークルの中でくつろぐイラスト

子犬を1週間サークルから出さないというアドバイスは、子犬が新しい環境に慣れるための配慮からきています。

子犬は環境の変化に敏感で、移動や新しい家での生活はストレスになりやすく、体調を崩すこともあるからです。

サークルは子犬にとって安全な「自分の空間」として機能し、落ち着いて過ごせる場所として用意すべきなのは間違いありません。

しかし、「1週間ずっとサークルに閉じ込める」というのは誤解。サークルは安心の拠点ですが、適切なタイミングで外の世界を少しずつ紹介することで、子犬に「この家は安全」と教えることが大切です。

迎えた子犬に自宅を安全な場所だと伝えるためにできること

3匹の子犬が室内を探索するシーン

子犬にとって新しい家は未知の世界です。いきなり家中を自由にさせると、物にぶつかったり、危険な場所に入ったりして怖い思いをするかもしれません。

そこで、まずは1部屋だけなど限られたスペースで探索を始めましょう。リビングなど飼い主さんがよく過ごす場所を選び、危険なもの(コードや小さな物)は片付けておきます。

子犬が自由に動き回れるスペースを用意することで、「ここは安全で楽しい場所」と学習していき、環境へ早く慣れることもできます。

この時期のポジティブな体験は子犬の心の安定につながり、信頼関係の土台にもなるため重要です。

子犬の活動スペースを少しずつ広げて環境への不安を取り除こう

飼い主が子犬と一緒に床で遊ぶシーン

子犬が1部屋に慣れてきたら、徐々に他のスペースを紹介しましょう。

サークルを「安心のホームベース」として使いつつ、探索から戻るとサークルで休めるようにします。

たとえば、1日目はリビングで数分遊び、2日目は廊下を少し歩く、といった具合に少しずつ活動スペースを広げていくのがポイントです。

飼い主さんがそばにいて安全管理をしつつ、優しく声をかけ見守ることで、子犬は「飼い主さんと一緒なら大丈夫」と感じる時間にもなりますね。

遊ぶ時間にはおもちゃやご褒美を使い、探索が楽しい体験になるよう工夫をしてください。決して急がず子犬のペースに合わせることがストレスを減らし、順応を助けます。

ただし、まだトイレトレーニングなどがまだできていないと思うので、活動範囲すべてにトイレシートを敷き詰めておきましょう。

トイレだと思ったら連れて行くという方法もありますが、それは失敗の確率が上がってしまいます。

しかし、活動範囲すべてにトイレシートを敷き詰めておけば、『トイレシートで排泄をする=成功』という状況のみにできます。

成功したら褒めるというプロセスが重要ですが、そのためにも「成功と褒める」という回数も必要です。

であれば、どんな状況でもそれが成立するようにすることで、環境に慣れさせる時間が同時にトイレトレーニングにもなります。

まとめ

子犬が飼い主のそばで安心して眠るシーン

安全のためとは言っても、子犬を1週間サークルに閉じ込める必要はありません。

大切なのはサークルを安全な拠点としつつ、限られたスペースから少しずつ「この家は安全」と伝えること。

1部屋での探索から始め、子犬の反応を見ながら世界を広げましょう。飼い主さんの優しい声かけや遊びを通じて、子犬に安心感を与えることが、健やかな成長と強い絆への第一歩です。

ぜひ子犬との新生活を、愛情たっぷりにスタートしてくださいね。

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