我が家に愛犬(ミニチュアダックス♀)を迎え入れて、いつの間にか9年が過ぎました。
トイレトレーニングに長時間の留守番、ムダ吼えと咬みグセの克服と、愛犬と共に乗り越え、今や私達は互いを信頼し合う大切な家族になりました。
そして友人や職場の方からも「すっかりベテラン飼い主だね」と言われるようになり、少々奢り高ぶっていた時期もありました。
でも、ちゃんと神様は見ているんだなと思ってしまうほど、そういうタイミングでとんでもないウッカリミスをしてしまうんです。
そしてつい最近もやってしまったので、今回はそんな自分への戒めも込めて、ベテランだからこそ注意したい事を、自分のミスの例と共にお話ししていきます。
食べ物の放置
まずは私も含めた飼い主さんが一番多くやってしまいがちなミス。それは“食べ物をバッグに入れたまま床に放置”です。
具体的に言うと、「もうこの子だったら少しの間、大丈夫だよね」と、買い物袋の中に食べ物を入れたままで席を外してしまう行動です。
我が家の愛犬は普段は決してテーブルの上の物も食べないし、袋の中に顔を入れたりもしません。だから油断していて席を外してしまったんです。
でも実は彼女、避妊手術後に太ってしまって以来、食事制限を続けていたので常に空腹気味という状態なんです。
人間でもダイエット中の誘惑を抑えるのが大変なのに、そんな状態のワンコが美味しい匂いのする食べ物が詰まった袋を目の前にし、更に周りに誰も居なかったら…。食べちゃいますよね?
もちろん油断していた私達が悪かったので叱る事もできず、また「食べた物で中毒症状にならなくて良かった」と安心と反省をしました。
ノーリード散歩
次にやってしまうのは“ノーリードで散歩”です。
これは私の家族の経験した事なんですが、ある日の夕方、いつものように愛犬と(リードを装着して)散歩していたら、突然大きなワンコが目の前に飛び出して愛犬に飛びかかろうとしてきたんです。
咄嗟に家族が愛犬を持ち上げて守ってくれたので事なきを得ましたが。
その時の飼い主さんは「スミマセン!普段はこの子、絶対に私の側を離れないのに…何でかしら」と謝ってきたそうです。因みにその方はリードを持っていませんでした。そして後日、その話をワン友さんに話したら、
「そういうベテランを自負している飼い主がドッグラン以外でノーリードで出歩くから不幸な事故に繋がるんだよ!本来ワンコは野生の血が入ってるんだから」と怒っていました。
確かにワンコが人に飛び掛かり怪我をさせるというニュースとか良く耳にしますよね。
最後に
このように、ベテランの愛犬家さんは初心者の飼い主さんよりもワンコの扱いにも慣れています。
でも少しばかりワンコを信頼し過ぎてしまい、上記のようなミスをしてしまいがちです。
もちろん全てのワンコがとは言えませんが、時として不幸な事故に繋がる場合もあるので、くれぐれも油断しないよう気を付けて下さいね!