それぞれのタイプに合った保存方法
皆さんの愛犬は、どんなごはんを食べていますか?
ドッグフードは、ドライ、ウェット、半生などに分かれていますよね。それぞれの特徴とともに保存方法が違ってきます。
是非この機会に、フードの保存方法をチェックしてみてください。
ドライフードの保存方法
ドライフードの保存で大切なことは、
- 高温になる場所を避ける
- 空気に触れないよう密閉する
- 湿気の多い場所を避ける
この3つです。
まず、小分けになっていないドライフードは開封後、蓋付きのコンテナなどへの保管をおすすめします。
ホームセンターなどでも購入できます。
我が家ではこんな感じです。
我が家のフードは小分けになっているので、このままコンテナ保存するものと、密閉容器に入れるものに分けます。
この時、私は一日分を計って入れています。
そして入らない分は空気に触れないよう、すぐにクリップで止めてコンテナ保存です。
こうすればゴキブリやネズミの害からも防げますし、高温多湿による変質も予防できます。
密閉容器に移す時には、スプーンやカップ、密閉容器そのものも乾いたものを使ってください。カビなどの原因にもなります。
ありがちなのですが、ドライフードは冷蔵庫での保存は避けてください。
冷蔵庫に保存すると、湿度の多い環境なのでカビが発生しやすくなってしまいます。
ウェットフードの保存方法
ウェットフードにはレトルトパウチや缶詰タイプ、プラカップなどがありますね。
これらのフードは開封するまではとても衛生的に安全で良いのですが、一度開封してしまうとあっという間に劣化してしまいます。
開封後は冷蔵庫での保存が基本ですが、必ず別の密閉容器に移しかえてください。
冷蔵庫に保存しても、どうしても酸化したり菌の繁殖は早まりますので、なるべく早く食べきるように与えましょう。
また、半生フードも保存方法は同じと考えてください。
店頭に並んでいるときは未開封ですから、常温保存でも大丈夫でしたが劣化は早いです。
そして、ウェットフードは劣化しやすいものですから、少しでも匂いや見た目に変化があったら与えないようにしましょう。
お腹の弱い子は、吐いたり下痢などの症状を起こさないとも限りません。
おやつもきちんと保存しよう
ジャーキーや犬用おやつも、開封したらきちんと保存しましょう。
保存料が入っているものでも、カビが生えやすくなるなどします。
パッケージ裏などにも開封後の保存方法が書いてあるものもありますから、確認してみてくださいね。
未開封でも賞味期限は守ること
未開封であっても、店頭に長く置かれたフードは適切に温度管理されているとは限りません。
ドッグフードは食品ですから、当然私たちが口に入れるものと同じく、賞味期限があります。
わんちゃんは自分で食べるものを管理できませんから、飼い主さんが賞味期限をきちんと守り、わんちゃんの健康と食べる楽しみを大切にしてあげましょう。
なお、最近の傾向として、保存料を含まない高級フードも人気のようです。わんちゃんの健康を考えた様々な商品が多く出ています。
これらのフードは保存料を含まないため、特に劣化が早いです。
基本的には、ドライ、ウェット共に保存方法は先述した通りですが、保存環境には特に注意しましょう。
中には脱酵素剤が封入されているものもあります。
これは、フードの変質を防ぐもので、万が一わんちゃんが口にしても無害です。しかし、事故を防ぐために処分は徹底しましょう。
目安は一ヶ月
成犬であれば、一ヶ月に食べるフードの量は固定されていると思います。
たまたま特売なのを見つけてまとめ買い、なんてこともあるかもしれません。
しかし、やはり美味しくて安全なものをわんちゃんに与えるためには1ヶ月で食べきれる量をストックするのが理想でしょう。
ただ大型犬となると、たとえ一ヶ月でもかなりの量ですし、5㎏以上の商品は小分けになっていないですよね。
こういう場合は、ペット用品売り場にもありますが、10㎏までのフードを保存できる密閉容器を用意するといいでしょう。
無ければ、衣装ケースなどに袋ごと保存しても良いでしょう。とにかく、密閉できるものがよいです。