愛犬の癒しは飼い主を病気から守る力がある?

愛犬の癒しは飼い主を病気から守る力がある?

飼い主にとって愛犬の癒しは、心の安らぎだけではなく病気からも守ってくれるそうです。さて、どんな病気を防ぐ事が出来るのでしょうか?愛犬と暮らす事で避けられる意外な病気についてお伝えして行きます。

犬は私達のライフセイバー

"犬は私達のライフセイバー"

この言葉、ペンシルバニア大学獣医学科の『シンディー・オトー氏』の言葉です。

犬の先祖が狼ではないかと言われていた時代から、犬は私達人間のパートナーとして生活して来ました。
ある時は狩りのパートナーであり、またある時は私達を危険から守ってくれる役割も果たしていました。
そして数えきれない癒しを人間に与え、それが人間を病気から守ってくれる力となっているのです。
この事はシンディー・オトー氏が『時として犬は人間を実際の病気から守ってくれる』とハッキリ断言しています。
愛犬家の私としましては納得の一言です!

どんな病気や症状が防げるの?

肥満

犬と共に生活すると、嫌でも毎日1~2回は散歩する事になります。
散歩は有酸素運動になりますので脂肪を燃焼させてくれます。
これが飼い主の健康にとって大きなプラスになるのですね。
嫌でも歩かなくてはなりませんので、運動不足で太り過ぎの人にとっては、良い習慣となりダイエットにもなります。
これは私が身をもって体験しています。

犬と散歩

ただし2~3分では効果がありませんので、最低30分は愛犬と速足で歩きましょう(シニア犬は調子を見ながら)

心臓病

犬を飼っている人は血圧が正常な人が多いと言われます。
また、心臓病と言うリスクを抱えている方でも犬を飼っているのといないのでは、犬を飼っている人の方が長生きであるとも言われています。
これも散歩による適度な運動と、心から癒される影響のおかげだと言えるのではないでしょうか!
 

犬の嗅覚は人間の100万倍~1億倍も優れているとされますが、人の息を嗅ぐだけで癌の有無を判別できるがん探知犬の研究が世界中で進められています。
特に近年では、通常の検査では発見し難い卵巣癌などを訓練犬は嗅ぎ分けられるそうです。
この件は実際に、ペンシルバニア大学獣医学科の実験結果で判明しています。
この大学では、こうした癌探知犬の養成トレーニングが始まっているそうです。
また訓練犬でなくても飼い主が癌を患った場合、犬の個体差にもよりますが、いつもと違った行動をすると言われています。

糖尿病

欧米では糖尿病アラート犬が訓練されているそうです。
1型糖尿病患者の低血糖を感知して、患者本人や家族に知らせると言う訓練です。
犬が低血糖を嗅ぎ分けられると言う研究は、ケンブリッジ大学で行われ解明されましたが、どうなのでしょう?

これも犬によって得手不得手があるのだと思います。
私の叔母が1型糖尿病で、よく低血糖を起こしていたそうですが、叔母の愛犬は何も変わった行動はしなかったと聞いています。
これは専門家に聞いてみないと分かりませんが、低血糖を検知できるようになる犬は、通常よりも更に優れた嗅覚を持った犬に限れられるのだと思います。

癲癇

癲癇発作の検知犬については、英国の獣医学者【Andrew Edney氏】が1993年に調査発表しています。
調査結果によりますと、発作を検知した犬はある行動を取ったと報告されています。

  • 不安そうな表情をして落ち着きがなくなる
  • 断続的に吠える
  • 不安そうに鼻を鳴らす
  • 飼い主に鼻を擦りつけて来る
  • 飼い主を横にさせようとする
  • 飼い主の顔や手をなめる
  • 飼い主の隣に座って動かない
  • 飼い主に発作が始まると近くの人に警告を向ける

これらの行動は、発作を検知した犬は『人の動きを静止させようとする意図』があるのではないかと結論付けられているそうです。

認知症

犬の癒しは認知症の予防と改善効果にも期待できるそうです。
認知症の度合いにもよるのでしょうが、ある老人が認知症になり突然会話をしなくなったのだそうです。
その老人が娘の愛犬に触れた瞬間、犬に淀みない口調で優しい声をかけたそうです。
その動画が数年前に話題となった様です。

参考動画
 ↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=4Sl_DGLxm1s

アレルギー耐性効果

犬や猫と生活すると喘息になる言われて来ましたが、最近の研究でペットと一緒に生活している子供は、アレルギー耐性が出来て喘息の原因であるアレルゲンに強くなるという事が分かっています。
既に喘息になっているのにペットを飼うのは問題がありますが、健康な子供の場合にはアレルギー耐性効果が高まるとされています。
その根拠ですが、『第112回アメリカ微生物学会』にて発表されているそうです。

従来から疫学的な追跡調査などから、『犬との生活が子供の喘息発症予防に役立っているのではないか』と言われて来ましたが、そのメカニズムについては分かりませんでした。
しかしこの度の研究で、犬がいる家庭のハウスダスト中の微生物が、RSウイルスの感染防止の役割を果たす可能性がある、という研究結果がアメリカ微生物学会により発表されています。
RSウイルスとは気管支炎や肺炎などの原因となるウイルスです。

RSウイルス

私の場合、幼少時代は気管支喘息で苦しい思いをしました。
喘息になる前から雑種の犬がいましたが喘息になってしまいました。
人間も個人差があるのでしょうか?

まとめ

犬や猫と生活していると、ストレスが軽減され精神が安定します。
そうすると心身ともに健康になります。
心身ともに健康になると、女性の場合ですと女性ホルモンが安定します。
女性ホルモンが安定する事で肌が綺麗になります。

美肌

この様に、愛犬や愛猫に触れて癒されると美肌効果が期待できるのです。
そう言われてみればそうかも知れませんね。
私は男性ですが、愛犬と生活する様になってから何だか肌がスベスベして来た様に思えます。
愛犬や愛猫の力って凄いですね!脱帽です。

あと何年愛犬と生活できるか分かりませんが、愛犬を更に可愛がってタップリ恩恵に与らせてもらいましょうかね。

愛息子

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