ユニークな絵本『100ぴきのいぬ100のなまえ』
今回ご紹介する、とってもユニークな絵本は
チンルン・リー/さく・え
きたやま ようこ/やく
『100ぴきのいぬ100のなまえ』です。
表紙からすでに可愛い♡
犬好きさんには堪らないですね!
うちの愛犬、くるるも気になるみたい。
作者チンルン・リーさんと、絵本のモデル!?
作者チンルン・リーさんは、1965年、台湾(台北)生まれです。現在はご主人と6匹の犬たちと暮らしています。
実はこの絵本『100ぴきのいぬ100のなまえ』には、モデルになった女性がいるそうです。
その女性は、数百匹の捨て犬を自宅に引き取り育てていました。
チンルン・リーさんは、その女性の家を訪問した際、家中の犬たちがじっと窓越しに見つめてきた光景が忘れらないと語ります。
絵本を開くと、そこには・・・
さぁ、絵本を開いてみましょう!
そこには・・・
家中の窓から犬たちが顔を出しています。
チンルン・リーさんが見た光景は、きっとこんな風に素敵だったのでしょう。
あ、この絵本の内容はというと、100ぴきの犬の名前をひたすら紹介していく、という感じです(笑)
「それ面白いの?」
と思った方、ご安心ください。読後感は最高です!
幸せな気分になりますから✩°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
さいしょのこ「もわもわ」
いよいよ、小さいときから100ぴきの犬と暮らすことが夢だった「わたし」が犬の名前を紹介していきます。
まず、さいしょのこ。
もわもわ。
この破壊力、なかなかのものです。
さいしょのこに「もわもわ」と名付ける「わたし」、大好きです。
マンマのこども「マフィン」「マシュマロ」
次は、マンマのこども。
マフィンにマシュマロ
マロンにマコロン
似ていても、同じ子は決していません。
「ぼんやり」
お外を見ているこの子は
ぼんやり
「ズボン」
ズボンという、ひねりのない愛すべき名前も!
「ピーナツ」
個人的に好き。
「チョコピー」
くるるに似た子もいました。
きっと君に似た子もいるはず´。・・。)ノ
100とおりの個性
100人いれば100とおりの、100ぴきいれば100とおりの個性があります。
この絵本は、そんな大事なことをさらりといってのけるところがすごい!
みんな呼んじゃう。
で、当たり前にみんな来ちゃう。
ぜひこの機会に
「絵本」には、魔法がかけられている気がします。
人を笑顔にする魔法や、ほっとさせる魔法。
ほろりとさせたり、大事なことに気づかせてくれたり。
大人になると、絵本に触れることってめっきり減ると思うのです。
ぜひこの機会に、絵本を手にとってみてください。
そこにはどんな魔法がかけられていますか?
魔法にかかった私は、ぽかぽかの気持ちを抱えたまま、この絵本をポチッとしていました(笑)