1、マナーを守らない
犬の飼育者が増える一方、マナーを守らない飼育者が増えているのも現実です。
公園や道路をお散歩しているとウンチが放置されているのを見かけたりしませんか?とても不快ですよね。その他にも、
- どこでもオシッコをさせては、水で流すこともしない。
- 散歩途中でブラッシングをして抜け毛を放置。
- リードを離して散歩、又は遊ばせている。
- リードを長くして散歩させている。
- むやみやたらと吠える、唸る。
…等、犬を飼っていない人は勿論、飼っている人でさえ気分が悪く、不快な思いをします。
マナーを守らない飼育者が増えるほど、犬が入れる場所がどんどん少なくなってしまいます。
町を汚しているのは犬ではありません。
一部のマナーを守らない飼い主の責任であるということをしっかり頭に入れましょう。
2、甘やかし過ぎる。
犬が可愛いと思うのは愛犬家なら誰でも感じますよね。特に子犬なんて小さくて弱々しくて守ってあげたくなってしまいます。
しかし、そんな「可愛い」「怒ったら可哀想」「嫌われたくない」と自己満足に負け、過保護にしてしまうことは、本当に犬にとって幸せなのでしょうか?
叱るべきところで叱らない、教えるべきことを教えない。そんな育て方をされた犬は、いつしか飼い主との関係性も変わっていき、誰からも「可愛い」と言われなくなってしまいます。
外に出ればむやみやたらと吠える。
人が食べている物を「食べたい!」と要求する。
早朝吠えや夜鳴きが激しい。
犬を見かければ吠えたり唸る、又は追いかけて喧嘩になる。
この様な「犬の問題行動」とされるものは「無責任で自分勝手な飼い主」を意味します。すべきことをして上手に犬を甘えさせてあげましょう。
3、叩く
犬は叩いて躾ける!と昔はよく言われてましたね。今では大分考えも変わってきて、言葉や表情、褒めて躾けると言う方法に変わっていき、犬と飼い主の信頼関係も素晴らしいです。ですが、未だに叩いて躾ける!と頑張ってらっしゃる方もいます。勿論厳しく躾けることは必要です。しかし叩くことが厳しく躾けると言うことなのでしょうか?「叩く」と言う行為は犬にとって恐怖でしかありません。恐怖を覚えた犬には「ハンドシャイ」と言う現象が起こります。簡単に言えば「トラウマ」です。
手で叩かれた、マズルをすごい力で掴まれた、仰向けにさせられた、等「痛い」「苦しい」と犬が恐怖を覚えてしまうと人間の手を怖がる様になります。すると、
- 犬を撫でようと手を伸ばす
- ご飯やおやつをあげようと手を差し出す
この様なちょっとした手の動きが犬の恐怖を思い出させてしまいます。そして犬は自分を守る為に飼い主から逃げようとしたり、唸ったり、歯を剥き出したり、最悪の場合噛みつこうとします。犬と飼い主の関係は最悪です。これはすべて「叩く」という飼い主の弱い考えから始まったことです。きちんと犬と向き合い信頼されるリーダーになりましょう。
4、安易に犬を飼う
犬は本当に可愛いです。特に子犬はどんな子でも可愛くて、ついほしくなってしまいますよね。あなたが犬を飼った、又は飼う理由ななんですか?
「目が合ったから」「値下げされてたから」「一人暮らしで寂しいから」「近所で犬が産まれたから」と、人間は簡単に犬を迎えることが出来ます。
近所でちゃんと躾けられた犬を見ては「自分でも出来る」と考え、ペットショップに行けば「この子を買ったら…」と幸せな生活を思い浮かべます。しかし現実はそんなに甘くはありません。犬はぬいぐるみ等ではなく、生き物です。吠えるし噛むし、ご飯もたくさん食べます。オシッコやウンチで部屋を汚すこともあるでしょう。どんな犬でも毎日の散歩は欠かせません。体調をくずせば病院にも連れて行かなければなりません。時間もお金もたくさんかかります。きっと想像していた「幸せな生活」とはかけ離れていることでしょう。
犬を飼う理由は様々だと思います。どんな理由でも最後にもう一度「本当に大丈夫?」と自分に聞いてみてください。犬を飼うと決めた段階であなたは飼い主です。覚悟と責任をもって犬を迎えてあげましょう。
5、飼育放棄
飼育放棄は飼い主として、人として絶対にしてはいけません!日本のペットブームはいまだ衰えを知りません。誰でも簡単に犬を飼うことが出来ます。そして簡単に犬を手放す飼い主がいることも現実です。
確かに犬の負担は時に飼い主を悩ませます。保健所や愛護団体等のボランティアに持ち込む飼い主の理由も様々です。集まった犬達は、
- 森や公園に捨てられていた等「飼い主不明」
- 引き取ってほしいと持ち込まれた「所有者放棄」とされてます。
どちらにしても飼い主としての責任から逃れた結果です。それで無責任な飼い主は清々したとでも思っているのでしょう。しかし、放棄された犬はどうでしょうか?犬は捨てられた意味も、捨てられたことでさえ分からず、最後の時を迎えます。きっと「パパ」「ママ」「早く迎えに来て」「助けて」「苦しいよ」と最後の最後まで泣きながら飼い主を呼び、待ち続けます。
手放した段階で「飼い主の務め」が終わったと思ったら大間違いです。犬にとったら最後の時まで大好きな飼い主なのです。
まとめ
いかがでしたか?
犬を飼うという事は、決して楽しいだけではありません。やらなければいけないこと、大変な事はたくさんあります。しかし飼い主である私達がやらなければ、大好きな愛犬が肩身の狭い想いをすることになります。ダメな犬、ダメな飼い主と思われないように日々気をつけましょう。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 パティー
40代 女性 匿名
駄目な飼い主がいるからです。
40代 女性 ゆず
ペットビジネスの陰にしか見えませんでした。
50代以上 女性 ハルママ