災害時に役立つ「にくきゅう手帳」
この可愛らしいイラストが描かれている『にくきゅう手帳』を皆さんはご存知でしょうか?
今回は、このただ可愛いいだけじゃない!とっても役立つ『にくきゅう手帳』の活用方法を皆さんに紹介していきたいと思います。
皆さんは、災害時の為にどのように備えているでしょうか?
防災袋や水や食料などの買い置き、それぞれのご家庭で工夫しながら備えていると思います。
自分たち人間の防災準備は万端だと思いますが、大切な家族であるわんこさん達の災害時の準備は、整っていますか?
愛犬家の皆さんならきっと、乾燥ドッグフードやウェットフード、飲み水、トイレシートにおむつ等、その他にも色々と災害時の為に備えていることでしょう。
でも備えとして事前にしなくてはいけないことは、これらの物資を確保することだけではありません。
いざ災害が起きてしまうと恐怖でパニックを起こしてしまい、自分の事でいっぱいいっぱいになってしまうと思いますし、わんこさん達も災害の恐怖でどのような行動を取るか予想もつきません。
逃げ出してしまう子もいれば、震えて身動きが取れない状態の子たちも出てくるかもしれません。
そんな時に役立つのがにくきゅう手帳なのです。
にくきゅう手帳の使い方
災害時に必要な最寄りの避難所の位置や、保健所の住所や連絡先を記載する事が出来ます。
また、愛犬の情報(名前や犬種)を書き込むスペースやマイクロチップ番号等が記載できる他、アメリカのレスキューを手法を元にした、災害ではぐれてしまったペットの探し方、災害で怯えているペット達の近づき方、非難に備えて用意しておきたいグッズなどを記載しています。
このにくきゅう手帳は、各自治体から出ている防災マニュアルの補足と言う形で使うと便利かもしれません。
可愛らしイラストを担当したのはアプチュカさん
この可愛らしいイラストを担当したのは、アプチュカさんと言うイラストレーターさんです。Upcheekaさんのクリエーター名の意味は、「みんなにっこり」だそうです。
学研からランチ商品やグッズが発売されたり、キングレコードから発売されている子供向けCD、「~赤ちゃんとママのはじめてのどうよう~」のCDジャケットやイラストを担当していたり、ラインの着せ替えを販売したりと幅広く活躍されているイラストレーターさんです。
その可愛らしイラストに子供から大人までみんなにっこりしてしまいます。
このにくきゅう手帳は『Dear Paws』から提供されています。
Dear Pawsは、動物のレスキュー活動をしている団体です。
この団体では、正確な動物事情やペット達と安心して暮らせるための具体的な方法を広めて行くために様々な取り組みを行っているそうです。
アメリカのローキルシェルター(保健所)を無料でツアーする事ができるイベントや、子供達に絵本などを用いて楽しみながら動物事情が学べるようなイベントまで、様々なイベントを行っています。
この活動を行っているのは、神野あきらさんと言う日本人女性で、1997年に出版されたファッション雑誌「egg」でもライターさんとして活躍なさっていた方です。
2006年に渡米されてからは、現地のアニマルレスキューに触れ、ボランティアワークを始め、それ以来レスキュー団体で収容動物の保護やしつけ等の活動に取り組んでいるそうです。
- 「地震が多い国日本」防災対策は日頃からしっかりと備えておきましょう!
日本は、海に囲まれた島国なだけあって、他の国に比べると地震などの災害が起こる可能性が高いです。
いつ、どこで、どんな災害に襲われるか予想もできません。
まだ記憶に新しい熊本地震でも多くの死傷者を出し、そして多くのわんこさん達を恐怖の渦に巻き込みました。
いざという時の為に備えあれば憂いなしですね。
わんこさん達は大切な家族です。
私たち人間だけでなく、わんこさん達のことも考えて防災グッズを準備してあげましょう!