犬に話しかけてはいけない!?
我が家にゴールデンレトリバーのパピーを迎えた当初、私はたくさん話しかけていました。
犬には「待て」「お座り」とわかりやすく伝えた方がいいと言いますが、もちろんそのように伝えることもありましたが、「ちょっと待っとって~あとでなぁ~」と人間に話しかけるように話していました。
ヨチヨチ歩きの可愛いパピー期もあっという間にすぎ、今では元気満々に!!
時には元気すぎて困ったぁ~ってことも出てきます。
大型犬だからちゃんとしつけなきゃと、色々しつけに関してのことを調べる日々・・・!
本やサイトなどで調べていると「犬に話しかけてはいけない」「なるべく見ない」などをよく目にします。
その理由は立場的に下に見られるからということなんですが・・・。
振り返ってみると、「確かにそうだ!いつもリーダーというより友達のように話しかけてる!!」と思いました。
けれど、あんなに可愛い子に「話しかけない」「見ない」は例え良くないと知っていても私にはできなかったと思います。
理解しやすいように話しかけていた
何も考えずに、人間と話すように話しかけることもありましたが、無意識のうちにわかりやすく話しかけていたこともあったようです。
ある時シャンプーをする前、庭で遊んでいる愛犬に「チャプチャプするよ~」と声かけをすると、嬉しそうに一目散に飛んできて私の目の前に座りました。
そうなんです。我が家の愛犬はシャンプーの時間が好きなんです♪
(シャンプーをやりだすと、少し嫌っぽいですが・・・笑)
その時はびっくりしました。
まだ数か月で数回しかシャンプーもしていないのに、「チャプチャプ」はシャンプーだと覚えていたのです。
それに気が付いてからは、何かするときはとにかく名前を付け、話しかけてからすることにしました。
「ふきふきするよ~」→「足を拭く」
「チョッキン」→「爪切り」
「塗り塗り」→「薬を塗る」
「シーシー」→「おしっこをしてもらう」
愛犬が7ヶ月くらいになると、本当にたくさんの言葉を覚えていることがわかりました。
お散歩から帰り、家に入ろうとする愛犬に、ふきふきやろ」というとちゃんと待っていたり、嫌がっていた爪切りも「チョッキンするよ」と初めに言う事で「あっ!爪切りね♪OK~」という感じで、大人しくしていてくれるようになりました。
言葉を覚え、何をされるかを理解することで愛犬のストレスも軽減されるようです。
犬が覚えられる言葉
犬の知能は人間でいうと、2~3歳くらいだそうです。
そして、犬が理解し覚えられる言葉はおよそ250個だと言われています。
けれどこうして愛犬にたくさん話しかけて生活をしていると、250個よりもっとたくさん覚えられるような気がしてなりません。
覚えてもらおうとして話したわけでもないのに、「後で」「呼んできて」「まだ」「来た」など、会話の中からたくさんの言葉を覚えていってくれています。
わんこが大きくなるにつれ、「ちゃんとしつけなきや!」と意気込み、悩んでいたのが嘘のように愛犬自身が成長し、たくさんの言葉を覚え、私自身を助けてくれました。
まとめ
犬のしつけとして「話しかけない」「見ない」を否定しているわけではありません。
なぜその方がいいのかも十分理解ができますし、ボスとして認めてもらうためにはその通りだなと思います。
けれど、たくさん話しかけてみる方法もあるのではないかと思います。
愛犬が言葉を、「いつの間にか覚えていた!」という瞬間は、とても感動します。
もちろん、なかなか覚えてくれないこともありますが・・・
覚えてほしいことに限って、覚えてくれなかったり・・・笑
あまり話しかけていないなぁ~という方は、是非今日からたくさん話しかけて見てください。
たくさんの言葉を覚えてくれます。
我が家は「おはよう」から始まり「お休み~また明日ね~」で終わるんですよ♪