残されたのは、真っ白な壁と"ジミーチュウ"
これは、ブラジル人イラストレーターのRafael Mantesso(ラファエル・マンテッソ)と、イングリッシュ・ブルテリアの愛犬Jimmy Choo(ジミー・チュウ)の物語。
ラファエルさんが迎えた30歳の誕生日は、人生で最も悲しい日になりました。
家に帰ると、すでに妻が出て行った後でした。
家具もすべてなくなり、まさにもぬけの殻。
残されたのは、愛犬ジミーチュウだけでした。
絵や写真のなくなった真っ白な壁。
妻の大好きなブランドにちなんで名付けた犬"ジミーチュウ"。
孤独になった彼は、少しでも気を紛らわせようと壁に絵を描き始めました。
そして、この作品をインスタグラムにアップすると、たちまち話題に!
その人気は、写真集が発売されるほどに。
発射!・・・こんな状況でも寝るジミーチュウ。
ロックバンドの仲間入り。
ついには、なんと名前の由来である『JIMMY CHOO』がコラボレーションを持ち掛けてきたのです!
"ジミーチュウ"と『JIMMY CHOO』のコラボレーション
ある時から突然、世界中の友達から、心を奪われるラファエルの作品のリンクが送られてくるようになったの。
彼の愛犬、イングリッシュ・ブルテリアの“ジミー・チュウ”をフィーチャーしたものよ。犬の仕草や表情を捉えて、イラストを加えるという彼のアート作品に、すぐに魅了されたわ。こういったクリエーションは見たことがなかったの!
遊び心と才気に満ちていて、ウィットに富んだ作品ね。私たちはすぐにオンライン上で繋がったわ。
さっそく、彼の作品をコレクションに取り入れなくてはと思ったの。
こう語るのは、JIMMY CHOOクリエイティブ・ディレクターのサンドラ・チョイさん。まさにシンデレラ・ストーリーですね!
ジミーチュウは、ラファエルさんに撮られるのが大好き♪
絵を描くときも、撮影のときも、ずっと見ていてくれるもんね^^
むきむき。
ラファエルさんの手にかかれば、こんなに素敵なコラボ作品が♡
寂しいのは、ジミーチュウも同じだったはず。
ラファエルさんとジミーチュウは、辛いことを乗り越え、新たな人生を切り開く勇気をユーモアたっぷりに届けてくれます。
1人と1匹の物語は、まだまだ始まったばかり。