ストレス?ドッグランデビュー
普段リードをつけてお散歩をさせている愛犬が広いスペースで駆け回る様子は、想像するだけで嬉しくなってしまいますよね。
でも、愛犬にとって、ドッグランの利用は本当に楽しいものなのでしょうか。
トラブルや事故を未然に防ぎ、何よりも愛犬にとってストレスにならない為にはいくつかのポイントがありました。
マナー編
入退場時
利用規約や入場証についての確認
ホームページなどで下調べをした際に驚いたことがいくつかあります。
いきなり行っても利用できない、ということも!ワクチン接種の有無、愛犬の大きさ、入場証の携帯(初めての利用時には書類記入→入場証発行などの手続きの必要があります)については必ず確認が必要です。
ゲート付近での注意
当たり前ですが、ドッグランのゲートは飼い主だけのものではありません。
初めてドッグランに行った際には、他の方の様子を伺ってから入場するようにしましたが、気を付けないといけないことがありました。
入場時に他のワンコがいる場合には、待ってから入場しましょう。抱き上げられる大きさの場合には愛犬を抱っこして入場してあげるのも良いと思います。
飼い主さんだけでなく、愛犬も緊張したり興奮したりしています。
落ち着いた状態で入場するのもひとつのマナーと言えるかも知れませんね。
他のワンコが近寄ってきたら
ゲート付近に新しくワンコが入ってくると、ドッグラン内の数匹のワンコが興味を示して一斉に近寄ってくることがあります。
愛犬の性格にもよりますが、内気なワンコの場合には、それを怖がらせないように飼い主さんが注意深く見守る必要があります。(最初はリードをつけたままにしておくのが良いと思います)
入場後のコミュニケーション
リードを外すタイミング
最初はドッグラン全体の様子を愛犬と見渡し、ある程度愛犬が落ち着いてきたところでリードを外すのが良さそうです。
うちの犬はかなり緊張していたので、しばらくベンチに座り、抱っこをしながら観察してから地面に下ろし、リードを外しました。
おやつやおもちゃ
ワンコの興奮材料になってしまう場合があり、禁止されていることが多いです。
利用規約を確認し、もし禁止されている場合には、絶対に使用するのは止めましょう。
幼児は連れて行かない
事故を防ぐ為にも小さなお子さんは連れて行かないのが賢明です。
子供が苦手なワンコは多いですよね。
マウンティングや喧嘩には注意
愛犬の動きには出来るだけ注意深くいましょう。もし、マウンティングされそうになったり或いはマウンティングしそうになってしまったら、すぐに抱き上げるなどして止めさせます。
実はそのような光景をドッグラン内では、よく見かけますが、怖がりなワンコにとってはトラウマになること間違いなしです。
普段よりも興奮しやすい環境の中、遊びがヒートアップして喧嘩も起こりがちです。
愛犬の緊張、興奮状態を見極め早い段階で未然に防ぐのも飼い主の大事な役割かも知れません。
愛犬に楽しく過ごしてもらう為に
体調管理
暑い?疲れていない?体調を見極める
ドッグランの利用は愛犬にとって、普段とは違う非日常の出来事です。
元気な時に連れて行ってあげましょう。
そして楽しく走り回ると、活動量も増えますので、体温が上がりがちです。
水分補給を気にしてあげるなど、暑さ対策については万全にして、特に暑い日には、熱中症には注意してあげてください。
下痢はしていない?
犬というのは下痢をしやすいものですよね。
ドッグラン内ではできるだけ排泄をさせないようにするのがマナーです。
お腹が緩いかな?という時には利用を止めましょう。
犬見知り?
もしかして他のワンコが苦手かな?という場合には無理をさせてはいけません。
たくさんの犬が興奮状態で走り回るドッグランはストレスになる場合も。
トラウマにさせない為にも、ドッグランに慣れるまでは飼い主さんが注意深く見守りましょう。
慣れるまでは、過保護なくらいで構わないと思います。
まとめ
ドッグラン利用時にはいくつかのマナーを守る必要があり、愛犬をいつも以上に注意深く見守る必要があるようです。
初めての利用時には知らない事も多く、意外なルールにびっくりすることもあるかも知れません。
しっかりと下調べをして利用者がお互いにマナーを守れば、飼い主にとっても愛犬にとっても、ストレスなく楽しい時間を過ごすことができると思います。
ドッグランでの経験はきっと素晴らしいものになるはずですね。