キャンピングカーとは?
キャンピングカーとは、車内で宿泊することができる設備が備わった車のことをいいます。
具体的には、ベッドやキッチンなどですね。
犬飼いにおすすめな理由
旅行の時に便利
キャンピングカーは犬飼いにとっては、まず旅行に行くことが格段に便利になります。
宿泊代を節約できる
ペットと泊まれる宿は増えましたが、ペット料金って、結構、お高いですよね。
キャンピングカー内での車中泊であれば、宿泊料はタダ!これはお得です。
犬のストレス軽減
我が家の犬たちも、昔、ペンションなどによく泊まっていたのですが、夜も他の犬の気配がしたり、壁が薄くて犬の吠え声などがずっとしていたり・・などで、よく休めない場合もありました。
キャンピングカーであれば、いつもの家のような感覚で過ごせますので、犬のストレス軽減にもなります。
犬の車内待機がラクに
キャンピングカーの種類にもよりますが、エンジンを切っていても、冷暖房が使えるものもありますので、犬達を車内でお留守番させなくてはならない時などにも便利です。
災害時に便利
昨今、大きな災害が多く、災害時に使えるのでは?と購入される方も増えているようです。
災害時のプライベートシェルターとして
災害時、ペットの同行避難を認めてくれている自治体もありますが、多くはNG。
またOKな場合でも、飼い主と一緒にいられる可能性は、ほぼありません。
キャンピングカーがあれば、災害時にも犬と人間が一緒に、避難することができます。
災害時のライフライン確保
災害時、断水、電気が使えない・・などの状態が続きます。犬がいる場合、特にこれは不便・・ですよね。
こちらもキャンピングカーの種類にもよりますが、蓄電しておけば、また、水を確保しておけば、何日かは暮らせる環境を整えることができます。
また、トイレなども完備されているものも多いので、防災用トイレと組み合わせれば、人間も何日かはしのぐことができます。
どこに泊まれるの?
公的には認められていませんが、高速道路のサービスエリア、パーキングエリア、道の駅などを利用される方が多いようです。
ただ、年々、マナーの悪化が問題視されてもいます。
あくまで仮眠のみ、認められていますので、利用する場合には、マナーを守って、利用するようにしたいものです。
また、くるま旅クラブというものがあり、専用のRVパークにて安価な値段で泊まることができる施設が増えています。
そして、最も多いのがキャンプ場でしょうか?テントを設営しなくても、キャンピングカーであれば、気軽にアウトドアが楽しめます。
キャンピングカーの種類
軽キャンピングカー
名前の通り、軽自動車をベースとしたキャンピングカーです。日本ならでは!の形態ですね。
でも、さすが日本人!昨今では、軽自動車とは思えないような広さと使い勝手を備えたものが、沢山出てきています。
価格が手ごろで、取り回しがよいことが魅力です。
バンコン
バンコンが日本では一番、メジャーで人気なのではないでしょうか?
トヨタのハイエース、ニッサンのキャラバンなど、バンやワゴン車をベースにしたキャンピングカーです。
ベース車がバンやワゴンなので、狭い日本の道路でもほぼ、どこでも通ることができますし、駐車場に停める際にも、苦労しません。(ハイルーフにしている場合は、立駐などでひっかかります。)
我が家も、1代目のキャンピングカーが、ニッサンのエルグランドをベースにしたキャンピングカーでした。
ベースが乗用車ですから、乗り心地もよく、取り回しもよかったので、快適でしたよ。
▼我が家の初代、キャンピングカー『バンコン』
キャブコン
主にトラックをベースにしたものが多く、荷台の部分に居住部分を取り付けたものになります。
バンコンにくらべて広くなる場合が多く、またいろいろなビルダー(キャンピングカーを作っている会社)が、多くのキャブコンを作っているため、種類が豊富です。
我が家の2代目のキャブコンでした。初代のバンコンに比べ、車内で立って歩いて移動できること、荷物を収納する場所が増えた事が、大きな利点でした。
マイナスな点は、トラックベースなので、乗り心地がかなり悪くなったことですね。
▼我が家2代目のキャンピングカー『キャブコン』
バスコン
トヨタのコースターや、ニッサンのシビリアン、三菱ふそうのローザなど、マイクロバスをベースにしたキャンピングカーです。
マイクロバスの運転席部分のみをそのままに、他の部分は改造されます。窓が多いため、断熱性に劣ると言われていますが、多くのビルダーさんが、窓を埋め込む、断熱材を入れるなどの対応をしています。
我が家の3代目のキャンピングカーは、ニッサンシビリアンベースのバスコンです。
これはもう、とにかく広い!ので、とても快適。ただ、大きいので運転が大変なことと、道や、駐車場を選ばなければなりません。
▼我が家の3代目キャンピングカー『バスコン』(ニッサンのシビリアンがベース車です)
フルコン
車を動かすためのエンジンなど基本的なもののみついている専用のシャシーに、運転席、居住スペースを設置したものです。
日本ではあまり作られていませんが、海外からの輸入ものに多いですね。
かなり大型なので、日本で使用するにはなかなか使い勝手がいい・・とは言えないのですが、抜群の広さと、快適さ、まさにモーターホームになります。
トレーラー
こちらは、自走できないキャンピングカーですね。RV車などにつなげて牽引して使うものです。
大きさもさまざまなものがあります。自走式ではないため、広さ、快適さの割には、お値段もお手軽なものが多く、牽引問題ない!という方にはオススメですよ。
キャンピングカーを買う前に
今は、軽キャンピングカーも沢山出ていますし、中古車も沢山でていますので、お手軽なお値段で手に入れることができるキャンピングカー。
ただ、やはり、安い買い物ではないので、選ぶときは慎重に。
今は、レンタルもあるので、一度、レンタルをして、実際に使ってみると、どの機能が必要で、どの部分が不要なのか?などが、イメージできると思います。
また、各地で、年に何回か、キャンピングカーショーが開催されています。
いろいろなキャンピングカーを一度に見られるいい機会ですので、そちらに足を運ぶこともお勧めします。
ペットと旅をする方が増えているせいか、キャンピングカーも、犬仕様のものも沢山でてきました。
気になる方は、まず、キャンピングカーショーに足を運んでみてはいかがでしょうか?