陰陽五行について
陰陽五行説というものがあります。
古代中国では、自然界のあらゆるものを陰と陽に分けました。
そして自然界に存在する物質は『木』『火』『土』『金』『水』という5つの要素に分けられ、これら関係によって、自然現象にかかわるすべての因果関係を表していると考えました。
春の季節は『木』に属し、体は『肝臓』に属します。
なので、春の時期は肝臓のケアをするととっても良いのです。
春はデトックスの開始時期です
季節が春になると気温も上がって代謝が上がってくるとともに、体はデトックスモードになってきます。
ようは体の中の老廃物をどんどん排出していこうという流れになって行くということ。
なので、春から初夏に向けて体はデトックスモードへと移行していきます。
体温が上がると血液循環が良くなり、内臓へ血液がどんどん回るようになってきます。
その時に、一番負担がかかってくるのが、このデトックス担当の『肝臓』です。
(ちなみに『腎臓』も肝臓同様負担アップします。)
『肝腎かなめ』とはよく言ったもので、本当に肝臓と腎臓は、生きて行く上でも、とても大切な臓器なのです。
肝臓は血中の毒素を分解する大切な臓器。そして腎臓でろ過され、尿として体外へ排出されます。
この肝臓や腎臓に良いとされるおすすめのハーブは??
ずばり、『ダンディライオン=西洋たんぽぽ』です。
ダンディライオン(西洋たんぽぽ)と呼ばれるハーブを上手に使うと、この肝臓や腎臓の機能がアップしてきます。
また花粉アレルギーなどにも良いとされているハーブです。
※公園や道端でつまずに、犬に与える際は『信頼できるハーブ専門店で必ずご購入』ください。
昔からこの西洋たんぽぽは、ナチュラルメディスンとして使われてきた薬草で、日本でも
『タンポポ珈琲』とかでよく知られていますよね。
このタンポポ珈琲はノンカフェインもので、妊婦さんをはじめ、健康志向の高い方に良く飲まれるものです。
犬の食事にも、このダンディライオンを取り入れることはとても良いとされてます。
※ただし、今までに胆石や胃潰瘍、胆嚢疾患,胃炎など患ったことのあるワンちゃんは、いきなり使うことはせずに、一度専門家にご相談したうえで使ってみると良いと思います。
どうやって、犬の食事に与えたらよいの?
信頼できるハーブ専門店でダンディライオンを購入して、毎回の食事に少しずつ混ぜて与えます。
苦手な子は、ペットショップで簡単に手に入る、犬用ミルクや、ゴードミルクを使い、ミルクティ状にして、飲ませてあげたりします。
肝臓を元気にしてくれるおすすめのアロマ精油はありますか?
もちろんあります‼
ただし、ハーブのように 『直接飲用は出来ません』ので、肝臓や腎臓の部分のアロママッサージをします。
お写真は、アロマ精油を手に取って、我が家の愛犬に香りをかいでもらっているものですが、香りが気に入れば、この写真の犬の様にくしゃみなどせずに(嫌だと逃げたり、くしゃみをしたりします)香りを良く嗅いでくれます。時には舐めようとします。
《マッサージオイルの作り方とお約束》
必ずホホバオイルのような植物油に希釈して使います。
犬の場合は0.1パーセントの希釈率で使用してください。
この希釈率は、必ずお守りください。
100mlのキャリアオイルに対してアロマ精油2適ほど使用致します。
アロマ精油は、100%天然の信頼できるものをご使用ください。
マッサージをした後は、お水をたくさん与えてあげてくださいね。
ご飯の中にも水分を少し多めに足して、食事を与えてあげると良いですよ。
- ホホバオイル100ml
- カモミールローマン精油 1適
- ジュニパー精油 1適
これらを全て混ぜて完成。
使うごとに、よく振って使用すること。
肝臓や、腎臓のところを中心にマッサージしてあげてください。
写真はマッサージをされている我が家の愛犬です
カモミールローマンは、血液や肝臓の解毒にすぐれてます。
また、ジュニパーは、血液や肝臓を浄化し、毒素を排出する力があります。
狂犬病の予防ワクチンを打つ前後や、混合ワクチンをうつ前後などは、念入りによく、肝臓マッサージで、肝臓を元気に、また毒素デトックスしてあげると良いですね。
またデトックス時期は、内臓デトックスだけではなく、『皮膚のデトックス』も進み、皮膚トラブルも増えてきます。
春~梅雨、初夏はカユカユさんになるワンちゃんも沢山います。
特に皮膚の状態に気をつけてあげましょう。
アロマ精油やハーブを使って愛犬をケアしてあげることで、愛犬とのスキンシップも増え、信頼関係も深まり、精神的なつながりも濃くなってきます。
日常的なケアで予防してあげることで、お薬が減ったというワンちゃんもいます。
よろしかったら、使用方法に気を付けて、安全なアロマテラピーのケア方法、ハーブ療法を使ったケアをためしてみてくださいね。