ライターの皆さんから、過去に経験したわんこにまつわるパニクった話を教えて頂きました。
決して他人事ではない?!そんなエピソードを紹介します。
投稿者:ペンコジ
お尻から風船を出すわんこ?の巻
もしも、もしも楽しい愛犬との散歩中に、愛犬のお尻から…お尻からなにか出てきたらパニックに陥ること間違いなし!!
5年ほど前に亡くなった愛犬のお話です
当時うちの愛犬はてんかんの発作を頻繁に起こしていました。
初めの頃は数年に1度だったものが、1年に1度程度になり数ヵ月に一度になり最終的には週に何度も倒れるようになりました。
頻繁に倒れるようになってから副作用的に始まったのが徘徊。
倒れて痙攣を起こしたあと、立ち上がって正気に戻るまで歩き回ったりゴミ箱を倒したり粗相をしたりと目を離せないこともしばしば。
もちろん夜中にも発作は起きるので、眠い目を擦りながらうとうとすることもありました。
でも、発作が起きなければ元気一杯の普通の子たちと変わりなく、散歩にもいけば走り回ることもします。
そんなある日いつものように散歩に出掛けました。
散歩に出掛けると大体同じ場所で用を足します。
その日も同じ場所でう○ちんグスタイル。
「ああう○ちね。待ってて」
と言ってお散歩バッグをゴソゴソ。
普段ならその間に出てるはずなのに、今日に限って踏ん張ったまま中々出てこない。
『頑張って!もう少し!』なんて、心の声で応援。
するとお尻から白い物体がポコッ!
ん?ポコッ?
と同時にプーーーッとその白いポコッが膨らむじゃありませんか!!!
え?えーーーっ??
なにこれ?なに?ねぇーなに?風船?何で風船?
まさにパニック!!
えっ?これもしかして腸?
なんで腸が出るの?
さらにパニック!!
そのお尻のところで膨らんでいる白い風船を見ながら、どうしていいのかわからず右往左往するばかり。
もちろんうちの愛犬の、う○ちんグスタイルは継続中。
十数秒後…
少し冷静になった私はまず出血していないことを確認。
『血は出てない…でも、こういう場合、血は出るものなの?』
分からない…。
考えた私は はっ!!と思い出した。
あれだ…
当時私は手をケガしてました。
料理とか洗い物をするときにいつもつけていたのはそう、ピタピタのゴム手袋。
なんとなく、見えてる素材の感じから間違いないようなんだけど…
でも?いつ?
そしてまた私は はっ!!と思ったのです。
愛犬のてんかん発作のあとの行動が、
倒れる➡起きる➡徘徊➡ゴミ箱を漁る➡何かモゴモゴしていることがある➡いつも気づいて出すがうとうとして気がつかないこともある。
これか!でも、あんなもの飲み込めるの?
大型犬じゃあるまいし…ちなみにうちのこはミニチュアシュナウザー(小さめ)
どんだけ飲み込む力が強いの?
とにかくお尻から出ているのは腸以外の可能性が高いということはわかった。
これはもう引っ張り出すしかないな!と思いつつも、
『でも…でもほんとは腸だったら?』
確かにその可能性も否めない。
へたれなわたし。
でもそろそろ困ってる愛犬も助けなければ!!
決死の思いでその風船の先を掴む。
よしっ!
おそるおそる引っ張ると、スルッ♪スルッと、あんなに悩んだのにこんなに簡単に…
よかった(TT)腸じゃなかった(TT)
だって…腸には指なんてないもんね。
お尻から異物がでた愛犬は、とてもすがすがしい顔でお散歩再開。
私はというと、本当に疲れた⤵長い数分を過ごした私は安堵に包まれながら一緒に散歩を続けました。
もう何も出ないよね?と思いながら。
ほんとならこんなものを飲み込むと腸閉塞になったりする危険性の方が高く、こんな笑い話にできたのはうちの愛犬の驚異的な胃腸の強さのお陰です。
皆さんも気を付けてくださいね。
ちなみに他にも色々出てきましたよ。
違う日ですが…笑。
(※わんこにまつわるパニクった話、まだまだ続く!)
投稿者:ミャコ
散歩中でのパニクった話
愛犬コマルがまだ幼い頃の話です。
ある冬の日、夫と共に散歩の帰り道で起きました。
「go!」
夫の掛け声で、夫とコマルはダッシュを始めました。
私はその時後ろから追いかけていました。
ある瞬間、夫がリードを落としてしまうのが目に入りました。
「えっ?」
っと驚きましたが、私は追いかけ続けました。
夫はコマルを止めようと、並走しながら「コマル、コマル」と声をかけていましたが、若いコマルはその掛け声にテンション上がってしまい、更に走っていきました。
私は、「やばい、もうすぐ通行量の多い歩道と車道だ!」と追いかけ続けました。
「せめて、入院で済んで!」と願いながら。
すると、コマルに追いついた夫が飛びつき、抱きしめ横に一回転。
「‥‥」
歩道まで行かずに、ようやく止まりました。
無事に助かって良かったと安心したのもつかの間、(お食事中の方は、ごめんなさい)飛びつく時に、ウンチ袋を持ったまま一回転したので、夫が着ていたダウンの腕には、破れて潰れたウンチが‥。
パニックった反動から、2人が無事だっと事と夫にウンチがベッタリという結果に私は大笑いしました。
そして、「止まれ」が命を守ると認識した日でした。
投稿者:ドラムステック
僅かな距離ならノーリードでした。
今想像しても本当に大パニック&大反省した出来事をお話ししたいと思います。
今から4年程前まで、我が家の愛犬プシュケにはとある日課がありました。
それは私の旦那様がゴミ出しをする時は、必ずマンションのゴミ捨て場までノーリードで一緒に歩く事でした。
時間帯も夜間だし、プシュケも喜んで後をついて歩いてたので問題はないと思っていたのです。
ところが事件の起こった時期は、プシュケは持病の治療の為に3日置きに通院し、しかも当時の仕事の都合上、病院に連れて行くのは旦那様の役目でした。
そんな日々が続いたせいで、プシュケは旦那様と外出をする事に対して不信感を持つようになったようで、とある夜、ついに大パニックとなる事件が起きてしまいました。
目を離した隙に脱走!
いつものように旦那様がプシュケをノーリードでゴミ捨て場へ連れてった際、ふとゴミを分別していた数秒の間にプシュケは姿を消してしまったんです!
インターホン越しに旦那様の知らせを聞いた私は大パニックに陥りました。
何故ならプシュケはこの数日前に獣医師さんから失明している事を告げられていたからです。
そして慌てて着の身着のまま真冬の外を半狂乱で名前を叫びながら走り回り、数分後にゴミ捨て場の近くの駐輪場で無事にプシュケを発見&確保しました。(因みにプシュケは怯えて尻が濡れてました…)
どうやら彼女は連日の通院のせいで、旦那さんと外出=病院に連れて行かれてしまうとインプットされてしまい、行きたくないあまり逃げ出してしまったようでした。
脱ノーリードを徹底
その日を境に私達は猛反省をし、どんな短距離移動でもリードを着けるか抱っこをするように心掛けるよう徹底しました。
そして今でも近所をノーリードで歩かせている人をみかける度に、あのプチ脱走事件を思い出してしまう私なのでありました。
投稿者:はるすけ
我が家の食いしん坊ラブラドールといた時のこと。
両親は法要に泊まりで出かけていて、家には私とラブの2人きりでした。
いつものように散歩に行って、夕飯をあげて、食後に骨型の硬いガムをあげました。
それをガリガリとかじりながら長い時間かけて食べるのが日課だったのです。
30分程かけてそれを食べ終わり、あとはのんびり寝るだけ…という頃になってラブの顔を見ると、何だか顔が腫れてる…?
もともと鼻が長めでシュッとした顔立ちのラブでしたが、顔の右側がぽこっと腫れています。
唇をめくって見ると歯茎が膨らんでいました。
しかもそれはみるみるうちに腫れ上がって…
顔の輪郭が変わってしまうほどに痛々しい姿になりました。
私はこんなに腫れるなんてただ事ではない!もしかして腫瘍とか悪いものだったらどうしよう!?と半泣きになりながら母親に電話したり、写メを送ってみたりしました。
とりあえずもう夜遅かったので、次の日の朝一番に動物病院に連れていきました。
最悪のことを言われるかも…と覚悟をしつつ先生に診てもらうと、
『何か硬いものでも食べた?え?ガム?あぁ、それで歯茎を傷つけてばい菌が入ったんだねー』
とのこと。
抗生物質を出されてあっという間に診察は終わりました。
昨日あれだけ一人で大騒ぎして、ネットで色々調べたり、何度も何度もラブの顔を見ては半ベソで腫れがおさまるように祈ったりしていた自分は何だったのか。
待合室でボーッと座っていると、顔の右側をパンパンに腫らしたラブの顔が安心感もあいまって、どんどんおマヌケに見えてきて笑ってしまいました。
ラブからしたら、そんなに大したことないのに一人大騒ぎしている私もかなりおマヌケだったかもしれませんが…。
とりあえず、ラブはその後硬いガムは禁止になりました。
ラブにとってはそれが一番痛かったかもしれません。
投稿者:さきほの
これは、ミニチュアダックスのスミ(男の子)を飼いはじめた頃の話です。
お尻からぁぁぁ
まだ私も若かった頃、同棲している彼氏(今の主人)に犬を買ってもらいました。
生後2ヶ月で我が家に来て、それはそれは何をするにもかわいかったんです。
ダックスは元々狩猟犬…とにかく噛むのが大好き。掘るのも大好き。
どんどんやんちゃになる愛犬…
ある日の夜、なぜかお尻を下げて歩いてる。
なんで?なんだろうと思い見てみると、白いものがお尻の穴からこんにちわ。
ビニールのような…紙のような…プラスチックのようでもある。
取ってあげようとしても、キャンッッと泣いたり唸ったりして取ってあげれない。
次第にちょっとまずくない!?と話し合う。
夜だし、対応してくれる病院があるのか。
そもそも飼ってからワクチン以外で行ったことはなく、行ったところは牛やら豚の得意な先生。
こんな小さいこのお尻の穴なんて…あの先生はやめとこう。
そして電話帳で調べ、載ってるところに色々電話すると、1件出てくださり今から来てもいいとのこと。
もぅ夜中の時間になってた。
そして病院につき、先生に見せると…
パッ………
え!?取れた???
一瞬の出来事で頭の中が???でいっぱい。
ビニールみたいなのがお尻にくっついていただけというオチ(笑)
支払いは後日でいいというので払いにいくと6千円……
自分達で取れたはずなのに6千円……
もっと冷静に対処しとけばよかったと思いました。
今回はわんちゃんのお尻から異物が出た話がいくつかありましたが、誤飲・誤食によるトラブルは多くあるので、皆さん気をつけてくださいね!