我が家のカーミングシグナル
自分の家のワンコは、飼い主に似てくるといいますよね。
確かに、一緒に暮らしていると、犬なのに、人間っぽい表情をしたりします。
例えば、ワンコが見せるお愛想笑い…片一方の口角を軽く膨らませてみせます。
ページTOPの写真は、我が家のレオンベルガーです。
本当に嬉しくてたまらない時の顔です。
本当に嬉しい時の、「顔中牙」のような人間からすると一見怖い顔とは、お愛想笑いは別の表情です。
この愛想笑いのように、ワンコが人間との日常生活から学んだものではなくて、犬が犬社会の中でトラブルを回避するために身につけているカーミングシグナルから来る表情があります。
狆の場合
うちの狆は多頭飼いの我が家の最長老ですが、年下の若い同居犬が興奮して暴れていると、このカーミングシグナルを上手に表情に出して、一言も吠えることなく、自分から興味を外させます。
その方法は、鼻の頭をペロリと舐めるのです。そして、あくびをして眠そうな表情をします。
すると、興奮に水をさされるのか、若い同居犬は少し大人しくなって、別の遊びを始めたりするのです。
イタリアングレーハウンドの場合
うちのイタリアングレーハウンドは、なかなか臆病な性格です。
知らない人、特に男性が苦手です。そういう人を発見すると、口を閉じて唇に力が入り緊張した面持ちになります。お散歩の途中、嬉しそうな表情が消えて突然に口を閉じるので緊張感が伝わって来ます。
レオンベルガーの場合
次の写真は、ちょっと表情がわかりにくいですが、レオンベルガーがとても困った顔をしているのです。レオンベルガーって眉毛のあたりの骨格がしっかりしているので、そこがハの字になると、とても困った顔をしているように見えるのですが、この場面では、本気で困っているのです。
一番若いイタリアングレーハウンドは利かん坊で甘えたです。
この写真何をしているかというと、レオンベルガーの口の中にあるオヤツを、イタリアングレーハウンドが頭を口の中に突っ込んで、横取りしようとしている場面です。
このレオンベルガーはとても温厚な性格です。弱い犬や、年下の犬に対しては、特に寛容な態度で接するのでこのイタリアングレーハウンドは怒られた事がありません。それで、ムチャをします。レオンベルガーも、これには、参ったのでしょう。実に困り果てた表情をしています。
まとめ
このように、我が家のワンコたちには、独自のそれぞれの表情が現れます。
言葉を話さないワンコ達ですが、表情からその時の気持ちを想像する事は出来ます。これからも、それを見逃さないようにしていきたいと思っています。