ご存知ですか?カーミングシグナル
犬が尻尾を振っている!!きっと嬉しいんだね!、、、と、思った方は多いのではないでしょうか?
一般的には、そう思われていますよね。
きっと犬を飼っていない方々だと特にそう思っているかもしれません。
しかし、尻尾を振っているからといって、全てが嬉しいサインとは限りません。緊張している時、怖いとき、警戒しているときも尻尾を振りますよ。
犬との挨拶でもそうです。尻尾を振っているからといって、仲が良いのかな?仲良く出来るかな?と思っても、意外とその後に喧嘩に発展してしまう、といった事もあるのです。
カーミングシグナル、みなさんご存知ですか?まだまだ聞いたことが無い方もいらっしゃるかと思います。
今回は身近に起こりそうなシチュエーションで紹介してみます。
シチュエーションごとのカーミングシグナル
他の犬との挨拶
他の犬との挨拶のとき、いきなり顔を突き合わせたり、目を合わせていたり、尻尾がピンと立ち小刻みに揺れている場合、緊張を表しています。
うまく挨拶が出来ていないシグナルです。喧嘩に発展する可能性があるので、できるだけ離れて下さい。
敵意はないよ!
逆にお尻の匂いを嗅ぎあったり、背を向けて座るという行為は、敵意はないよ!というシグナルです。犬の挨拶はお尻の匂いをかくことでお互いを確認し合うのです。
他にもいろいろ
あとはよく愛犬達、していませんか?あくび。犬がアクビをしているとき、ただ眠いからではありません。
緊張をほぐしたいとき、落ち着こうとしているシグナルです。何か緊張状態があるときなのでしょうね。
我が家の犬たちも、何かいつもと違う状況のとき、よくアクビをしているんですよ。車に乗ったときなど、緊張するのでしょうね。
そんなとき私もアクビをしてみせています。果たして犬たちに伝わるか分かりませんが、出来るだけ犬の心理を安定へ導いてあげたいので、こちらも落ち着いてみせます。
まとめ
色々と、これはどういった行動なんだろう、と思う事も、カーミングシグナルを知る事でこうだったんだ!!と思う事がたくさんあります。
言葉が喋れない分、犬達のボディランゲッジをよく観察してみて下さい。思わぬことをシグナルとして発信していることもありますよ!!
犬の気持ち、ずばりカーミングシグナル。犬にも表情など、意外と豊かにありますので、今日から観察してみて下さい!
そうすればもっと犬の気持ちや心理が分かるようになります。