犬を飼うなんて考えてもいなかったのに、訪問したお宅の玄関先で、生まれて間もないあなたはお母さん犬にくっついて眠っていたね。
引き取り手がなければ、来週にでも保健所へ,…、と聞かされ、柴犬なら狭い庭でも育てられる❗と思いきって連れて帰ってきた日がまるで昨日のようです。
でも、あなたは柴犬のお母さんのコではあるけど、紀州犬の血も引いていたらしく、半年経つころには20キロ近い逞しい大型犬に育っちゃったんだよね。
強い力で散歩も一苦労だったけど、とてもとても優しいコで、息子がチャンバラごっこで向かっていっても、じっとやられていたし、おやつも半分コしていたよね。
きっと弟をあやしてくれてたんだね。
腎臓が悪くなって血尿がでるまで気づかずに、暑い、寒い庭でほったらかしにしていて、ごめんね。
オムツをあてて、痩せ細った姿でヨロヨロしてるのに、それでも泣いてるわたしの涙を舐めて慰めてくれたぽーちゃん。
たくさんの優しい思い出をありがとう。
ユーザーのコメント
30代 女性 匿名
40代 女性 ブルちゃんへ
18年間ありがとう。
優しくて勇敢で、寝顔がちょっとゆるいブルちゃん。
あなたが老衰でもういくばくもないとわかった時、お母さんが「最後に何が食べたい?」と聞いたら、おせんべいの袋を鼻で突いたことがちょっと嬉しかったです。
今日か明日かと言われたんだから半ばヤケクソでしたが、今までに絶対食べさせなかったパンやチーズやおせんべいを好きなだけ食べさせました。
尻尾ブンブン振って、食べてるのか落としてるのか分からない食べ方だったけど、最後に幸せそうな姿を見て、ありがとうの言葉で送れると思いました。
いまでもありがとうの気持ちは変わりません。
ブルちゃんは幸せでしたか?
私達はあなたと暮らせて幸せでした。