天国にいる愛犬への手紙

天国にいる愛犬への手紙

天国にいる愛犬たちへ。飼い主さん達の想いが詰まったメッセージを頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

ペスへの手紙

投稿者:ビビ

ふたり

ペスは私に飼われて幸せでしたか?
こうやって手紙を書いてみると、何を書いていいかわからなくなります。
初めてペスを見た時は雑種だからとペットショップの裏にいて、暗い中で母犬と他の兄弟と一緒に丸くなっていてました。ペスには鼻に白い線が入っていて、なぜか惹かれてしまったのを覚えています。

とても人懐っこくて甘えん坊でしたね。いつの間にか、私の部屋のクッションに座っていたこともありました。よく部屋を覗きに来る姿は今でも見える気がしています。
ペスは弟みたいな存在で、喧嘩(?)をしたこともあったのを覚えているでしょうか?もちろん私が勝ちました。その後からペスは私に従うようになりましたね。
順位争いだったとは思いませんでした(笑)

家族の中心にいて、怒られたり、褒められたりすると表情がよく動いていて、人間臭さがありました。イタズラをして家の中を逃げまわるペスは本当に小さな子供みたいで、笑ってしまいました。

ペスが寝たきりになってからは母さんと2人での介護で、たまにペスにそっけない態度をとってしまうこともありました。

今思うと「もっと優しくすればよかった」「側にいてあげればよかった」そういう後悔ばかり浮かんできます。でもペスの写真を整理していると悲しさより懐かしさが強くなりました。

私はペスに出会えて人生が変わったと思います。もちろん良い意味で。
もし生まれ変わるなら、また私の元にきてほしいです。犬でも猫でもなんでもいいので。でもできれば犬がいいかな(笑)
では、また会いましょう!ね!いつでも待っています!

我が家のワンコたちへの手紙

投稿者:てんてん

我が家のワンコたちへ

あなた達を送り出して、いつも思うことがあります。
送り出す時はとても悲しく…喪失感に襲われ
しばらく泣いてばかりです。

いつものように抱っこすることが出来ない
いつものように寝ることが出来ない
いつものように公園に遊びに行くことが出来ない

お母さんはいつも出来ないことばかり悔やんでしまう…
1番大事なことを忘れて出来ないことを悔やんでしまう…
違うよね?
あなた達が望んでいることって
お母さんが泣いて悔むことじゃないよね?

あなた達がいた時間はとても楽しくて
笑ったり、叱ったり、時には愚痴を聞いて貰ったり
病気になったらどこまでも車を走らせて腕の良い獣医さんまで行った。
あなた達がいた時間は私達家族にとって
かけがえのない素晴らしい時間だった。
なのに…自分の気持ちばかりを押し付けてしまってゴメン
出来ないことばかり悔やんでゴメンね。

たくさん笑わせてくれたこと
お母さんの作ったご飯をよろこんで食べてくれてたこと
いつも側で寄り添っていてくれたこと
そして、どうしても、どうしても、
あなた達に会いたくて探して探して家族になったこと
何よりも…とてつもなく幸せだったこと
忘れちゃいけないよね。

辛いお別れだけど
あなた達を最期の時まで見送らせてくれてありがとう
たくさんの幸せな思い出を残してくれてありがとう
あなた達に出会えてありがとう
お母さんに出会ってくれてありがとう

あなた達を思い出す時は泣き笑いしながら
楽しかった時間を思い出します。
これからもずっとずっとずっと

あなた達の思い出とお母さんの愛してるは変わらない。

シロとココへの手紙

投稿者:LIRY

シロ~。ココ~。元気にやってますか?

君たちが旅立ってから、一時も忘れたことないよ。

君たちには苦労をかけたね。

私がもっとはやく犬の勉強をしていたら、君たちがもっともっと幸せな生涯を遅れていたかもしれないね。
私がもっとはやく自分自身を知って行動できていたら、君たちに迷惑をかけることもなかったかもしれないね。

ごめんね。

ごめん。

ごめんなさい。

シロヘ。
覚えてる?私がお母さんと喧嘩した時に、シロの小屋に一緒に入ってしばらく居候させてもらったよね。シロは温かかったなぁ。その時はお母さんよりお母さんみたいだった。ありがとう。

ココへ。
いっぱいぶつかってごめんね。いっぱい一人にさせてごめんね。寂しかったよね。
家族みんな、接し方が間違ってたね。しつけやらトレーニングやら、なんにも理解できていない家族だったね。ストレスばかりの毎日だったね。ごめんね、ごめん。

君たちには迷惑しかかけていないけど、
私がそっちに行く時には、周りから羨ましがられるような飼い主になっていくからそれまで待っててね。

シロとココは、とってもいい子。

いつまでも、いつまでも大好きだよ。

愛を込めて。

ロッキーへの手紙

投稿者:須永 智尋

冬の日、祖母の家の前に小さな段ボール箱が置かれていました。中には干からびた市販弁当と子犬が入っていました。それが私とロッキーの出会いでした。21歳で天国へ逝ったロッキーに伝えたい想いを綴ります。

天国のロッキーへ

 今年も寒い冬になりました。
 君が祖母の家に来た日も、とても寒い日でした。
 干からびた市販のお弁当と一緒に段ボール箱に入れられ、祖母の家の前に捨てられていた君は、毛布の下で震えながら小さな声で鳴いていましたね。
 新聞を取りに出た伯母が貴方を見付け、大急ぎで家の中に入れると祖母が座るコタツの中に潜り込んでいき、全然出て来なくて皆で笑ったのを覚えていますか?
 ピンと立った耳、真っ黒い顔、そしてホルスタインのような白黒柄が可愛い雑種の君は、子供の居ない伯父と伯母にとって子供以上の存在でした。

 貴方のご飯は、祖父のお仏壇にお供えしたご飯、朝食の味噌汁の残り、そしてドライのドッグフードでした。
 私や弟が遊びに行った時には、フライドチキンやラーメンに入れるチャーシューがスペシャルご飯として追加されていました。
 散歩に行く時の君は本当に元気一杯で、軽自動車が苦戦するような急傾斜の山道を一気に駆け上がっていきました。
 私がクラス対抗リレーに出られるようになったのも、君と散歩に出て山やミカン畑を走り回ったお蔭かもしれません。
 山道を登り、土の柔らかいミカン畑を横切り、鶏舎から逃げ出した鶏を追い回す君に振り回され、用水路で水浴びする、という君との散歩は一時間では到底終わらない、本当に楽しい遊びの時間でした。

犬と散歩

 そうそう、君は近所の可愛い白い犬ユリちゃんとの間に3頭の子供を作ってビックリさせてくれました。
 生まれてきた君そっくりのホルスタイン柄の子犬を飼いたい、と私は泣いて両親に訴えましたが、弟にアレルギーがあったので泣く泣く諦めました。今でもあの時の残念な気持ちは忘れていません。
 今でも、白黒ホルスタイン柄に弱い私です。

 君は病気らしい病気もせず、予防接種以外で病院に行くことはありませんでした。そして犬では驚きの長寿21歳まで生きてくれました。
 就職して出張で近くに行く度、祖母の家に寄って君と過ごした時間は癒しの時間でした。
 その頃にはもう、君は足腰が弱ってしまって昔のように散歩に行こうとしませんでした。
 耳も聞こえず、目も見えなくなって、立派なお爺さんになった君でしたが、私の匂いはしっかり覚えてくれていましたね。近付いて撫でようとすると君は直ぐに私の足の上に座って、ずっと離れませんでした。結構、足が痺れて辛かったんですよ?

老犬

 食も細って痩せた君でしたが、最期は静かに眠るように逝ったと伯母に聞きました。
 訃報を聞いた時よりも、少し時間が経ってからじわじわと寂しさがこみあげてきました。
 でも、きっと、天寿を全うしたと思っています。

 私はペットに限らず動物に関わる仕事に就きました。そして小動物看護士、小動物介護士の資格も取得しました。
 もっと早く勉強して資格を取得していれば、君の老犬生活の環境や食事などをより良くサポートできたと思えて悔しく感じています。
 私の人生で、君は本当に欠かせない存在でした。
 きっと、今は天国で祖母と一緒に私や私の家族を見守ってくれていますよね。

青空

 娘達も少し成長してきたので、ハムスター以外のペットも飼いたいなぁ、と思っています。あ、このハムスターもホルスタイン柄ですよ。
 小さな命との巡り合いは大切な縁だと思っています。君との出会いも大切な縁でした。
 きっと、また、何かの縁で大切な命と出会えると私は信じています。
 君の生まれ変わりか、君の贈り物か、そんな縁に巡り合えるのを私は楽しみにしています。
 そんな日を心待ちにしながら、私は今日も、動物達と一緒に命や健康を守る為の一助になれば……と仕事をしています。
 私にできることは小さなことかもしれませんが、きっと、誰かの力になれるのでは? と思っています。
 これからも、こんな私に君もそっと力を貸してください。よろしくお願いします。


 2016年1月 吉日

ポッキーへの手紙

投稿者:ポッキー

ポッキーへ

ポッキーと出会ったのは、もう6年前だね。
あの時の私は身も心もボロボロだったんだよ?
人生最大のどん底にいたような気がする。
毎日、生きている心地がなくて、地に足がつかないまま1日が終わる。
そんな毎日だった。
そんな日々の中、ふと「あ、犬飼いたい」と思ったの。
なんであの時そう思ったかはわからないけど、今思えば、何かを求めていたんだと思う。
それは癒しとかではなく、自分のことを必要としてくれる存在が。

そう思って最初に行ったペットショップ。
一目惚れだった。
運命だったともいう。
小さな小さなあなたを最初に見た時に、「この子と一緒に生きて行く」
そうピンときたのを覚えてるよ。

ポッキーと暮らすようになってからも本当にいろいろあったね。
ポッキーにも嫌な思いをたくさんさせてしまったと思う。
けど、いつも一番の味方でいてくれて、私が悲しいとき、寄り添ってくれて、
私が涙したときはペロペロ舐めてくれて。
ありがとう。

一番嬉しいのは、毎日私が帰ってくることを全力で喜んで迎えてくれること。
ちょっとコンビニ行っただけ、15分出かけただけでも喜んでくれたね。

たまに、私の大切なものをボロボロにしたりして私が怒って喧嘩もしたりしたね。
あのときは本当に腹が立ってたんだけど、今思えばそれも楽しかったです。

ポッキーの喜ぶ顔、しっぽふりふり、ちょっと舌を出して首をかしげる顔、
大切なものを守って話さなくて唸る声、眠そうな顔、
食べ物ほしさに全力で甘えてくる顔、すべてが愛しくて宝物です。

たくさんの愛をありがとう。
いつまでも愛してます。

photo by Pocky


飼い主さん達の想い、天国のワンコたちに届けー!

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 ワンコ・ニャンコ有難う

    …愛しい子達へ…有難う

    大ちゃん・ブーちゃん・ラム
    …そして20日前にみんなのもとへ旅立った、めい子ちゃん。
    みんな虹の橋のふもとで遊んでいますか…?
    みんな笑っていますか?
    私は、まだ涙してます(。-_-。)
    しえりちゃんが、いつも慰めてくれます
    ゴメンね、しえりちゃん…
    有難うね。
    しえりちゃん…


    大ちゃん・ブーちゃん・ラム・めい子

    私は、毎日
    あなた達から、たくさんの愛をもらいました^_^

    悲しい時
    あなた達から、そっと温かく寄り添っくれる優しさと強さをもらいました^_^

    楽しい時
    あなた達から、たくさんの元気・笑いをもらい、一緒に笑いましたね^_^

    楽しかったね

    本当にみんな…有難う


    あなた達との、出会い…それは
    大きな意味があり
    私はあなた達と過ごした日々を忘れない
    あなた達が、この世界から見えなくなっても、毎日愛おしく思います

    あなた達が私の人生の中で、私と共に歩いてくれたこと心から
    感謝してます…

    いつか、私と再会する時
    あなた達を、あの日のように
    心も体もやわらかいあなた達を
    両手で抱いて頬を触れてキスをしたい

    だから…
    みんな待っていてね

    しえりちゃんと、毎日
    あなた達を思って、そう感じています

    見えなくても、心の中に…

    大好きな
    大ちゃん、ブーちゃん、ラム、めい子ちゃん
    愛してる‼︎‼︎‼︎

    有難う^_^





    ワンコ・ニャンコ有難うの投稿画像
  • 投稿者

    40代 男性 ニューニューパパ

    綺麗な川で愛犬と遊んでいる飼い主さんの姿をブログなどで見かけますがレプトスピラ感染症という言葉をご存知でしょうか?我が家のニューファンドランド犬 はこの感染症に感染し発症からわずか3日で旅立ってしまいました。体が弱い子だったからという理由もあるでしょうが普段と何か違うと感じたらすぐに病院で検査と治療を受けてください。我が家のニューファンは朝御飯を全く受け付けず大好きな朝の散歩もイヤがり、これはおかしいと入院になりましたが、あっという間の早さで旅立たせてしまい大変後悔しています。発症率は低いと聞きましたので血液検査と抗生物質を飲ますだけの簡単な処置で終わりますので気をつけて可愛がってください。
    ニューニューパパの投稿画像
  • 投稿者

    40代 女性 しーちゃんママ

    しえりちゃん
    あの日からあなたとの人生を歩みましたね。色々なことを一緒に乗り越えてくれ励ましてくれ慰めてくれ喜んでくれ…本当にしえりは私の体の一部のように大切な存在でした。
    あなたがいてくれるから頑張れたことがたくさんあります。
    本当に言葉にならないくらいに感謝をしています。有難う…有難うね
    あなたとの出会いでワンちゃんの仕事を選びました。大好きで大好きで大好きで、あなたには触れられないけれど、私の中であなたは生き続けています。
    私が死を迎える日があなたも一緒に死を迎える…そう思っています。
    だから
    今もあなたと共に生きている
    そんな感じです。

    でもね
    みんなと病気も治り元気になって若くなって虹の橋の麓で走っていて欲しいの
    メイコもラムもアンジュもチロちゃんもキティもアズサも大ちゃんもぶーちゃんもつばさちゃんもみんなみんなみんな…たくさんのみんなお友達たち
    しえりちゃんと笑って遊んでいて欲しい、そうであるようにと…そういう世界であるようにと
    しえり愛してる 心から有難う。
    しーちゃんママの投稿画像
  • 投稿者

    50代以上 男性 manchan@

    ベック ありがとう またどこかで会おうね!

    高2の息子が犬を飼いたいと言い出して、保護犬の譲渡会であなたに会いました。
    たしか、8匹兄妹の中で2匹の里親が見つからず飼い主さんは、この子はおとなしくて賢い男の子と言う言葉につられて、あなたの里親にあることに決め、その日から生活が始まりました。
    自宅までの道中はすごくおとなしかったけど、家についてからすぐにやんちゃなところをさらけ出したね。
    息子はクラブ活動や学校、そのうち大学に進学して1年半しか一緒に暮らせず。
    それからは私と家内とベックの3人暮らしが始まり
    ご飯の支度は家内と私、散歩は私で雨の日も台風の日も1日二回、毎日かかさず
    そしてランニングのパートナーとしても付き合ってくれたね。
    一緒に腰かけてると、私の脇に頭を突っ込んで顔を出してくるしぐさが忘れられない。
    ボール投げも大好きで投げたボール取って戻って来ても返さない。
    呼んでも戻らない。知らんぷり
    それはそれで個性かな?と無理にしつけようとはしなかった。

    この前、久しぶりに軽トラックの荷台に乗せて近くの山にのぼり、車に乗せると喜んでくれました。
    昨年13歳を迎え、随分とおじいちゃんになり、軽トラックの荷台にも飛び乗れなくなって、お別れの時期が迫っている事はなんとなく感じてました。

    1月末から食事が取れなくなり、水だけで数日を過ごし、2月2日の夕方、私と家内に看取られながら
    旅立って逝きました。
    最後まで排泄も介助なく頑張り、家内の帰りを待っていたかのように息を引き取りました。

    もっと沢山、遊んであげれればよかった。
    ごめんね。
    ありがとう また会いたい。会いたい。





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