犬に絶対NGな『生活習慣』3選!その理由から改善すべき方法まで解説

犬に絶対NGな『生活習慣』3選!その理由から改善すべき方法まで解説

犬の日々の習慣の中であまり意識せず繰り返される小さな習慣。知らずしらずのうちに反復されることが、やがて「やってはいけない」NGな習慣へとつながってしまう可能性も!?それはいったいどんなものがあるのでしょうか。それぞれの理由とともに、とれるべき対策をご一緒に見てまいりましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の生活習慣病

くわえるパグ

あるペット保険会社が行った犬の生活習慣病の調査によると、循環器疾患、肝、胆道疾患、泌尿器疾患、歯・口腔疾患など、生活習慣が関係しているかもしれない病気は高齢になるほど増加傾向にあるそうです。

近年、動物医療の発展により犬の寿命は年々延びてきていますが、それに伴い、年齢を重ねるほどに発症数が増える疾患もすべて増加していると言われています。

生活習慣が原因の一部となりうる病気は外見の変化では気づきにくく、シニアのはじまりである7歳前後から症状として現れる傾向にあるようです。

遺伝なども関係しているので避けられない病気もありますが、普段の生活を見直してみると、そこにはハッと気づかされる改善ポイントがあるのかもしれません。

NG習慣1.ちょっとだけ

ねだるプードル

人の食事の中からちょっとだけ愛犬に食べ物を与えてしまう、という方も少なくはないはずです。

良くないと思っていても、愛犬のかわいいおねだりに負け、ついつい…。といったところですね。ここで考えなければいけないのはマナーの他に、塩分や脂分、糖分の問題です。

例えばハム、ウインナー、チーズなどは思った以上に塩分が含まれています。一口くらいなら大丈夫と思われがちですが、塩分や脂分、糖分の多い食品を「ちょっとだけ」与えているつもりが、気づけば長年の習慣になってしまっていた、ということも。

こうしたことが習慣付いてしまうと、当然のように体に与えるダメージも大きくなりますので注意が必要です。

生活習慣病になってしまってからでは間に合わないこともありますので、若いうちから人用の味付けをした食べ物は与えないようにしたいですね。

もし、すでに癖付いてしまっているというご家庭でも遅すぎることはありません。気づいた時からスタートすれば良いのです。ルールを決め、ご家族みなさまで愛犬の健康を守っていきましょう。

NG習慣2. 〇〇だから

散歩するジャック

ほとんどの犬は散歩が大好きですよね。適度な運動は犬の健康維持のために欠かせない、毎日のルーティンワークのひとつです。

でも、中には「うちの子は歩かないから」とか、「小型犬は散歩の必要がないって聞いたから」などの理由から、散歩に行かれない飼主さんもいらっしゃるようです。

そうしたことが習慣化すると、将来的に犬はどうなるでしょうか。

犬によってですが、刺激もメリハリもないまま単調な時間を過ごすことが当たり前になると、少しの刺激にも過剰に反応してしまいというケースは珍しくありません。

その代表的なものに、玄関チャイムの音に異常なほど吠えたてる、というものがあります。

これは、本来なら散歩で発散するはずのエネルギーの行き場所が無いために、チャイムの音に対して興奮の矛先が向いてしまうという行動に結びついてしまっています。

さらにエスカレートする傾向にありますので、習慣化する前に散歩でエネルギーを発散させてあげたいものですね。

様々なご事情があることとは思いますが、こうしたケースを見ると、やはり散歩は犬にとって不可欠なものと言えるでしょう。

また、散歩の目的は運動だけとは限りません。外気に触れることで脳に刺激が伝わりますし、長い一日にメリハリがつくおかげで、食欲が増す、昼夜逆転を防止できるという健康へのメリットにつながります。

抱っこやカートを利用し、外気浴のつもりで気分転換に出るだけでも十分リフレッシュさせてあげられますよ。

NG習慣3.わかっているけど

歯ブラシを咥えるジャック

犬の歯周病は生活習慣が引き起こす深刻な問題です。歯磨きをしなければいけないのは「わかっているけど」犬が嫌がるので、と、おろそかになってはいませんか。

最初はほんの少し口臭がする程度から始まり、奥歯に目に見える歯石が付着します。ここまではご存じの方も多いでしょう。

しかし、歯周病というのは実は歯や歯茎にダメージを及ぼすだけにとどまりません。歯周病が進行すると顎の骨にまで炎症が及ぶこともあるのです。

さらに進行した場合、感染性心内膜炎、虚血性心疾患、肝炎、間質性腎炎、関節炎、骨髄炎などに発展する場合もあるので注意が必要です。

いずれも進行すると生活に支障をきたす障害となる疾患ばかりか、手術をしても完治が難しいというケースも多く、命に関わる危険性を持った病気です。

そうならないためにも、今まで「わかっているけど」行っていなかった歯ブラシにトライし、良い習慣が定着するように進めていきましょう。

はじめはほんの数秒間でも唇の上から歯ブラシを当ててみてください。決して叱らずできたらほめるということを少しずつ繰り返していけば、やがてスムーズなデンタルケアができるようになっていきますよ。

まとめ

太った犬

人の場合は、不適切な食生活、運動不足、ストレス過剰、睡眠不足、喫煙、飲酒などが生活習慣病の発症・進行に深く関わっているとされていますが、犬もまた、食生活や運動などの日々の習慣により健康を損ねることがあります。

しかし、犬は自分で運動をすることや食事のコントロールができません。

なにげない日々の習慣が愛犬の健康に及ぼす影響を考えれば、尚のこと私たち飼主は現在の生活習慣を見直し、慢性的にならないように修正していく必要があるでしょう。愛犬とご家族の健やかな未来のために。

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