ついつい、こんなことをしていませんか?
- 職場でもついつい「うちの子が」と、愛犬の話をしてしまう
- 自分の身だしなみは無頓着でも、愛犬の服は新作をチェックする
- インスタに乗せる写真は、愛犬が映えているかどうかで決める
- 家にいるときは、いつも愛犬に話しかけている
- 愛犬に催促されると、何度でも散歩に行ってしまう。
などなど、どれも犬中心の生活によく見られる光景ですね。しかし、ワンちゃんを飼っていない方からすれば「え?どういうこと?」と不思議に思われてしまうこともあります。また、ワンちゃんの反応を伺いすぎるあまり、いつのまにか愛犬が「オレ様」状態になってしまった、なんてことも…!?
リスク1. 周りとの会話がかみ合わない
結婚式や法事など、親族が集まる機会に欠かせない話題と言えば、「子供、孫」ですね。周りの方々が子供や孫の自慢交じりのエピソードをするのと同じように、愛犬の話もみんなに聞いてもらいたい、と思う方も多いでしょう。
しかし、ワンちゃんやネコちゃんを飼っていない方や、ペットをかわいがることに理解の無い方もいるのが実際のところ。そのような席では、愛犬の話は慎んだほうがベターと言えますね。
また、普段の職場でもこれと同じことが言えます。早朝のお散歩に始まり、休憩時間には遠隔ビデオカメラで愛犬の様子をチェックする方もみえるでしょう。私たち愛犬家は、このように日常のすべてがワンちゃん中心に回っていますから、当然のように職場でもついつい愛犬のかわいい様子を話したくなるものです。
でも、残念なことに、社会生活ではペットをよく思わない方が一定数いるのも現実です。相手のリアクションを見つつ、小出しにワンちゃんトークを挟んでいくのが得策ではないでしょうか。その上で、価値観の合う方と愛犬話に花を咲かせることができれば嬉しいですね。
リスク2. 愛犬にお金を使いすぎている
うちの子にピッタリな季節の洋服、フレッシュな食材を使ったこだわりのフード、カリスマトリマーによるスペシャルな美容。などなど。かわいいワンちゃんにはできる限りのことをしてあげたいという飼主さんは多くいらっしゃいます。
ある保険会社が犬一頭あたりにかかる一年間の費用を調査したところ、その金額は年々上がってきているという結果が出ました。このことからも、愛犬の健康や美容にお金を費やす飼主さんの気持ちがわかりますね。
そんな愛犬のかわいい姿をSNSに投稿する方も少なくはありません。中には投稿用の写真のために高級カメラを買い、話題作りのためにトレンドスポットへのお出かけや旅が欠かせない。という方までいるから驚きです。
食や美容へのこだわりも、お金の使い方も人それぞれですが、無理のない計画性を持つことがワンちゃんとの安定した暮らしにつながっていくのではないでしょうか。
リスク3. あなたのワンちゃんは「オレ様」?
平日は仕事で忙しいので、週末や連休はワンちゃんとずっと一緒に過ごすことにしている。という飼主さんもたくさんいらっしゃると思います。シャンプーをしたり、長めのお散歩や、ゆっくりとマッサージをしてあげることもできますね。
ワンちゃんもニコニコと笑顔でいてくれるし、あどけない寝顔もたっぷりと眺められ、お互いに幸せなおうち時間ですね。それはとてもすばらしいことですが、飼主さんの中にはワンちゃんをかわいがるあまり、知らずしらずのうちに愛犬の顔色を伺っていることもあるようです。
例えば、散歩。普段は一日二回と決めている方でも、お休みの日は愛犬に催促されるがまま何度でも行っているという方がいます。これではワンちゃんが生活の主導権を握ることになりかねません。
他には、ワンちゃんが吠えておやつを要求し、飼主さんがそれに従う形でおやつをあげているといったパターンも、ワンちゃんが「オレ様」状態になってしまう行動のひとつですから、そうならないためにも、お休みの日でもワンちゃんの顔色を伺いすぎないよう、いつもと変わらない態度で仲良く過ごすことを心がけたいですね。
まとめ
いかがでしたか。犬中心の生活に潜むリスクを考えてみました。しかしながら、ワンちゃんと一緒に暮らす喜びは何事にも代えがたい貴重なものです。少しだけ生活のバランスに気を付けながらたくさんの愛情を注げば、ワンちゃんは最高の笑顔で応えてくれるはずです。ワンちゃんとかけがえのない日々をエンジョイしてくださいね。