ペットロスについて理解する
ペットは家族!そんな人ほどペットロスに……
ペットロスになりやすい人には以下の様な特徴があります。
- ペットを家族として飼っていた人
- 子供のように大事にしていた人
- 心の支えにしていた人
子育てを終えてゆっくりと過ごすシニア世代、一人暮らしの子供がいない女性等がペットロスになりやすいと言われています。ペットに依存しやすい環境にあるということです。
家族と同じ、もしくはそれ以上にペットに愛情を注いでいたり、自分の子供のようにペットを中心に生活をしている人にとって、ペットとの死別はこころを引き裂かれるような思いです。
本人が思っているよりもずっと大きなダメージとなり、精神的に参ってしまう方も多くいます。
また、自責の念や罪悪感等でペットロスになる人もいます。
- 十分なお世話ができなかった人
- 病気の発見が遅れてしまった場合
- 亡くなるときに立ち会えなかった場合
飼い主が原因でないのに「ああしてあげればよかった」という後悔や、自責の念を感じてしまうことでペットロスになることもあります。
急な別れに原因を探してしまうのは仕方のないことです。どんな人でも愛するものとの突然の別れには冷静でいられないでしょう。
しかし、ペットは人間よりも寿命が短く、多くの場合飼い主よりも先に亡くなってしまいます。この事実は頭ではわかっているはずです。
ペットを飼う以上、最初からペットの「最期」について覚悟をして、受け入れられるようにすることが必要です。
ペットロスの主な症状
- 突然泣く
- 不眠や過眠
- 体重の極端な減少、または増加
- 食欲不振や過食
- 疲れやすい
- 吐き気
- 頭痛や発熱
うつ状態に近い?
100%愛情を返してくれるペットは、誰かの世話がなければ生きていけません。
その世話をすることで、誰かの役に立っているという安心感が得られます。
ペットを喪失すると自分の人生の価値や目標を失ったように感じ、「何に対してもやる気が起きない」「無気力」という、うつ病に近い状態になり、うつ病を併発する方もいます。
ペットロスを克服する
ペットロスから立ち直る!ペットロスからの5つのステップ
死を認められない(拒絶)
ペットが亡くなったときにまず訪れるのが、
「そんなわけがない」
「間違いだ」
という現実を否定する気持ちが出てきます。
精神的なショックから逃れようとする行動です。
すがるような思いで現実逃避をする(依存)
藁にもすがる思い、という状態です。
現状を受け入れることができずに、なんとか回避しようと現実逃避をします。
ペットに向けて「おねがいだから」と祈る行為もこれにあたります。
私のせいだと責任を感じる(怒り)
亡くなってしまったことを誰かの責任にしようとするのが「怒り」です。矛先は獣医、家族、自分自身です。
ペットが病気で亡くなった場合には「私がもっとはやく病院へ連れて行けば」など、後悔として尾を引くことになります。
ペットの死を受け入れていく(受容)
怒りの次にはペットとの別れを理解して、受け止められるようになります。この時期が「受容」というものです。
しかし、理解して受け止めたからといって悲しみが消えるわけではありませんよね。より悲しみが深まる人もいます。
全部大事な思い出に(解決)
受容の悲しみから立ち直っるのがこの時期です。
ペットと過ごした時間を思い出にして、回復していくことで立ち直っていきます。
ここまできて、やっとペットロスを克服したといえます。
悲しみに対処するためには?
- 悲しかったら素直に泣く
- 食事はとる
- 眠れなくても、横になるだけでもする
- 軽い運動をする
- 友達とおしゃべりで気分転換をする
- ペットの写真を飾る
- 新しいペットを飼う
周りに話をする人がいない、一人では辛い、という方はペットロス支援グループやペットロスのサポートグループなどもあるので、活用してみてはいかがでしょうか?
私が立ち直るためにしたこと
私は昨年、15歳の犬を介護していました。
そして亡くなったのが去年の今頃でした。
心の支えでもあった犬を亡くし、しばらくペットロスの状態に陥っていました。
ここからはそんな私が実際に犬を亡くして、ペットロス状態になっていたときに実行したことです。
万人に効くものではありませんが、参考にしていただければと思います。
日記を書く
一言でもいいので毎日書くようにしました。最初の内は「犬に会いたい」「寂しい」「私がああしていれば」というマイナスな気持ちばかりでしたが、日が経つにつれ「あんなこともあった」「犬はこんなときこうしていた」など、思い出に変わっていきました。
日記を読み返すことで、自分が徐々に立ち直ってきていることを実感できるのも良いと思います。
写真をまとめてアルバムにする
犬のことを思い出しながらまとめました。
子犬の頃から亡くなる前までの写真を眺め、泣いたり、笑ったりと感情を隠さずに出すようにしました。
一日で全部やってしまうのではなく、ゆっくりと整理していきました。
一冊にまとめたものは私の宝物となっています。
家族や友人と犬の話をする
実家の室内犬として飼っていたため、家族と犬の思い出話をしました。
「もしかしたら幽霊になって、家の中をパトロールしているかもね」なんて言いながら笑っていました。
友人にもよく懐いていたので、亡くなったことを連絡して、少し話をしました。
多くの人に愛されていたということがわかり、誇らしい気持ちになりました。
そんな犬の飼い主であったことが嬉しいと思い、少しだけ気持ちが晴れていました。
まとめ
ペットを飼っている人なら誰もが陥る可能性がある、ペットロス。生き物を飼う以上最期のお別れを想定しなければなりません。
しかし、いくら考えたところでショックを受けて、無気力になってしまうのはしかたのないことです。そこから立ち直ることが重要となってきます。
コンパニオンアニマルが増加している現在、ペットロスになってしまった人々を支援するグループが多くなりました。
そういった団体を利用するのも良いでしょう。
飼っていた犬だって、いつまでも悲しむ飼い主を見ていたくはないはずです。
立ち直った元気な姿で、楽しい思い出を心のなかに持ち続けたいですね。
ユーザーのコメント
10代 女性 のんのん
30代 女性 ちびまま
30代 女性 asami
40代 女性 TIKI
30代 女性 PON
ペットロスになるほどの後悔や悲しみがあったかどうかを振り返ると、
ダメージを受けた時は「ペットが若かった」「まだ出来ることがあった」という部分が大きかったと思います。
ペットが元気な時から出来る事は精一杯やったか(一緒に遊ぶことも含め)、
手間やお金を惜しんで手を抜いたかどうかがポイントでした。
出来ることを精一杯やったと思える場合も、どうしようも無かった事(アクシデントやお金の問題など)を受け入れるには、やっぱり時間が必要です。
ですが、立ち直るまでの時間や精神的なダメージが大きく違ったのは確実です。
今いる犬も家族のように可愛がっていますが、いつか来る別れの日に後悔しないよう
「毎日幸せでいてくれるよう精一杯がんばった!」と言えるよう、努力したいと思います。
女性 レオちゃん
3ヶ月に一度ぐらい獣医に行き健康管理をしていました。
まだまだこれから一緒に遊ぼうと思っていた矢先、過剰のストレスか僧坊弁腱索断裂で3日間苦しさと戦い、虹になってしまいました。本当にやるせなさでいっぱいでした。原因は誰もいない家で周りの人の動きに吠えていたようです。
自分を責め泣くだけ泣きました。3ヶ月かん遺骨と一緒に寝、毎日毎日写真を見て話ししてだんだんと落ち着いて来た感じです。ペットロスだったと思います。
でも毎日こんなことでは天国のレオちゃんが何て思っている…かなんて考え、最近ペットショップに通い新たに犬を飼いました。今度は何時何が在っても後悔しないように最高の愛情を注いでいきます。
やはり犬のいない生活は出来ないようです。
男性 ひろ01
長々とすいません
40代 女性 ラッキー坊や
女性 吉田みゆき
40代 女性 みらい
参考まで
https://www.youtube.com/watch?v=JmWPbtj2gIg
30代 女性 みいこ
30代 男性 匿名
9月2日前日に初めて餌を残し少し震えていました
翌2日病院にて診断結果は子宮蓄のう症
4日に手術予定でしたが間に合わず亡くなりました
後悔ばかりしています
いつもそばにいました
大好きでした
今まで本当にありがとう
また、いつか会えるよね?
40代 女性 匿名
14歳で亡くなりました。
子宮蓄膿症と腎不全が原因です。
すでに投稿させている男性のパグちゃんと同じ病気ですね
14年間、長時間離れた事がないので亡くなった直後に現実感がありませんでした。
でもすぐに自分の一部を失った感覚に襲われとても辛く苦しく悲しいです。
いつも拝見していた『わんちゃんホンポ』さんの記事に一喜一憂していましたが...
私が今日も泣き続けたこともありましたので気持ち吐き出すつもりで投稿しました。
他の投稿者さんのお話しで救われました。
ありがとうございます...
40代 女性 匿名
女性 匿名
毎日2人で過ごして側にいる存在なので、温かさに癒されます。ツンデレで甘える時は撫でてとアピールしてきます。「散歩に行くよ」と言うと嬉しそうにはしゃぎます。
朝晩の散歩で溌剌と歩く姿にまだまだ元気に過ごせると安心しています。 大病をしたら手厚い治療をしてあげられるか疑問ですが、出来るだけの事はしてあげたいと思います。後悔する事って何かしらあると思うし、深く落ち込むと思います。
私だけでなく主人がペットロスにかかりそうです。とても可愛がり尊重し、なにげない毎日の積み重ねを幸せに感じています。夫婦2人の絆の橋渡しをしてくれています。
ペットロスから立ち直る方法参考になりました。
40代 女性 匿名
記事を読ませて頂き、私も少しは立ち直ってきているんだなぁ。と愛犬の写真を見ながら思いました。
1日も忘れる事はありませんが、ラッキーが縁あって我が家に来てくれた事に感謝し、彼の優しい笑顔を胸にペットロスから抜け出せるよう頑張ります。
50代以上 女性 匿名
40代 女性 匿名
ニコは、あたしに抱っこされながら息をひきとりました。もう、悲しくて寂しくてどうしようもありません。いたずらばっかりでいつも怒っていたけど、ニコのことがかわいくてかわいくて、仕方なかった。夜もいつも一緒に寝てました。いつも私の隣にいてくれました。私ば、体調が悪くて悩んでます。ペットロスだとおもいます。ニコに会いたくて会いたくて、触れたくて、抱っこしたくてどうしようもないです。ニコの霊でもいいから会いたい。。。
50代以上 女性 匿名
やはり、助かる命を私の勝手な判断の甘さで断ち切ってから、思い出に変えるまですごく時間がかかりそうです。
50代以上 女性 匿名
30代 女性 初七日…
1週間前、15歳(今年のBDで16歳)のシーズーが亡くなりました。
心臓、腎臓の持病はもっていたのでずっと薬を飲んでおりましたが毎月血液検査や薬の注射等で管理しておりとくに症状、数値の悪化等は見られませんでした。
食欲旺盛で別の子の残したご飯までちゃっかり食べて怒られるくらいの食いしん坊。
しかし、急に翌日後ろ足が歩けずフラフラ…すぐさま病院へ。
脳貧血で体に必要な血液を自分で作る機能が低下していてすぐドナー(輸血)が必要とのこと。
運良く、適合されたわんちゃんが見つかり、当日から輸血を行いました。
翌日に退院しましたが歩けず… あんなに上手だったトイレも行けず本人がはがゆそうにしてました…
水の飲み方も何だか変に…目もぎょろっと出たような感じになってたのでまた病院へ…
高血圧(190)で人間だったとしてもどうかなってもおかしくない数値です。
その日、私一人で看病していた夕方…おむつを変えてあげてる時のことでした…
絶叫し、泣き叫び、過呼吸になり…あの日のあの時間、一生忘れることないでしょう
家族全員憔悴しきってますが私が中でもひどく、ペットロスで検索するばかり…
こちらの投稿をみては泣き、自分だけじゃないんだ…と少しでも気休めにしながら立ち直りたいと思い投稿しました
50代以上 女性 ナオコロ
15歳位から肝臓が悪くなったり、前立腺が肥大したりで病院通いは多くなりましたが、今年になってから歩けなくなり、それでも食欲はあり、介護食を食べてました。
老衰でしょうが、辛くて辛くて毎日泣いてます。
お空のコロちゃんへ
がんばり屋のコロちゃんも限界だったね!
僕はママのそばにいたくて頑張ったけど限界だったんだぁ~もう、ママ、泣かないで!っていう声が聞こえます。
そうだね!コロちゃん
ママの子供になってくれてありがとう!
ママ、頑張るね!
虹の橋の麓で待っててね!
50代以上 女性 匿名
50代以上 女性 匿名
50代以上 女性 匿名
50代以上 女性 匿名
40代 女性 匿名
前日まで楽しくお散歩も行ってたし、当日の朝ごはんも元気に食べてました。
眠りながらお空に旅立っていきました。
最期まで家族と一緒で最期まで普通に苦しむことも辛いこともなく過ごせたからココちゃんは幸せだったよね。
初めて会った時からお別れの日まで、ずっとココちゃんらしかったね。
ココちゃん、お空でいっぱい遊んでいっぱいご飯も食べてね。
必ずまた会えるからね!
それまでおりこうさんに待っててね!
ココちゃん本当にありがとう!
ココちゃん大好きだよ!