優しい犬種はどのような特徴があるの?
今回は、優しいと言われている犬種をご紹介していきますが、そもそも優しいと言われることの多い犬種とは、どのような犬種を指すのでしょうか。一般的に言われている「優しい犬種」の特徴や共通点は以下のような点が挙げられます。
- 他の犬や人と仲良くなれる
- 無駄吠えや噛み癖といった攻撃性が低い
- 子どもと一緒に穏やかに暮らせる
こうした共通点を持つ犬を「優しい犬」として見る人が多いようです。一言で言えば「家庭犬」ですね!
各ご家庭のしつけ方法や家族構成などによって、犬の性格は後天的に変化することが多々ありますが、やはり先天的に穏やかな性格やフレンドリーな性格は、遺伝として受け継がれているケースも多いといいます。
「優しい」と言われることが多い犬種とは?
では、一般的に「優しい」と言われることが多い犬種には、どのような犬種が挙げられるのでしょうか。今回は、日本国内でも人気の高い犬種から5犬種をご紹介します。
1.ゴールデン・レトリーバー
大型犬の中でも人気が高く、優しく穏やかな犬種として知られるのがレトリーバー犬種です。ゴールデン・レトリーバーは、家族だけでなく家族以外の人への愛情も深く、とてもフレンドリーな性格の子が多い犬種です。
また、明るく活発な一面も持っているので、小さなお子様がいるご家庭では遊び相手としても活躍し、優秀なベビーシッターにもなってくれる存在です。
2.ラブラドール・レトリーバー
同じくレトリーバー犬種のラブラドール・レトリーバーは、穏やかで賢く、愛情深い犬種です。その賢さから救助犬や麻薬探知犬や盲導犬など、様々な仕事を担う犬種でもあります。
人や犬、そのほかのペットに対しても優しく穏やかに接してくれるので、誰とでも仲良くなれる優しい子が多い犬種として有名です。攻撃性がほとんどないため、「番犬に不向きな犬種」と言われるほどおっとりしています。
3.キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
長くイギリス王室でも愛されてきたキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、温厚でおっとりした家庭犬として有名です。日本でも度々見かけることがあり、人気の高い犬種でもあります。
愛情深く、誰にでも人懐こく接することができる優しい性格を持つ反面、寂しがり屋な一面も持ち合わせています。また、元々愛玩犬として飼われていた犬種なので、攻撃性がなく争いごとを嫌う傾向が強い点も優しいと言われる理由の1つでしょう。
4.トイ・プードル
日本でも3本の指に入るほど人気のトイ・プードルは、見た目の可愛さも人気の1つですが、それ以上にしつけのしやすさが人気上位にランクインする大きな理由です。
明るく人懐こく、誰にでも「かまって〜」と甘えていくフレンドリーな性格の子が多く、最初にしっかりしつけをすれば、その後、無駄吠えや噛み癖を発動する子が少ないのも特徴です。
また、賢く活発に遊ぶことが大好きな犬種でもあるため、小さなお子様がいるご家庭でも一緒に遊ぶことができます。
5.フレンチ・ブルドッグ
おっとり優しい犬種として、フレンチ・ブルドッグも人気が高い犬種です。特に集合住宅で暮らす人が多い日本では、ペット可のアパートなどでよく見られます。
フレンチ・ブルドッグは、元々噛み癖や吠え癖を持たない子が多く、攻撃性もないため、常にマイペースでおっとりしているところが魅力です。
陽気で遊ぶことが大好きなひょうきんな一面も持っているので、一緒にいるだけでほっこりすると愛好家の多い犬種としても知られています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回紹介した犬種たちは、あくまで「優しい」傾向にある犬種です。育て方によっては、攻撃性が出てきてしまったり、吠え癖がついてしまうこともあるので、どの犬種であっても最初のしつけが肝心となります。