ドッグランというと、ワンちゃんがノーリードで自由に走り回れ、のびのびとストレス解消!!そんなイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかし、あくまで他の飼い主様やワンちゃんとの共用スペースですので、最低限のマナーは必要です。
そこで今回は、ドッグランを利用するにあたって、チェックしておきたいポイントをご紹介いたします。
予防はきちんと行う
ほとんどのドッグランでは、狂犬病予防接種、混合ワクチン接種、ノミ・マダニ予防を義務付けています。ですので、これらの予防を怠っていると、ドッグランが利用できません。
また、中にはノミ・マダニ予防あたりのルールが緩い施設もありますが、そういったところから感染したと思われるワンちゃんが、動物病院に来院することもありますので、ご自身のワンちゃんのためにも予防はしっかりとお願いいたします。
中には、混合ワクチン接種は7種以上、ノミ・マダニ予防は動物病院処方の予防薬を使っていることなど、さらにきちんと予防を徹底している施設もありますので、ご利用前に確認することをオススメします
(ちなみに、予防をきちんとしている施設ほど、衛生管理も徹底していますので、より安心して利用できますね)。
体調に問題があるときは利用しない
元気や食欲がないときはもちろん、皮膚病なんかも注意してください。まれに他のワンちゃんにうつる皮膚病がありますので、そういったのは、外見ではわかりづらく、ドッグランの方も断りづらいです。
もしアレルギー性皮膚炎など、うつる心配のない場合は、その旨を施設の方へ告げましょう。もちろんその他のちょっとした体調の変化があるときも注意してください。
あと、動物病院でよく相談される内容の一つに「ワクチン接種のあと、ドッグラン行ってもいいですか?」というものがありますが、ワクチン接種後、体温が上がると、副作用を起こしやすくなりますので、くれぐれも予防接種後のドッグランは避けましょう。
人混み、犬混みに慣れてから利用する
人には慣れているけど、ワンちゃんはダメ、そんなワンちゃんも結構いますし、その逆もあります。
いずれにしても、コミュニケーションに慣れていないワンちゃんは、まずコミュニケーションに慣れることから始めましょう。
最初は抱っこしたままドッグランを歩きます。
慣れてきたらリードを短く持って歩かせたり、お互いしっかりとワンちゃんをコントロールできる状態でご挨拶してみたり。親切なところでは、施設の方が協力してくれるでしょう。
思いっきり走るのはそれからです。事故防止のためにも、ここは焦らず慣れたことを確認した上で利用しましょう。
最低限、上記をクリアできれば、楽しくドッグランを利用できると思います。あとは各施設によってルールもありますので、きちんと施設に確認するようにしてくださいね。