今回ご紹介する方は、「北村嘉啓」さん。日々「手に負えなくなった犬」を中心に更生する活動を続けている男性トレーナです。
北村さんが活動を続けるのには、ある理由があります。
「殺処分されていく犬を一頭でも多く助けたい」
そんな北村さんの取り組みについてご紹介したいと思います。
殺処分の現状を変える活動
一般的な犬の保護施設では、保護期間中に里親に出会える「機会がある犬」と「機会がない犬」がいます。
「機会がある犬」は、大人しいく行儀がいい健康的な犬。一方「機会が無い犬」は、何かしら「問題のある」犬たちです。
体に障害があったり、性格が凶暴と判断された犬が優先的に「問題のある犬」として判断され、その多くが殺処分されてしまうのです。
しかし、凶暴化した犬の多くは、ストレスや環境が原因で心を病んでいる場合も多く、一概に判断できる物ではないと一部では問題視される声も。
(人、犬に攻撃的で譲渡対象外となった犬。我家でトレーニング中です!)
保護犬はペットショップなどで仔犬から購入した子と違い、色々問題を持った子達が多いです。問題行動で飼主さんが大変苦労している事が多々あります。
私たちは、保健所収容犬で、一般のボランティアさん達が手を出しづらい凶暴な犬や野犬を保護し、一般家庭犬になるようにトレーニングをして、新たなる飼主様を探し譲渡させて頂く愛護活動を行っています。
(※続きは次のページへ!)
多くの犬たちを救うために・・・
仲間と共に日々活動は続けられ、多くの犬のトレーニングに成功していました。
しかし、ある問題が活動の妨げになったのです。
活動が広がる中で、現在の環境では保護犬の受け入れの対応が出来なくなってきました。
受け入れるためのスペースが無ければ、トレーニングやわんちゃんを預かる事も出来ません。
(この子も人を襲う子でした。でも今では、小さな子供も安心して近付け触れられる子になるんです!)
そこで私共の協力者に相談を持ちかけた所、約1,200坪の土地を提供して頂けることになりました。
敷地の整備を行えば、190坪のドッグランや、25頭程を保護できる犬舎が出来るそうです。
この土地を開拓し有効利用すれば、不幸な犬達のために、自由に遊べるドッグラン、犬の問題行動の改善トレーニング、愛護活動されてる方の保護犬一時預かりなどが出来るようになります。
完成すれば多くの犬の命を救う施設に・・・!
新たな活動拠点のために準備中
現在、北村さんは仲間ととも下準備に入っているようです。
自分達で出来る事は自分達で頑張ろうと言う考えから始まったこのプロジェクト、まずは荒れた現地の草刈り、古屋内の家財道具などの片付けを開始しています。
廃棄処分はまた後で考えます。まだまだ片付けは続きそうです。スタッフの時間空いた時間が有る限り、頑張って行きます!
順調に準備が進んでいるようですね!
保護されないまま殺処分されていく犬を一頭でも多く助けるため、ドッグランなど保護犬を受け入れることのできる楽園を造りたい!
「行き場をなくした保護犬を、胸を張って幸せな第二の犬生を過ごせる素晴らしい里親様のもとへ送り出したい!」
目的に向けて動き出しているようです。
しかし、施設を整えるには資金が必要・・・・道のりは長いようです。
現在、下記サイトで支援を募集しています。
この活動に賛同したい方は、是非支援してみてはいかがでしょうか?
<READYFOR (レディーフォー)>
https://readyfor.jp/projects/pochipapa