その行動、実は犬が怖がっているかも…?意外なNG行為と正しい接し方を解説

その行動、実は犬が怖がっているかも…?意外なNG行為と正しい接し方を解説

人間の日常や、愛犬にやってしまう行動の中に「怖いよ…」と思わせているものが実はいっぱい!ここでは犬が怖がる意外なNG行為と正しい接し方をご紹介します。ぜひ見直す機会にしてください。

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犬が怖がるNG行為と正しい接し方

隠れる犬

愛犬家の人が注意したいのが、犬に恐怖心やトラウマを与えないということ。

ですが、人間の暮らしの中には犬にとって「怖いよ!」と感じるものが沢山あります。

また、飼い主さんや周りの人が犬に対して、「嫌だな」という気持ちにさせる接し方を行っていることも。

ここでご紹介する犬が怖がるNG行為をチェックを行い、もし当てはまる場合は正しい接し方に変えるようにしましょう。

スマホの音

犬といえば、雷や工事のような大きな音が苦手ですが、人間が持つスマホの音に対しても実は怖いと思っていたりします。

犬は人間の6倍の聴力があるといわれているため、「ピコン!」と鳴る通知音だけでも、慣れていない犬は「ビクッ」と反応するでしょう。

もし愛犬が怖がったり驚いている様子なら、ボリュームを下げて小さな音にしましょう。

そして、少しずつ慣らしていくことで犬は学習していきます。ただし、嫌がらない範囲で行うことが大切です。

怖がりなタイプの犬なら無理をして慣らすよりも、人間が配慮するように心がけましょう。

頭をなでる、ハグをする

頭をなでて嫌がる犬

かわいい犬を見ると、つい頭をなでたり、ギュッと抱きしめたくなりますよね。でも、愛犬がさほど嬉しそうではなく、むしろ「やめて!」と嫌がっている素振りを見せる場合は控えた方がいいです。

人懐こい犬でない限り、犬は頭を触られることに対して「怖い…」と感じてしまいます。

犬側の気持ちになるとわかるのですが、急に人間の手の平が近づいてくると、不安な気持ちになってしまうものです。

また、犬をハグする行為も犬は嬉しくはなく、むしろ我慢したり中には唸る犬もいるでしょう。

可愛がる際には、犬が喜ぶ方法で撫でてあげてください。耳の根本、首から背中にかけた部分、体の側面、あごの下を優しく撫でると喜びます。

掃除機をかける

犬の掃除機嫌いは有名ですが、もう慣れたはず…と思っていても実は怖がっていることもよくあります。

また、慣れているからといって、掃除機で犬を追い回す行為もNGです。

もし吠えたり部屋の隅に逃げる様子なら、少しずつ慣らすように接しなければなりません。

まず、掃除機は部屋に置きっぱなしにして存在自体に慣らすようにします。そして、掃除機をオンにした時、おやつを与えて気を紛らわします。

掃除機をかける時間を少しずつ延ばしていきながら、恐怖心を軽減させるようにしましょう。何度やっても吠えてしまう、震えるほど怯える場合は、隣の部屋に避難させるなど対応を行ってあげてください。

ドライヤーで乾かす

人間の髪や犬のシャンプー後に使うドライヤーを嫌がる犬も多いです。

スイッチを入れた瞬間に吠える犬も多く、犬の毛を乾かすのに大変苦労する方もいらっしゃるでしょう。

この場合も掃除機と同様に、ドライヤーの存在に慣らすことから始めるのがおすすめです。ただし、犬の手が届かない安全な場所に置いてください。

そして、犬の毛を乾かす際には、ドライヤーを真正面から向けないこと、弱風から始めることがポイントです。

じっとできたらおやつを与えて、犬が嫌がらないよう少しずつ慣らしていきましょう。

花火大会に連れて行く

夏の綺麗な花火を愛犬と見たい!という飼い主さんは、注意が必要です。

多くの犬は、花火大会の音に恐怖を感じてしまいます。花火の大きな破裂音は雷と同様、犬にとっては怖い存在でしかありません。

花火の音でパニック状態に陥り、暴れたり噛み付いてしまう犬もいます。トラウマを植え付けないためにも、花火大会へ愛犬を同行させることは避けるべきといえるでしょう。

また、飼い主さん自身が外から聞こえる花火の音に興奮したり、雷の音に過剰反応すると犬の恐怖心を煽ってしまいます。

飼い主さんはいつでも平常心を保つことが、愛犬を怖がらせないことにつながります。

まとめ

へこむ犬

日常的な行動の中に犬が怖がる行為はたくさんありますね。

特に犬は音に敏感なので、びっくりさせないようボリュームへの配慮をしましょう。犬の反応を見ながら生活を送ることが大切です。

もし、不安行動が止まらない場合は一度獣医師へ相談することをおすすめします。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 女性 Komi

    生後2才のロングコートチワワを飼っています。
    彼は、家でのシャンプー後のドライヤーは嫌がりません。
    もちろんドライヤーを使う時は手際と要領よく、濡れている尾っぽ、尻、後脚、背中、腹、胸、首周り、前脚の順に、強風で遠まきに、弱風で念入りにとメリハリをつけます。
    基本的に、家の犬もドライヤー好きではないと思いますが、大好きなお風呂、シャンプーの後のドライヤーはやむを得ないと思っているようです。
    私が口で「偉いね〜!」と褒めながらかけるので、逃げたりは絶対にしませんし、終わればドヤ顔をしています。
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