『家族の絆』が生まれている時に犬がする5つの行動や仕草

『家族の絆』が生まれている時に犬がする5つの行動や仕草

犬は仲間意識が強い動物です。そのため、一緒に暮らす年月が長くなればなるほど、家族との絆が深まり、家族にしか見せない行動を見せるようになります。今回は、家族の絆が生まれている時に犬がする行動や仕草を紹介します。

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家族の絆が生まれている時に犬がする行動や仕草

笑顔の犬と家族

古くから家族の一員として迎えられることの多かった犬は、人間と共存してきた歴史も長く、人間と似た仕草を見せたり、人間の感情を読み取る能力に長けていたりと特殊な能力を培ってきました。

そんな犬たちは、家族の絆が生まれている時に、ある行動を見せます。

1.一家団欒の場をみんなが見える位置から見守る

ソファーで本を読む家族と離れた場所に伏せる犬

家族がリビングに全員集まっている時、家族から少し離れた場所で、しかし家族全員から自分が見える場所に居座り、じっと家族を見つめていることはありませんか。

これは、少し離れた場所で待機することで、仲間である家族を守ろうとしている犬の行動です。また、家族全員が見える場所に位置することで、安心している犬も多いです。

家族が全員見える位置にいるということは、犬が家族を家族として認識している証拠です。

少し離れた場所にいるというのも、離れた場所にいても大丈夫という信頼からくる行動の1つです。

2.家族同士が喧嘩していると間に入る

家族の中で喧嘩が起きることはよくありますよね。特に年齢の低いお子様が2人以上いるご家庭では、毎日のように喧嘩が繰り返されるということも珍しくありません。

犬にとって、仲間内での諍いは大ごとです。大事な仲間同士の喧嘩は、仲間が離散してしまうことに繋がり、結果として自身の命が危なくなってしまう恐れがあるからです。

そのため、家族として絆が生まれている犬は、家族内で喧嘩が起きた時、どうにか仲裁しようとする行動を取ることが多いです。

間に割って入ったり、それぞれの顔を見つめたりといった行動です。「喧嘩はやめようよ」と伝えているのです。

3.じっと家族を見つめてアイコンタクトを取る

こちらを見つめるダックスフンド

「全ての犬が家族にしているんじゃないの?」と思うかもしれませんが、飼い主である家族に対して、じっと頻繁にアイコンタクトを送ってくる場合は、家族ならではの特別な愛情表現だと思ってください。

犬の『見つめる』という行為には、2つの意味があります。飼い主以外の人に対しては、警戒や不安といった意味合いが強く、家族に対しては愛情表現の意味合いが強いです。

普段何気なく行っているアイコンタクトも、実は犬にとっては「あなたは大事な家族ですよ」という愛情表現の一種だったのです。

アイコンタクトを送られたら、必ずこちらも笑顔でアイコンタクトを返すようにしましょう。

4.家族が集まっていてもお腹を見せてリラックスしている

家族が全員集まっている時に、警戒する様子なく、お腹を見せたリラックス状態を保っている場合は、家族全員を信頼できる人たちとして認識し、家族だと思っている証拠です。

犬にとってお腹は弱点なので、基本的に信頼している人や好きな人の前でしか見せません。

家族が全員集まっている場に、少しでも警戒するべき人間がいる場合は、お腹を見せてリラックスしているような行動は見せないのです。

つまり、家族が全員集まっている時に、お腹を仰向けに見せてリラックスしているということは、家族全員のことを仲間として信頼していることになります。

5.赤ちゃんに対して優しく接する

赤ちゃんを見つめる犬

犬は家族環境の変化が苦手です。しかし、家族に新しい命が生まれた時、飼い主が生んだ子ども、あるいは飼い主の子どもに対して、興味を持ったり優しく接したりすることが多いです。

これは、大切な家族が大切にしている存在だということを理解しているため、「自分も家族の一員なのだからこの子を守らなければ」という責任感が働いているのです。

よくネット上に子どもと触れ合っている犬の写真や動画が挙げられていますが、こうした行動は、家族として認識しているからこそ取れる行動と考えて良いでしょう。他の子どもの場合、避けたり離れたりする犬は多いです。

まとめ

座る犬とソファーに腰掛ける家族

いかがでしたでしょうか。

犬にとって家族は守るべき大切な仲間です。また深く信頼を寄せている相手でもあるので、家族にしか見せない姿や、家族の前だからこそ起こす行動なども多く見られます。

今回紹介した中で複数当てはまる行動があった場合は、家族としての絆が生まれている証拠です。これからも家族の一員として大切にしてあげてくださいね!

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    20代 男性 匿名

    赤ん坊に対して優しく見守るとありますがそうなるには性格もありますがおおきくは飼い主の対応です。赤ん坊に付きっきりになると嫉妬心から赤ん坊に対して威嚇したりするようになります。優しくさせたいなら犬とだけの時間も設けること。そうすれば嫉妬心から開放され赤ん坊を群れの一員として認識不足します。
    赤ん坊に付きっきりでないといけないことは良く解ります。しかし四六時中起きてるわけではないでしょう。お昼寝で寝かしつけたあと別のお部屋でスキンシップすれば良いだけの事。ネットで詳しく書かれているので参考にして下さい。
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