もしかして見えている?犬がよくする3つの不思議な行動
時々、愛犬が不思議な行動を見せることはありませんか。
「もしかして、オバケが見えているのでは…」と思ってしまうと、途端にゾッとしてしまうことも…。
ここでは、一般的によく見られている犬の不思議な行動を紹介します。
1.空中をじっと見つめる
愛犬がピタッと動きを止めたかと思うと、突然誰もいない宙をじっと見つめることはありませんか。
何度か見たことがあるという人も多いでしょう。
このような姿を見てしまうと、「もしかしてそこに誰かいるの?」と思わずヒヤッとしてしまいますよね。
中には、悪霊がいたらと考え、その方向に向かって怒ったり声をかけたりする人も…。
しかし、実際には、飼い主には聞こえていない外の音や匂いを感知して、その音をより詳しく聴き取ろうと耳をすましているだけということが多いようです。
犬は非常に聴覚が優れているので、じっと動きを止めることで、遠くの音も正確に聴き取ることができるからです。
2.誰もいないところに向かって吠える
直前まで隣でまったりと過ごしていた愛犬が、突然パッと立ち上がり、誰もいない空中に向かってワンワン吠える!…という行動もよく見られる不思議な行動の1つです。
誰もいないところに向かって吠えているだけでも怖いのに、その視線が徐々に横へとずれていく様子を見た時は、「本当に誰かいるのでは…」と、こちらが怖くなってしまいますよね。
こちらは、外を歩いている犬の気配を察知したことで、その犬に向かって「この家に近づくな!俺の縄張りだぞ!」と示すため、吠えていることが多いです。
しかし、徐々に視線が動くのは、いったいどうしてなのでしょうか。
3.何かを伺うように怯える
ある一点を横目でチラチラと見つつ、怯えた様子で飼い主の隣にやってくる…という行動も不思議ですよね。
いったい何に怯えているの?と、思わず聞いてしまう飼い主さんも多いでしょう。
また、何かを伺うように怯えた後、その『何か』から逃げるように別の場所へと移動して隠れるという、見ている側からするとゾッとするような行動を見せる犬も多いです。
こちらも、私たちが気づいていない音や匂いを感知したことで、「苦手なあの犬が近くを歩いている…」などと考えての行動である可能性も否めません。
犬には人間には見えていない物が見えている?
昔から「犬にはオバケが見えているのでは」と囁かれてきたこの噂ですが、近年、実際に犬は人間には見えない『UV波』が見えているのではと考えられるようになりました。
イギリスの研究でも、鮮明にUV波を視覚的に捉えているだろうと発表されています。
UV波は紫外線とも言われ、一般的には視覚的に捉えることのできない電磁波の一種です。
しかし、犬は野生として生きていた頃、進化の過程として、UV波を可視化できるようになったのではと考えられています。
さて、このUV波ですが、幽霊と呼ばれる存在がいると仮定した時、幽霊もまたUV波で可視化されているという説が定説です。
つまり、オバケがいるかいないかはわかりませんが、もしも幽霊がいると仮定すると、犬はオバケが見えている可能性が高いということになります。
前述したように、幽霊が存在するか否かは、現在でもはっきりと解明されていません。人間の脳が生み出す幻覚ではないかとも言われています。
しかし、もしもオバケがいて、それを犬が視覚的に捉えているのだとしたら…、今回紹介した不思議な行動にも納得がいきませんか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
現実的に考えると、幽霊が見えているとは考えにくい(考えたくない)ですが、最近は研究によって犬がUV波を視覚化している可能性も言及されています。
これを踏まえて考えると、「犬は人間に見えていない物が見えている」は、あながち間違いではないのかもしれません。