犬を褒める効果
犬にとって褒められることは、最大のご褒美であり喜びです。
でも、しつけのためにと叱ってばかりいませんか?それなのに効果を感じられないのではありませんか?おやつを与えることで、何とか誤魔化しているのではありませんか?
愛犬が言うことを聞いてくれないのは、「褒める」が欠けているからです。
叱ることをやめて褒めることを続けるということを、ぜひ一度試してみてください。愛犬との関係性にも変化が表れるはずです。
1.暮らしが楽しくなる
褒めることには、愛犬との暮らしがより楽しくなるという効果があります。叱ってばかりいると気持ちが落ち込んでしまいませんか?
叱っている時は、イライラした怒りの感情かもしれませんが、時間が経つと“あんなに叱らなくてもよかったのに…”と後悔の気持ちまで現れてしまいます。
そんな飼い主さんの様子を見て、愛犬だって寂しい思いをしているはずです。
褒めることには、自分の気持ちも愛犬の気持ちもHAPPY♡にしてくれる効果があります。
2.しつけがスムーズに上手くいく
褒めることには、しつけがスムーズに上手くいくという効果があります。
指示に従うことができなかったからといって、叱られても犬には理解できません。
なぜ怒っているんだろう?と疑問に感じています。不安や恐怖にさえ感じてしまうことだってあります。
これでは、しつけはいつまで経っても進みません。
しつけをスムーズに行うためのコツは、“できた時に褒めること”です。
犬が“こうすれば褒めてもらえるんだ!”と理解することができます。褒めてもらえることなら自ら進んで行います。
褒めることには、何度教えても覚えられなかったことも、あっという間にできるようになるという効果があります。
3.簡単で分かりやすい
褒めることには、簡単で分かりやすいという効果があります。
叱る時には、飼い主さんの感情がかなり影響します。
犬が不安や恐怖を感じてしまう叱り方であってはなりませんし、叱ることにはタイミングも必要です。
上手く叱るのって意外と難しいです。
感情任せに怒ってしまうことってありますよね。“昨日は怒鳴ってしまったけど今日は冷静に叱ろう”なんて改めても遅いかもしれません。
逆に褒めることは、犬にも人にも簡単で分かりやすいものです。“楽しい”や“嬉しい”の素直な気持ちだけがあるからです。
飼い主さんのその時の感情によって、コロッと褒め方が変わるということもありません。
褒めるということは、気分次第で変わることがなく簡単で分かりやすいという効果があります。
褒め上手な飼い主になるためには?
アイコンタクトをすること
愛犬とのアイコンタクトを習慣づけることで、上手く褒めることができるようになります。
アイコンタクトの練習では、愛犬が飼い主さんに集中し、5秒間アイコンタクトをすることができたら褒めてあげてください。
声をかけて褒めること
「おりこうさん」などと声をかけながら、おやつをご褒美として与えることがほとんどです。
もっと褒め上手になるためには、声をかけた後におやつを与えると良いです。
おやつを与えながら褒め言葉をかけてあげても、犬は聞いていません。おやつを食べ始めてしまっては、おやつに集中してしまっているからです。
まとめ
愛犬を今すぐに褒めたくなる、3つの効果について解説しました。
- 暮らしが楽しくなる
- しつけがスムーズに上手くいく
- 簡単で分かりやすい
叱りながらしつけを行うよりも、褒めながら暮らした方が愛犬との絆はより深くなります。
ちょっと難易度の高いしつけにも挑戦できるかもしれません。
ご紹介した3つの効果には、さらに犬と人の心と暮らしが、HAPPY♡で豊かになる効果があります。
普段は何気ないことでも、今日は愛犬の些細な良い行動も褒めてあげてみだください。