犬にとって退屈な『留守番の環境』とは?改善したい3つの場所とは

犬にとって退屈な『留守番の環境』とは?改善したい3つの場所とは

犬はひとりで留守番するのが苦手な生き物といわれています。そんな犬は留守番しているときに退屈すぎると寂しさやストレスを感じやすい傾向にあるようで、なかにはそれらが引き金となって問題行動を起こしてしまう場合もあったりします。ではどうすれば犬に留守番をさせているとき退屈を感じさせにくくすることができるのでしょうか?

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犬が退屈に感じやすい留守番の環境は?

カーペットの上で眠る犬

留守番中に退屈を感じると問題行動を起こしやすい?

犬は大昔から仲間と一緒に暮らしていたので、独りになると寂しさやストレスを感じやすい傾向にあるそうです。

そんな犬は、ひとりで留守番をしているときが苦手な環境になりやすく、退屈を感じることで、さらにネガティブな感情を抱きやすくなってしまいます。

なかには、ストレスや退屈が原因となってイタズラをしたり、部屋のあちこちでトイレをしたり…、気持ちを落ち着かせようと自分の体をひたすら舐めて皮膚病を発症させたり、といった問題行動を起こしてしまうこともあるのだとか。

留守番させているときに少しでも愛犬に寂しさや不安、ストレスを感じさせないようにするには、落ち着きやすい環境、そして退屈を紛らわせる環境を用意してあげることが大切となります。

では、犬はどういった環境を退屈に感じやすいのでしょうか。

犬が退屈に感じやすい留守番の環境

退屈に感じやすい環境は犬によって異なってしまいますが、多くの場合は…

  • 窓がない
  • 遊べるもの(退屈しのぎできるもの)がない
  • 静かすぎる

といった環境を退屈に感じやすいといわれています。

ということは、こういったポイントを気にかけながら、愛犬にあった留守番時の環境をつくってあげると、退屈を感じさせにくくすることができるといえますね。

では、具体的にどのように改善すればよいかお伝えしていきます。

犬が留守番時に退屈しにくいおススメの環境3つ

1.ひとりでも楽しめる場所を用意する

オモチャで遊ぶ犬

愛犬が、普段からワンパクで遊ぶのが大好きな場合は、ひとりで遊べるオモチャを用意してあげるだけで退屈を紛らわせることができます。

私のおススメとしては、『知育玩具』です。

この知育玩具は、一般的にオモチャの中に愛犬の好きなオヤツやフードを入れ、どうすれば中にある食べ物を取り出せるのか。と、考えさせながら遊ばせることができるオモチャとなります。

ただ遊ぶだけでなく頭を使うので、ほどよく退屈な時間を紛らわせることができるのがポイントです。

また、中にある食べ物を獲物に見立てて遊ぶオモチャとなりますので、狩猟本能を刺激することができ、愛犬に充実感を与えることもできるといえるでしょう。

もし「愛犬はあまり遊ばない」といった場合は、『秘密基地』のような狭くて暗いといった、安心しやすい場所を作ってあげると良いと思いますよ。

留守番させる場所に秘密基地をいくつか用意してあげることで、そのときの気分によって居場所を変えることができ、ほどよく気分転換させることができるといえるでしょう。

ちなみに、私の愛犬はオモチャであまり遊ばないので、ドーム型のベッドを用意してあげたり、布団を用意して中に潜り込んで楽しめるようにしてあげていたりします。

2.窓から景色を眺められるようにする

窓の外を眺める犬

オモチャなどの退屈しのぎができるものを用意しても、その環境になれることで、犬はやがて飽きてしまい退屈に感じやすくなってしまいます。

そういった場合は、外の景色が眺められる『窓』の存在がとても役立ってきます。外の世界には、犬にとって興味をそそるものがたくさんあるからです。

  • 行き交う人や犬
  • どこからか聞こえてくる音
  • 空を飛ぶ鳥

など、窓から外を眺めるとつねに新鮮な光景が目に飛び込んでくるので、退屈を紛らわせるにはもってこいといえるでしょう。

ただ1つだけ注意点があります。それは『戸締り』です。

残念なことに、毎年窓やベランダから愛犬が転落してしまったという話は少なからず耳にしますので、脱走防止のためにも窓がある室内で留守番させるときは、”必ず”戸締りをキチンとしてからお出かけするようにしてくださいね。

3.いつも過ごしている環境にしてあげる

テレビと犬

愛犬が過ごしている環境で、普段音楽が流れていたりテレビの音が聞こえている場合は、留守番をさせるとき静かな環境にしていると、退屈を感じたり寂しさを抱きやすいといわれています。

おそらく、いつもと違った環境をひとりで過ごすことで、より退屈や不安を感じやすいのでしょうね。

反対に、いつもと同じように音のある環境にして留守番させると、退屈や不安を感じにくくすることができるそうです。

そして私のおススメとしては、『テレビをつける』です。テレビをつけることで、音を使って気持ちを紛らわせることができます。

そして犬は、テレビの映像をハッキリと理解していますので、映像を流してあげることで退屈しのぎをさせることもできるのです。

窓がない部屋で留守番をさせる場合は、テレビをつけてあげると、退屈を感じにくくさせることができるといえそうですね。結構おススメですよ。

まとめ

見つめる犬

犬は感情がとても豊かなので、ひとりで留守番をしているとき、人間と同じように退屈を感じてしまうことがあります。

留守番中に寂しさや退屈を感じ続けていると、ストレスを溜め込んだり問題行動を起こしてしまう可能性がありますので、「いつも愛犬は退屈に感じているかもしれない…」と思った場合は、今回お伝えした退屈しのぎの方法を試してみてはいかがでしょうか?

愛犬がひとりで留守番するときでも幸せに過ごせると良いですね。

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