犬の噛み癖を直す方法3選!やってはいけないNG行為まで解説

犬の噛み癖を直す方法3選!やってはいけないNG行為まで解説

犬には“犬歯”が生えているので、噛まれると結構痛いです。今回は「犬の噛み癖」をテーマに、噛む理由やしつけ方法をお届けしたいと思います。犬を飼っていれば誰もが通る道なので、お悩み中の方、是非ご覧下さい!

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犬はどうして人間を噛むの…?

怒っている犬

犬の「噛み癖」は、犬を飼っている方を悩ませる問題行動の一つです。

甘噛みのうちはまだ良いです。本気で噛まれると、歯形がくっきり残って血が出たり、内出血になるくらい痛いです。

私自身が経験者なので、凄くよく分かります。

そもそも、犬はどうして噛むのでしょうか?理由はいくつか考えられます。

《犬が人間を噛む理由》

  • 遊んで欲しい
  • 自分のものを守りたい
  • 怖いと感じている
  • 抵抗の意思表示

噛み癖があると、誰かを噛んで怪我をさせる可能性があり、家に知り合いを招いたり、ドッグランに連れて行くのも躊躇してしまいますよね。

犬の自由度を上げるには、噛み癖が習慣化する前に直しておくのが賢明です。

犬の噛み癖を直す方法

上目遣いをする犬

1.低い声で叱る

高い声は、叱るときには不向きです。男性の言うことを聞く犬が多いのは、地声が低いことが関係していると言われています。

意識的に低い声で叱ることで、「いけないことをしてしまった」と犬が認識します。立ち上がった状態で見下ろしながら叱ると、より効果的です。

2.無視する

噛まれても反応せずに無視する方法です。一切目を合わせずに、触ったり撫でるのも控えて下さい。

家の中であれば、犬をそのままにして別室へ行くと「あれ、何か悪いことしちゃったかな?」と犬に思わせることが出来るでしょう。

時間は15〜30分程度を目安にします。良心が痛むかもしれませんが、犬のためにじっと我慢です!

3.大きな音を立てる

犬は大きな音が苦手です。その心理を利用して、しつけに用いる方法になります。

例えば、「手を叩いて音を出す」「壁を叩く」など、音はどれか1種類に絞り、短く1回だけ鳴らすのがポイントです。犬の位置から見えないように行って下さい。噛むと嫌なことが起こる、と犬に思わせます。

音に慣れてしまうと効果がなくなるので、使用頻度を下げるために他の方法と併用して行いましょう。

やってはいけないNG行為

あくびをする子犬

長い時間叱り続ける

必要以上に長い時間叱っていても、犬には通用しません。ストレスだけが増殖し、あくびや体を掻くなどのカーミング・シグナルを見せるようになります。

叱る側としても疲れてしまうので、叱るときは短時間集中の一択に限ります。

マズルを掴む

マズルとは、鼻先から口元にかけての部位を指します。昔は犬が悪いことをしたときに、マズルを掴む「マズルコントロール」が浸透していました。

しかし、マズルは犬の急所であり、不快感やトラウマを植え付ける原因になるため、最近では、マズルを掴む行為に対して反対派の意見が挙がっています。

犬が自分の尻尾を噛んでいる!

自分の尻尾を噛むシェパード

子犬に見られる行動として、自分の尻尾を追い掛ける「尾追い」があります。

これだけだと遊びであることが多いのですが、尻尾を噛んでいるときは要注意です。「常同障害」と呼ばれる心の病気が考えられます。

《尻尾を噛むことが多い犬種》

  • 柴犬
  • ポメラニアン
  • ジャックラッセルテリア

尻尾を噛みちぎったり、傷口が悪化する前に動物病院を受診しましょう。

まとめ

頭を撫でられる犬

噛み癖を直すための方法を3つご紹介しましたが、犬の性格に合わせたしつけを行って下さいね。犬を追い詰めることが目的ではないので、精神的に追い込まないよう気を付けましょう。

良いことが出来たときはしっかり褒めて「叱る×褒める」のメリハリを付けると、犬の成長に繋がっていくはずです。

飼い主からの褒め言葉は、犬にとって一番のご褒美ですよ♡

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