遊び時間は何分がベストなのか
子犬の遊び時間のベスト
子犬の遊び時間は1日の合計で30分くらいがベストです。朝10分・昼10分・夕方10分とこまめに遊び時間を取り入れてあげると良いでしょう。
子犬はいつまででも遊んでいたいものです。あまりの元気すぎる姿に圧倒されてしまうことがあります。
しかし、まだまだ体力の少ない子犬は、遊びすぎると疲れがたまり、あっという間に体調を悪くしてしまいます。
体力が有り余っているわけではなく、まだ自分自身の体力の限界を知らないだけなので、しっかり管理してあげてください。
成犬の遊び時間のベスト
成犬の遊び時間は1回20分から30分くらいがベストです。しかし、成犬の場合は時間よりも「質」を重視してあげましょう。
何分遊ぶのかではなく、どんな遊びをするのかが重要です。そのためには、飼い主さんも一緒に遊びを楽しむことが大切です。
隠されたおもちゃや、おやつを探すゲーム、隠れた飼い主さんを探すかくれんぼのようなゲームなど、犬の本能や知能を上手く使って遊ぶと、脳や心に良い刺激を与えてあげることができます。
遊びすぎることのデメリットはわがままになりやすいことです。体力もありますし、満足するまで遊びたがります。満足できないと無駄吠えなど問題行動の原因になることもあります。
飼い主さんが決めたタイミングと時間を守って遊べるように理解してもらわなければなりません。
老犬の遊び時間のベスト
老犬の遊び時間は、その日の体調に合わせて調整してあげましょう。
あまり遊びにも興味を持たなくなってしまいがちなので5分くらいで構いません。遊びの時間は毎日取り入れてあげることが大切です。
子犬や成犬よりも、老犬の遊びの時間は重要です。関節や筋肉を動かして衰えを防ぐことができるためです。
おもちゃに興味は持たなくなっても、おやつはいつまでも大好きです。おやつを隠し、探してもらう遊びなら脳を刺激し、老化を防ぐことができます。
ただ、遊びすぎると飽きてしまいやすく体力面も心配です。愛犬のペースでその日の遊び時間のベストを決めてあげてください。
犬が喜ぶ遊びのコツ
子犬はしつけと遊びを一緒に行う
例えば、オスワリやマテなどの指示を出し、従うことから遊びを始めます。飼い主さんに従うことで良いことが起こることを学ぶことができます。
簡単なしつけから少しずつグレードアップさせていく中で、飼い主さんに従うことが何より安全なことであることも学ぶことができます。
犬にとってもしつけが楽しいものになり、飼い主さんもしつけやすくなります。
また、遊びとしつけを一緒に行う時間は、噛んで良いもの（犬専用のおもちゃ）と噛んでいけないもの（手や物）を教えてあげる機会でもあります。
雨の日こそ普段とは違う遊びを
普段は、お散歩で体力を十分に使うことができるため満足することができます。そのため遊びの時間を欲しがらない犬もいます。
しかし雨の日は違います。お散歩へ行くことができず、ソワソワしたり、イライラしたり、不満な様子がよくわかります。雨の日こそ普段とは違う遊びを取り入れてあげてください。
廊下にたくさんの障害物を置き、障害物を倒したり壊したりすることなく上手に通れるかな？というゲームは、難易度も高くおすすめです。
関節が多く体をしなやかに動かせる猫は得意ですが、犬には苦手な遊びとしても知られていますね。簡単なレベルから始めて、まずはどんな遊びなのかを理解してもらうと良いでしょう。
まとめ
遊び時間は何分くらいがベストなのかについて、
- 子犬の遊び時間のベスト
- 成犬の遊び時間のベスト
- 老犬の遊び時間のベスト
それぞれのベストな時間と遊び方、遊びすぎるデメリットなどを解説しました。
何より大切なことは、飼い主さんも一緒に心から楽しむことです。犬が最も喜び楽しんでくれます。
