パートナーか愛犬か?
アメリカから最新ニュース!
アメリカの、とあるペットグッズ定期購入サイトが、約1,000人の愛犬家を対象に行った調査によると、その38パーセントが、自分のパートナーや配偶者よりも、飼い犬を愛していると答えたのだそう。
愛犬家たちに「ペットがいなくなった時」と「パートナーとの関係が破綻した時」のショックの度合いを1から10(10がショックの最大値)までのレベルで表してもらうという調査では、「愛犬がいなくなった時」の平均が9.1に対して、「パートナーとの破局」は8.8という結果。
9.1と8.8の差は微妙ですが、その僅差は結構多くのことを物語っているようにも感じませんか?
ワタシ＋犬＋パートナーの微妙なバランス
また、こちらはイギリスの通信社「SWNS」による報告。愛犬家の94パーセントが「ペットがパートナーと良い関係を築くのは重要」と考えていて、71％は「ペットとパートナーの関係がうまくいかないと、パートナーとの関係に問題が生じる」との結果を得たとか。
どうも、パートナー間において、ワンコの存在は、大きなカギのようですね。
果たして犬への愛に男女差はあるのか?!
女子のご意見
アメリカのアンケート結果、個人的に「38パーセント?もっと多いかと思った」が正直な感想。
これは私が女性だから?
もしかして、女性の愛犬家のみで抽出したら、もっと、りあ～るな結果が出て、パートナーの男性陣、青くなるか、それとも「あ～あ～、そーだろうともっ!」と納得するか・・・。
これって、ちょっと興味深いと思いません?
パートナーのいる女性、男性、それぞれで同じアンケートを取ったら、どんな結果が出るのかな～・・・って。
パートナーのいる女子からは、「どっちを取るって聞かれたら、このコを取るっ!」という声も・・・。
また、自分の愛犬に対する彼氏の接し方を見て「この人と結婚して子どもが生まれたら、同じように世話を丸投げしてくるだろうな」と、きっぱりお別れしたという、オトコマエな女子もいます。
独女ともなれば、おそらく口を揃えて言うでしょう。
「このコを愛せない人とは一緒に暮らせない!」
このへん、性差による違いってあるのかな～。
募る!!男性の愛犬家の皆様、ぜひとも男性側のナマのご意見を!!
とりあえず、「犬への愛」について、推測も交えつつ、男女の違いをカガク的に探ってみました♪
女性の場合
女性の犬に対する愛は、母性的な愛情に近いのではないか、と。
愛犬の食や健康など、ケアに関するセミナーに参加すると、圧倒的に女性が多い。
自分は激安ショップの服でも、ワンコ服は1万超のブランド服っていう、「このコのためならカネにイトメはつけない!!」という女子は少なくありません。
突然の豪雨で、自分は濡れても上着を脱いで、冷えないよう犬をくるんで軒下に突っ走る女子もいる。
母性愛っていうのは、どこか犠牲的愛でもあるんですよね。
「母性」というと語弊があるけれど、以前にも「愛犬と飼い主の間で分泌されるオキシトシン」の記事でも述べたように、オキシトシンは「愛情ホルモン」とか「母性のホルモン」とも呼ばれ、男性でも分泌される・・・。
でも、作用については若干の差があるそうで・・・。
男性の場合
ここで登場するのがパゾプレッシンというホルモン。
パゾプレッシンは、オキシトシンと同様、愛情に関与しつつも、不安やストレス、敵からの防御や攻撃、警戒なども担当して、そうした局面での精神や行動に影響するのだそうな。
オキシトシンが女性で強く作用するのに対して、パゾプレッシンは男性で強く作用するそうで、こちらは「父性のホルモン」と呼ばれるらしい。
ビンボー男子が、カノジョを飢えさせつつ犬には「自分が苦しい思いをしてもコイツらには絶対苦しい思いはさせない!」とかなんか、ひとりプチプチつぶやいてるの、耳にしたことあるけど、まさにパゾプレッシンが言わせたセリフか!
そういえば、愛犬を他所の犬に咬まれた飼い主が、犬でなく相手の飼い主自身に咬みつき返したとか、このテの事件は男性に多いような・・・・。
「守る」在り方、愛情に突き動かされる行動の在り方が、このへん、女性と異なる面があるのかもしれませんね。
まとめ
そんなこんなの「パートナーより愛犬」が示すこと
愛のカタチには、どうも男女差があるようだ・・・、けれども、自分のワンコを愛する気持ちの強さに男女差はない・・・。
犬は自分を愛してくれる飼い主には、呼び声ひとつで駆けてきてくれる(しつけにもよります)。
帰宅すればシッポ振って出迎えてくれる(性格にもよります)。
その愛は、生涯、変わることはありません。
でも人間のパートナーどうしは、一緒の時間が増えるにつれ、どうしたって「なれ合い」が生じるでしょう?「言わなくても分るはず」って。
そこに小さなすれ違いが起きてきて、ややこしくなっちゃうわけだけど(個人的なツッコミはごエンリョいたします。一般論です、あくまで一般論!)、犬はその意味では単純。
愛犬は永遠の子ども、永遠の恋人♡裏切らない絶対の相棒♡
いつでも「大好き♡大好き♡」って、飼い主を慕ってくれる。
言葉ではなく行動で、目で、時にはテレパシーで「大好き♡」って伝えてくれる。
哀しい時には寄り添い、涙をなめてくれる。楽しい時は一緒に楽しんでくれる。
いつも一途な目で見つめてくれる・・・。
そんなワンコが私たちに向けてくれる愛情は、疑心暗鬼をはさまない純粋なもの。
私たちヒトは、常に愛されているって実感、そして変わらぬ愛が欲しいイキモノ(個人差はあります。あるようです)。
ワンコだって同じ。その点で、ヒトと愛犬との利害は完全に一致!
「しちめんどくさい人間のパートナーより愛犬をとる!」「あんたの代わりはいるが、このコの代わりはいない!」って声も、チラホラと・・・。
あんまり極端だと、人類の存続に影響が及ぶから、38パーセントは妥当な結果かな?ということでシメさせていただきまっすm(--)m
