旬のグリンピースを美味しくたべよう
フレッシュなグリンピースが出回る季節になりましたね。色鮮やかなグリーンとほくほくした食感と甘さは、今だけの味。わんちゃんごはんにもこのグリンピースを取り入れて、季節をたっぷり味わいましょう。
豚肉とグリンピース、そして、こちらも今とても美味しい春ごぼうを組み合わせたわんちゃんごはん『豚肉のグリンピースクリーム和え』の作り方をご紹介致します。
それでは、作ってみましょう
材料
(体重8㎏のわんちゃん約1食分のレシピです)
- 豚もも切り落とし…90g
- グリンピース…40g
- ごぼう…15g
- クリームチーズ…小さじ2分の1
- 無糖ヨーグルト…小さじ1
- パセリ…少量
食べさせる量は、年齢、その日の運動量、食事内容、お腹の調子に合わせて加減してください。アレルギーのある食材を与えないよう、ご注意ください。
作り方
1、小鍋にグリンピースと薄切りにしたごぼう、ひたひたの量の水を入れ、蓋をして火にかける。柔らかく煮えて水分が飛んできたら、フォークなどでなめらかにつぶし、ペースト状にする。
2、「1」のペーストに、クリームチーズとヨーグルト、刻んだパセリを混ぜておく。焼いた豚肉にペーストを和えたら出来上がり。
このレシピのポイント
旬のグリンピースとやわらかい春ごぼうを、美味しく味わうわんちゃんごはんです。
わんちゃんにとって豆類は消化しにくいものですが、おなかの調子を整える食材です。それをなめらかなペースト状にして、クリームチーズとヨーグルトに合わせ、クリーミーで食べやすく仕上げました。春ごぼうも合わせることで、香りと美味しい風味が引き立ちます。
わんちゃんにおすすめの食材
わんちゃんの身体に良い、おすすめの食材をご紹介致します。
グリンピース
たんぱく質と炭水化物が主成分です。βカロテン、炭水化物の代謝に必要なビタミンB1も豊富に含みます。胃腸の機能を高める効果もあり、豊富な不溶性食物繊維が便秘解消に働きます。旬のやわらかい採れたてを急速冷凍した「冷凍グリンピース」も、使いやすくおすすめです。
ごぼう
お腹の調子を整える水溶性食物繊維が豊富です。水溶性食物繊維はお腹の善玉菌のえさになり、腸の状態を健康に保ちます。茹でてしまうとその茹で汁に栄養素が逃げてしまうので、汁ごと味わうか蒸し煮して使うのがおすすめです。わんちゃん用には、角切りよりも薄~く斜めにスライスするのがポイント。やわらかく調理してあげてくださいね。
監修食育指導士による補足
グリンピースに含まれる『水溶性食物繊維』とごぼうに含まれる『不溶性食物繊維』の組み合わせは便秘の解消、予防に役立ちます。
幼犬や老犬に与える場合は、食べやすいようごぼうをなるべ細かく切ってあげましょう。夏場はソラマメと豚肉の組み合わせもおすすめです。
豚肉
炭水化物の分解を助けてエネルギーを生み出すビタミンB1を豊富に含みます。その量は、食品の中でもトップクラス。別名「疲労回復ビタミン」と呼ばれるほどです。喉の粘膜など身体の各部を潤し、疲れや夏バテにも効果があります。
まとめ ~旬のグリンピースをわんちゃんごはんに~
ご紹介致しましたわんちゃんごはん『豚肉のグリンピースクリーム和え』いかがでしたでしょうか。
うまみたっぷりの豚の赤身肉に、クリーミーでチーズの風味とコクを加えたグリンピースクリームがよく合います。もちろん、私たち人間が食べてもとっても美味しいですよ。ガリガリ黒胡椒と岩塩をかけて、グリンピースクリームのあまみを味わってくださいね。季節の食材を楽しみましょう!