凶暴!咬む柴犬をクレートから出してリードをつけたい!
大阪府富田林市で保護犬シェルター、犬の問題行動のリハビリトレーニングセンターを運営をするポチパパさん。『殺処分ゼロ』を目指すポチパパさんの『愛の手』は、日々多くの犬達を救っています。
凶暴!人を警戒し、牙を剥く柴犬
秋田県からポチパパさんに迎え入れられた柴犬くん。ご家族が訓練所に預けたところ、家族に対しても牙を剥くようになってしまったといいます。
家族が触れることもできない程に状態が酷くなってしまった柴犬くん、家族全員が咬まれるという事態に陥った結果、『私達家族だけではもうどうしようもない…』そんな悲痛なSOSに応えたのがポチパパさんでした。
激しく威嚇する姿
柴犬くんはクレートの中でも常に人を警戒し、唸り声をあげながら牙を剥き続けます。
そんな姿を前にポチパパさんは、これが『猟犬タイプの柴犬』として自然な姿でもあること、もちろんフレンドリーな柴犬もたくさん存在しますが、犬種が持つ本来の気性はどの柴犬も持ち合わせている可能性があることを説明しています。
クレートから出してリードをつける
まず、ポチパパさんは柴犬くんにリードをつけることに。
スリップリード、リード、ワイヤー、アイスピックも通さない手袋を準備していよいよクレートを開けます。ポチパパさんが動くだけで激しく吠えたて牙を剥く柴犬くん。
『咬まれる可能性が高い』ことをわかっていながらも、ポチパパさんが柴犬くんを恐れる様子はありません。ただ真っ直ぐ、静かにゆっくりと巧くんと向き合います。
クレートから出てこない柴犬くん
スリップリードを付けるためにクレートの出入り口を開放。しかし、柴犬くんはポチパパさんの手を狙うばかりでクレートから一歩も出ようとしません。ポチパパさんは様々な方法でアプローチしますが、柴犬くんは一歩を踏み出せません。
閲覧注意!ポチパパさんの手に噛み付く!
スリップリードを装着するためには、顔の前に手を持っていく必要があり、余計に恐怖を与えてしまうと判断したポチパパさんは、手袋を装着した手を直接クレートの中にいれてリードを装着することに。
ゆっくり手を入れていくポチパパさん。威嚇していた柴犬くんが牙を剥いた瞬間…リードの装着に成功!
新たな人生を歩む『巧くん』
無事にリードが装着された柴犬くん。クレートから出た後は、ポチパパさんに威嚇するようなことはありませんでした。ポチパパさんは、自身の見立てやご家族から聞いた性格や傾向を参考に、様々な方法でアプローチしていくことを説明。
そして新たな人生を歩むためにも、『巧(たくみ)くん』という名前をプレゼントすることを報告しました。巧くんは、ポチパパさんの『愛の手』によって新たな明るい人生へと歩みだすことができるのでしょうか。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:ポチパパ ちゃんねる【保護犬達の楽園】
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