ギネスに認定された犬8選!世界一大きい犬や世界最小の犬など

ギネスに認定された犬8選!世界一大きい犬や世界最小の犬など

毎年のように世界中のどこかで、犬にまつわる「ギネス世界一記録」が認定されています。未だ記録保持している「世界一長生きした犬」や、生存中の「世界一小さな犬」、国内でギネス記録に認定されたスーパーヒーロ―犬など、『世界一○○な犬』をご紹介します。

1.ギネスに認定された世界一大きな犬「ゼウス」

勇ましいグレートデン

2011年10月ギネスに登録された犬は、米・ミシガン州のグレードデン、名前は「ゼウス」といいます。

体高111.8cm、立ち上がった時の高さは223cmという驚くべき大きさを誇る犬です。ゼウスが食べる餌の量は、2週間で30ポンド(約13.6kg)だったとか。

とても大きな身体をしていましたが、人間や動物にとても優しく、非常におっとりとした性格だったため、病院を訪問するセラピードッグとして活躍したそうです。ゼウスは2014年9月、5歳で亡くなりました。

2.世界一背が高い犬「ジャイアントジョージ」

2010年2月「世界一背の高い犬」としてギネスに認定された犬は、米・アリゾナ州のグレードデンで、その名も「ジャイアントジョージ」。

体高109cm、鼻先から尻尾までの長さ221cmで、立ち上がった時の姿が馬のようだと話題に。ジョージはヨーグルトやチキンにドッグフードを混ぜた餌を、月に110ポンド(約49.89kg)も食べていたといいます。

オーナーのデヴィッドさんは、いくつものトークショーに出演したり、著書『Giant George:Life with the World's Biggest Dog』を出版。世界中の人々に愛されたジョージは、2013年10月、8歳の誕生日を迎える直前に家族に看取られながら息を引きとりました。

3.生存中の世界で最も背の高い犬「フレディ」

お座りするグレートデン

英・エセックス州リーオンシー在住のグレードデン「フレディ」が、2016年12月「生存中の世界一背の高い犬」(当時4歳)としてギネス記録に認定。

公式記録によると、フレディの体高は103cm、立ち上がると228cmという驚くべき背の高さを誇ります。

オーナーのクレアさんのインタビューによると、一緒に生まれた兄弟の中でフレディは一番小さかったといいます。その後グングン成長し、子犬の頃に26脚のソファーを切り裂いたとのエピソードがあります。

4.ギネス認定された生存中の世界最小の犬「ミリー」

ピンク色のカップに入るチワワ

世界最小の犬は、プエルトリコ・ドラド在住のチワワで、名前は「ミリー」といいます。体高9.65cm体重450gで2013年2月21日ギネスブックに認定されました。

ミリーが誕生したとき、体重は28gでティースプーンに収まるほどの小ささだったとか。

ミリーは、その後もう一つのギネスにも認定されています。2018年に「世界で最も複製された犬」として、ギネス記録に2度認定された奇跡の犬として知られています。

韓国の『スアム生命工学研究院』が、ミリーの遺伝子情報を含む細胞を別の犬の卵細胞に注入し、代理母の子宮に着床させるクローン技術を2018年8月に実施。

当初では10匹の予定が大幅に増えて49匹になり、このうち12匹がミリーのオーナーに引き取られています。

5.世界一小さな介助犬「カップケーキ」

人間の掌に乗るチワワ

介助犬になる犬種は、ラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーなど大型犬がほとんどですが、トイプドールをはじめとした小型犬も多く活躍しています。

ここで、世界一小さい介助犬をご紹介しましょう。
2012年9月にギネスに認定された「世界一小さい介助犬」は、体長15.87cmの雌のチワワ「カップケーキ」です。とても可愛らしい名前ですね。

カップケーキのオーナーであるアンジェラさんは、息子を出産した後、夫のVDV被害に遭い波乱万丈な人生を歩んできました。幾多もの試練を乗り越えて今こうして元気でいられるのは、カップケーキのおかげだと語っています。

小さなカップケーキは多くの人々を救います。まるで海のように広い心の持ち主ですね。

6.世界一長生きした犬「ブルーイ」

横向きのオーストラリア・キャトル・ドッグ

世界一長寿の犬としてギネス世界記録を保持しているのは、オーストラリア・ビクトリア州ロチェスター生まれのオーストラリア・キャトル・ドッグ。名前は「ブルーイ」といいます。

1939年11月14日に亡くなったブルーイの年齢は29歳5ヶ月で犬の長寿世界一を誇ります。1910年に子犬の頃からオーナーの元で飼われ、亡くなるまで牧羊犬として働きました。

大型犬の平均寿命は8~15歳ですが、20年以上生存していた犬として貴重な記録を保持しています。

7.ギネス非公認になった「マギー」

その後、ブルーイの世界長寿記録を更新したのが、オーストラリア・ケルビーの「マギー」。

2016年4月17日、オーストラリア・ビクトリア州の自宅で家族に看取られながら30歳の生涯を閉じました。

オーナーのマクラーレンさんのインタビューによると、マギーが30歳であることを証明する書類がないため、残念ながらギネス非公認とされています。

8.ギネス認定されたスケボー犬?!「大ちゃん」

スケボーに乗るブルドッグ

日本でもギネスに認定された数多くの犬がいます。2017年『24時間テレビ 愛は地球を救う』で、オードリー・春日俊彰さんと一緒にギネス世界記録にチャレンジした「大ちゃん」をご紹介します。

神奈川県・茅ヶ崎市在住のスケボーに乗ったブルドッグ「大ちゃん」は、32人の人間の股くぐりに見事成功!ギネス世界記録を更新。さらに2017年10月に放送された『行列のできる法律相談所』では、33人に記録を更新しました。

大ちゃんは子犬の頃から運動が大好きで、近所の子どもたちが遊んでいたスケボーに興味を持ち、1歳でスケボーをはじめたそうです。

その後、ドッグトレーナーさんに指導を受け、上手にスケボーを乗りこなす姿がYouTubeに投稿され一躍脚光を浴びました。NTN(株)のCM出演を果たすなどして名を馳せています。

まとめ

world recordの文字

いかがでしたか?ギネス世界記録には、毎年のように「○○世界一」として認定される犬がいます。その中でもほんの一部をご紹介しました。

日本では、30秒間で129回ダブルダッチスタイルスキップを成功させて2016年にギネス記録を達成した「DIANA」ちゃんや、1分間にボールを前脚で14回キャッチに成功させて2015年ギネスに認定された「プリン」ちゃんも、スーパーヒーロー犬として活躍しています。

改めて犬の優れた才能や身体能力には驚かされます。みなさんの愛犬も、ギネスに認定されるほど特殊な才能を持っているかもしれませんね。

※画像はすべてイメージです。

【参考書籍】

ギネス世界記録2018
ギネス世界記録2019

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